初めまして!システム開発グループの迫田です。
この時期になると、新卒で入社したばかりの頃のことをよく思い出します。
毎朝、スーツ着て、ぎこちなく車を運転して、
遅刻したらやばいって思いながら20分も30分も早く出勤して。
社会人1年目って、ほんとに毎日不安で、あのときの緊張感、ドキドキ感って
今思えばちょっと懐かしい…。
最初の3か月間はとにかく研修漬けで、電話対応とか、名刺交換の仕方とか、
初歩的なことばかりだったけど…一番、大変だったのは、初対面の人との関係性づくりで。
何十人も同期がいて、顔と名前が一致しないし、人見知りが発動するしで、本当に大変でした。
「めずらしい」ってよく言われるのは、自衛隊での研修。
ちょうど、靭帯の手術後だったから、「やらなくて、ラッキー」とか思った記憶が…(笑)
研修終わって現場に配属されて、各部署の部長を見たときは不安しかなかったな~。
(部長たちのオーラが怖すぎた)
でも、一番優しそうな部長の部署にいけて、
「ようきた!ようきた!」って言ってもらえた時は、本当に安心しました。
実際に作業をやってみると、うまくいかないことも多くて、
会話は専門用語ばりばりだし、作業は感覚的なことも多くて、
ただ、「はい!はい!」って言われたことばかりやっていて…
今思えば、本当にロボットみたいだったな…。
でも、ある上司が
「間違っててもいいから、自分なりにこうって意見を考えてみて!毎回、聞くから!」
って言ってくれて、毎回考えや思ってることを聞いてくれて、
そこから自分の価値観や動き方が変わりました。
やってみたいことができて、IT業界目指して転職して、今の会社に来て、業種や環境が変わったけど、
どんな環境でも「自分なりに考えてみる」ってことが、めちゃくちゃ重要で。
その時の言葉と考えを聞いてくれる上司がいて、今の自分があるんだな…って思います。
最近思うのは、社会人って年数を重ねるにつれて「素直になる」ってことが、
相手からの印象やプライドの影響でできなくなってくると思う。
わかんないことは「わからない」、自分の思ったことは「こう思う」…
新卒の頃って、感情がすごく素直だった気がする。
たまにはそんな自分を思い出して、素直な感情を出してみるのも悪くないな、って思います。