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香港で出会った!歴25年のバイヤーが息を飲んだ宝石とは?_海外ジュエリー買付け紀行.Vol.3

「こんなブルー見たことない・・」歴25年のバイヤーが息を飲んだルース

自然の生み出したままの多色性、それらが混ざり合うニュアンスを楽しむことができる「非加熱」タンザナイト・・。

実はこのタンザナイトとの出会いは、ツーソンではありませんでした。出会ったのは香港ジュエリーショー。香港は毎年3回ほど大きな展示会を開催するくらい、宝石の街でもあるんです。そんな香港のジェムショーでバイヤーが惚れ込んだのがこの非加熱タンザナイト。そもそもタンザナイトは加熱処理をされているものがほとんどで、加熱によって美しいブルーが生まれる代わりに、そのほかの色は消えてしまいます。でもRoyal Touch社のタンザナイトは違いました。サファイアのようなブルーとは全く違う、まさにタンザニアの夜空のような、様々な色彩が混ざり合うブルー。歴25年のバイヤーが思わずこぼした「こんな青いタンザナイト見たことない・・」という一言を皮切りに、私たちは食い入るようにこの宝石に釘付けになりました。



香港だけでなくツーソンでも・・同じ宝石を違う展示会で買い付ける理由とは?

香港で出会ったタンザナイトですが、何度かRoyal Touch社のビベックさんから買い付けているうちに、彼らがツーソンにも出展していることを聞きました。「ツーソンにならもっとたくさんのコレクションを持っていくよ」というので「どうしてか?」と尋ねると、「香港よりもツーソンのほうがお客の層が厚いのさ」と。やはりツーソンのほうが宝石商やバイヤーだけでなく、コレクターや鉱山主も多く来るため、宝石をこよなく愛しているコア層にも見せるためのルースを、毎回持っていくのだそう。どんなルースを見ることが出来るんだろう・・そんな好奇心と期待を胸に、わたし達はツーソンのブースに行くことを約束しました。




今までに見たことのないカットがズラリ!ツーソンのために研磨したルースたち

10月の香港から4か月程が経ち、わたし達は会場を変え、もう一度タンザナイトのブースをたずねました。「ビズーです」と名前を伝えると、待っていたよ!とブース内へ。ビベックさんが出してくれたチョコとコーヒーに手を伸ばしながら待っていると、ブースの奥から沢山のボックスを持ってきてくれました。「こんなに!?」と数の多さにびっくりしていると、「この日のために沢山カットして持ってきたよ!」とビベックさん。この会社は自社で職人を抱え、フォーム決めから、カット、磨き、全ての工程を熟練の職人が行っています。わたし達が楽しみにしていると言ったからでしょうか?今回のコレクションはクッション、ペアシェイプ、マーキスなど、タンザナイトではあまり見られない珍しいカットが施されたルースが沢山ありました。色が抜けない場所で、フォームを決め、何度も何度も研磨する気の遠くなるような作業。色の乗り具合、透明度の高さ、こんなに高いクオリティカッティングのタンザナイトに、心を奪われてしまいました。



タンザナイトの青に染まったRoyal Touch社のブース。しかし、非加熱のルースはその中のほんの一握りしかありませんでした。

今ではダイヤモンドよりも稀少になると言われているその美しさを、ぜひご覧いただければと思います!


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