【業務委託×ビジネス職】グローバルキャリアを持つ営業のプロがDP社へ!「ビジョンを売る」営業と10年後の未来とは
こんにちは!Digital Platformer株式会社(以下「DP社」)です。
今回は、業務委託として事業開発・営業を担当する森田 大樹さんへのインタビューをお届けします。
新卒で外資系ソフトウェア会社の営業として働いた後、海外のスタートアップやブロックチェーン企業など複数の会社を経験した森田さん。DP社には2025年6月に参画し、ビジネスグループのメンバーとしてプロダクトの開発・営業を担っています。
DP社の営業では「“モノを売る”のではなく“ビジョンを売る”」と語る森田さんに、DP社への参画を決めた理由や現在の業務、DP社ならではの面白さなどを聞きました。ぜひご覧ください!
ビジネスグループ 森田 大樹
大手外資系ソフトウェア企業で金融機関向け営業を経験後、オランダに移住し銀行向けソフトウェア開発企業の日本市場向け事業立ち上げを推進。2023年からはベルギー発ブロックチェーンスタートアップのアジア太平洋事業責任者を務める。現在はDPにて金融機関向け営業として事業成長を牽引。
金融×グローバルの豊富な営業経験を積み、“新たなチャレンジ”を求めてDP社へ
――森田さん、本日はよろしくお願いします!まずは、経歴を簡単に教えてください。
森田:新卒で外資系ソフトウェア会社に入社し、大手金融機関向けの営業を5年間担当しました。退職後、2019年にオランダに移住。銀行向けのソフトウェアを展開しているFinTech系スタートアップに入社して、日本法人の設立に携わりました。
2023年にベルギーのブロックチェーン企業に転職し、日本を含むアジア地域の事業責任者として市場の開拓に注力。その後、2025年の6月からDP社に業務委託で参画しています。
――金融領域でのグローバルな経験が豊富なのですね。DP社のことはどのように知ったのですか?
森田:前職で働いていた際に、ブロックチェーンやWeb3で金融イノベーションを推進していくことを目的としたコミュニティに携わっていて、松田CEOもその中のメンバーだったんです。共通の知り合いがいたこともあり、その人を介して食事や情報交換をするようになりました。
――DP社に参画した経緯・理由を教えてください。
森田:あるとき、松田CEOに「新しいチャレンジをしようと思っている」と相談したところ、「じゃあ来週すぐに話そう」とオフィスに呼んでもらえたんです。話をする中で「ぜひ手伝ってほしい」と声をかけてもらいました。
私はそれまで「すでに出来上がったプロダクトをどのように戦略立てて売っていくか」という仕事をしてきましたが、その一つ前の段階、プロダクトづくりから携わってみたいと考えるようになって。「どのような顧客の、どのようなニーズに応えてプロダクトを提供していくのか」「現時点で不足している部分は自社で開発するのか、外部のソリューションを活用するのか」といったプロダクトのパッケージングから関わっていきたいと。
DP社はまさに今、自社プロダクトの開発に注力しているフェーズであり、そこに携われる点に魅力を感じて参画を決めました。正社員のオファーも受けていますが、まずは業務委託の形式で働きながら、「自分がどれだけのパフォーマンスを発揮できるか」「会社に貢献できるのか」を見極めているところです。
正解のない市場で挑む、“ビジョンを売る”営業
――続いて、現在の業務内容について伺います。森田さんはどのような役割・業務を担当していますか?
森田:事業開発と営業を担当しています。ステーブルコインや分散型IDなどの技術を金融機関や自治体に提案し、“新規案件の創出”と“売上の確保”を図るのが主なミッションです。
まず顧客との接点をつくる。そして、顧客のニーズに対して我々のプロダクトがどう価値を発揮できるかを提案する。商談で聞いたリアルな顧客の声を開発チームに伝え、プロダクトの改善・向上につなげています。
日々の業務は流動的ですが、だいたい社内のミーティングが1日に2~3回あるほか、外部パートナーとの打ち合わせや顧客訪問などを行っています。
――森田さんが所属するビジネスグループの体制について教えてください。
森田:現在のコアメンバーは4名です。正社員と業務委託に加え、パートナーである北國銀行から出向しているメンバーもいますよ。
それぞれ役割分担はあるものの、はっきりとした線引きはしていません。組織が拡大するにつれて明確化が必要になるかもしれませんが、今のところ全員が幅広く業務をカバーし、互いに連携しながら活動しています。
――DP社の営業活動の特徴は、どのような点にあると思いますか?
森田:「モノを売る」のではなく「ビジョンを売る」スタイルが特徴的だと思います。
DP社が提供しているプロダクトは、導入してすぐに顧客の売上が増えるものではありません。「5年後、10年後にこうした世界が来ますよ」といったビジョンを伝える。その上で、「だからこそこのような取り組みが必要ではないですか」「今の段階でこれに取り組んでおくと、こんな未来が描けますよ」と提案していく。費用対効果が見えにくい中で、未来に向けた投資として価値を感じていただけるよう、「ビジョンを売る」営業をしています。
――ビジョンを売り、未来に投資してもらう。高い営業スキルが求められそうですね。
森田:今はまだ、つくって間もないプロダクトを市場に投入し始めた段階です。「どう売っていくか」の正解やルールブックはないので、自分たちで開拓していかなければなりません。
DP社は北國銀行と共同でデジタル地域通貨の「トチツーカ」(※)を開発し、すでに石川県内の加盟店で使われています。このプロダクトを他の自治体や金融機関に広げようとしていますが、現状ではステーブルコインを扱っている国内の金融機関はほとんどありません。先行事例がない中で顧客と二人三脚で新しいプロダクトやビジネスをつくっていくのは、非常に大きなチャレンジです。
地道に商談を重ね、顧客からの信頼を積み上げていく。とにかく数を打つローラー作戦は使えず、一つひとつの案件に時間と労力をかけて進めていく必要があります。金融関係の法令との兼ね合いもありますし、頭を使うことが多いですね。営業の難易度は高いですが、そのぶんスキルを磨いてどんどん成長できる環境ですよ。
※トチツーカ…北國銀行とDP社が共同開発したデジタル地域通貨アプリ。銀行口座からチャージできる預金型ステーブルコイン「トチカ」と、自治体から付与されるポイント「トチポ」を使用することで、石川県内のトチツーカ加盟店にてキャッシュレス決済を行うことができる
――森田さんは複数の企業での営業経験がありますが、「DP社における営業の面白さ」は何だと思いますか?
森田:一番は「前向きな話ができること」ですね。
私たちの提案は、相手にとって「今すぐに取り組まなければ困ること」ではありません。たとえば銀行の場合、「フィッシング対策」や「マネーロンダリング防止」は直ちに取り組むべき喫緊の課題です。一方で私たちが行うのは、今後の成長やイノベーションといった「未来に向けた投資」の提案です。こうした前向きなテーマで、顧客やパートナー企業と深い議論ができるのは、純粋に楽しいですね。
また、自社の形がまだ決まりきっていない段階での提案になるため、先ほど言ったように「モノを売る」以前に「ビジョンを売る」ことが求められます。会社のビジョンに加えて、私個人の言葉が顧客の行動を後押しする場合もある。こうした点も大きなやりがいだと感じています。
――ちなみに、商談には松田CEOが同席する機会もあるのでしょうか?
森田:よくあります!こちらから依頼する場合もありますが、松田CEOが自ら同行してくれる場合も多く、ありがたいですね。
松田CEOは非常にフットワークが軽くて。人を紹介してくれたり、逆に私から松田CEOに知人を紹介したりと、日々の業務においても関わる機会が多いです。「このケースは松田CEOの力を借りたい」と思って頼むと快く引き受けてくれますし、営業する上でとても心強く感じています。
ほかにはない“ステーブルコイン×分散型ID”がDP社の面白さ
――ここまで営業についてお聞きしましたが、DP社の組織全体についてもお聞かせください!さまざまな企業で働いてきた森田さんから見て、「DP社ならではの特徴」はありますか?
森田:まず、資本の一部に北國銀行や東海東京フィナンシャル・ホールディングスといった大手金融機関[4] が入っている点が大きな特徴ですね。単に「つくって売る」という業務上の関係だけではなく、資本関係上もパートナーシップを構築している。これ自体が非常にユニークですし、「ベンダー」と「顧客」の関係を超えて相手の課題や考えを吸い上げられるのは、金融領域で事業を展開する上での大きなアドバンテージだと思います。
――技術やプロダクトについてはいかがですか?
森田:「ステーブルコイン」と「分散型ID」の組み合わせは非常に面白いですよね。この両方を持っている国内の企業は、おそらく他にありません。
また、ブロックチェーンを扱う会社は数多くありますが、「ブロックチェーン技術を使って新しいビジネスや価値を生み出せる会社」は、かなり稀有な存在ではないでしょうか。
――文化や風土についてもお聞かせください。森田さんは業務委託メンバーですが、正社員との間に壁を感じることはないですか?
森田:まったくないですね。誰が正社員で誰が業務委託か、ちゃんと把握できていないくらいです(笑)。お互いをリスペクトしながら、それぞれが自分たちのやりたいことを追求できる環境があります。コミュニケーションがとても活発ですし、ヒエラルキーのようなものを感じる場面もない。誰でもプレッシャーなく発言できる雰囲気ですよ。
もちろん、スタートアップ特有の課題もあります。ルールが決まっていなかったり、ドキュメントが不十分だったり。とはいえ、直接コミュニケーションを取って解決する文化が根付いているので、特に問題は感じていません。
――チームや職種を横断して意見交換する機会もあるとか。
森田:はい。たとえば“ある特定のテーマ”について、「未来に向けてDP社が何に・どのように取り組むべきか」をディスカッションする場があります。最初はブレインストーミングから始まり、徐々に「目指すべき姿」や「具体的なアクション」といった踏み込んだ議論に発展してきました。社内の有志メンバーに加え、外部の有識者も参加して、具体的なユースケースを挙げながら毎週のように議論しています。
DP社はまだ社員数が少ないこともあり、全社でどのような取り組みを行っているのかがよく見えます。透明性が高いぶん、自分に何ができるか、どのように貢献できるかも見えやすいですね。隣のチームで面白いプロジェクトが進んでいたら手を挙げてミーティングに参加させてもらったり、自分の知人でマッチしそうな人をつなげたり。主体的に仕事を進めたい人にはとてもフィットする環境だと思いますよ。
幅広いネットワークとビジネスマインドで、DP社の価値を高めていく
――森田さんは、金融やブロックチェーンの領域でグローバルな経験・知見を積んでこられました。DP社の今後について、どのような展望を描いていますか?
森田:DP社が目指すのは、ブロックチェーン技術を活用して社会インフラを変革し、新たな経済圏を創出することです。5年後、10年後の社会変化を先取りしてイメージを立てて、それを実装できるように今から事業をつくっている点がエキサイティングだと思います。
一方で、特にステーブルコインに関しては地理的な課題が大きいと感じています。日本は技術的には優れていますが、世界的に見ても暗号資産関連の規制が特に厳しい国です。DP社が目指す世界を実現するためには、行政や大手銀行を巻き込みながら、ステーブルコインを使った取引を増やしていく必要があります。
規制する側がどう考えているか、どのようなプレーヤーがいるか――こうしたことを探るためにも、ネットワークを広げて幅広い関係性を築いていこうと、松田CEOとも日々話をしています。業界全体を盛り上げながら、DP社の価値を届けていきたいですね。
――営業を担当する森田さんから見て、これからのDP社に必要なのはどのような人材ですか?
森田:どちらかと言うと肉食系というか、積極的に外に出て活動できる人ですね。待ちの姿勢ではなく、主体的に動ける人がマッチすると思います。金融知識は必須ではありませんが、地方銀行や信用金庫向けのIT商材の営業経験がある場合は、即戦力になれるのではないでしょうか。
また、「案件を創出して売り上げを上げる」マインドを強く持った人も、今後のDP社には必要だと考えています。DP社の取り組みは社会的に新しいこともあり、初期フェーズではPoCや先進研究に近い形で事業を進めてきた側面がありました。しかし今では、日本初の預金型ステーブルコイン「トチカ」をはじめ、独自のプロダクトを実装して世の中に価値を提供しています。
社会に貢献しながら、ビジネスとしての成果も追求していく。そういうフェーズに入っていると、少なくとも私は考えています。ぜひ一緒に、「稼ぐ」マインドやカルチャーを広げてくれる人が増えたら嬉しいですね。
――森田さんは日本語と英語のバイリンガルですが、グローバル人材のDP社への参画についてはどう考えていますか?
森田:個人的にはウェルカムです。DP社はすでに海外企業と業務提携していますし、今後も国際的な展開を視野に入れています。グローバル人材が社内に増えてくれると心強いです。社内の公用語は日本語ですが、外国籍のメンバーが入社したときには、ケースバイケースで柔軟にサポートしていけたら。
――最後に、この記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。
森田:DP社は日本初の預金型ステーブルコインを開発・実装するなど、前例のないチャレンジをしている企業です。営業する商材の難易度は高いですが、そのぶん営業パーソンとして大きく成長できますし、DP社で培った経験は今後のキャリアにおいて大きな資産になると思います。
DP社は松田CEOをはじめ、メンバーのみんなが常にオープンです。まずはオフィスに遊びに来て、一度話を聞いてみることをおすすめします。「合う・合わない」は一人で考えていてもわかりませんし、一歩を踏み出すことが大事ですから。
――森田さん、本日はありがとうございました!
今回は、グローバルな営業経験を経てDP社に参画した森田さんへのインタビューを通して、DP社ならではの“魅力”や“営業の面白さ”について紹介しました。
この記事を読んで、少しでもDP社について知っていただけたら嬉しいです。
当社では、次の時代をつくるビジョンに共感し、一緒に挑戦してくれる仲間を募集中です。
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企画・編集:株式会社スリーシェイク 文:中道侑希 編集協力・撮影:三谷恵里佳