私たちは、ITコンサルティングからシステム開発・運用・保守まで、お客様のニーズに合わせた運用をご提案するIT企業です。高い従業員定着率に裏打ちされる働きやすい環境が特徴であり、エンジニアファーストを実現すべく、一人ひとりに寄り添ったサポートを大切にしています。
今回は、未経験で入社したエンジニアの吉留さんに、営業担当の加賀谷がインタビュー。入社の決め手やSESならではの魅力、今後にかける想いについて伺いました!
【プロフィール】
吉留 和希:2025年4月に入社。大学卒業後はアルバイトやライター業を経験する傍ら、IT資格の学習に取り組み、IT業界を志す。入社前にネットワーク関連資格CCNAに合格し、現在はその知識を活かしてネットワーク業務に従事している。
入社の決め手は、“人”の魅力と信頼感
――吉留さんは鹿児島で過ごしていて、当社への入社を機に東京に来たんですよね。そもそもなぜIT業界を目指したのでしょうか?
大学卒業後はアルバイトやライターの仕事をしていました。そのなかで、鹿児島でもITデバイスが仕事に根付いている様子を目にし、「地方にも浸透しているのは面白い」と感じたんです。それをきっかけにITパスポートの勉強を始め、エンジニアを志しました。
就職活動では求人サイトを利用しており、スカウト機能を通じて加賀谷さんから声をかけてもらいました。自己PRは本来500文字ほどで良かったのですが、実は私は3,000文字ほど書いていたんです(笑)。加賀谷さんがそれをすべて読んでくれたと聞いて、とても嬉しかったですし、「ぜひこの人に会ってみたい」と思いました。
――吉留さんの自己PR文をしっかり読んだうえで、純粋に「面白いな」と感じましたね。文章構成力やPR力の高さも伝わってきて、ぜひ会いたいと思ったんです。
一次面談では加賀谷さんと、二次面談では社長とお話ししましたが、とても話しやすい雰囲気でした。でも、決して適当ではなく、皆さん思いやりを持って接してくださり、しっかり自分と向き合ってくれたことが印象的でした。自分の過去も一度受け止めたうえで、methodbankでどう活躍できるかを一緒に考えてもらえたんです。
「信頼できる会社、信頼できる人たちだ」と思えたこと。そして、そのような“人”の魅力こそが、入社を決めた大きな理由でした。
SESという選択も、軸を持てばキャリアの強みに
――私も実際に吉留さんと会ってみて、信念やビジョンを感じました。また、人柄の面でも惹かれて、採用に至ったんです。入社までのフォローについてはどうでしたか?
出向先の面談が控えていたので、その練習を何度かしてもらいました。また、入社にあたって必要な準備や心構えについてもアドバイスをいただきました。特に「どの資格を取ると良いか」や「先輩たちはどんな勉強をしてきたのか」といった具体的な話が参考になりましたね。
実際にCCNA(ネットワーク関連の資格)を取得できたのも、そのアドバイスがあったからです。もし資格を取っていなかったら、今の仕事は何もできなかったと思います。とにかく1か月半ほど気合で勉強して(笑)、無事に合格しました。
――普通に勉強しても3か月ほどはかかる資格なので、かなり頑張ったのではないでしょうか。SESという働き方に対しては、どんな印象を持っていましたか?
正直、最初はあまり良いイメージはありませんでした。でも、当社の場合は「働き方」よりも「人」に惹かれて入社を決めました。その結果、実際に入社してからSESに対するイメージは大きく変わりましたね。会社によりますし、しっかりと軸を持って選べば、SESだからといって不安に思う必要はないと感じています。
実際に、出向先の方々も素敵な方ばかりですし、本社に戻っても同じように魅力的な人がたくさんいる。2つの環境で良い人たちに恵まれているのは、とても貴重で居心地の良さを感じます。
積み重ねられた信頼を受け継ぎながら、感謝とともに働く
――現在携わっているプロジェクトの概要を教えてください。
マンション向けに通信管理を行う企業に常駐し、通信品質の維持や、保守対応だけでは解決できなかったケースへの追加対応などを行う運用部門の業務を担当しています。現在、当社から運用部門に入っているのは私だけですが、同じプロジェクト内の別チームには先輩社員も複数名在籍しています。
――同プロジェクトの運用部門は、methodbankとして新規開拓のチームです。コミュニケーション能力の高さも含め、吉留さんなら任せられると思って配属しました。今は見事に安定稼働してくれていますね。
自分がやるべきことをやるしかないと思っていたので、特にプレッシャーはありませんでした。配属後はOJT担当の方が2名付いてくださり、最初は丁寧に仕事を教えていただきました。そのなかで業務の進め方や社会人としての基礎を学んでいきました。
現在は、自分なりに方針を立てて相談しながら業務を進めています。技術的な知識は、通勤中に技術書を読んだり、帰宅後に学習したりして補っています。最近では、以前よりも積極的に踏み込んで意見を伝えられるようになり、自分の成長を実感しています。
――やりがいを感じるのは、どんなときですか?
ルーターを自分のPCにつないでコマンドを打ち込み、動作を検証して手順書にまとめていく過程に面白さを感じています。また、技術的な事とは別にマネジメント分野にも大きい関心を持っていて、自分の持っている「聞く力」や「観察力」という強みを活かすことが、より部門にも自分の経験としても良い結果に結びつくと考えています。試行錯誤の連続ですが、今はそのプロセスに大きなやりがいを感じます。部門内で唯一の外部メンバーという立場を逆に強みに変え、挑戦していきたいと思っています。
――お客様からも高い評価をいただいていますね。
ありがたいことに、仕事を任せてもらえたり、声をかけてもらえたりする機会が増え、信頼を寄せてもらえている実感があります。ただ、それもすべて先輩方が築いてきた信頼関係のおかげであり、自分はその流れを受け継いでいる立場だと強く感じています。常に感謝の気持ちを持ちながら仕事に取り組むようにしています。
技術力を土台に、マネジメント力も磨いていきたい
――当社のメンバーからも「よくやっている」と言われている吉留さんですが、入社後のサポートで嬉しかったことはありますか?
部門は違いますが、頼りになる先輩が目をかけてくれています。帰りの電車で一緒になると、たくさん話をしてくれて、とても嬉しいですね。私は自分から会話の中に入っていくタイプで、自らきっかけを作って関係を構築することが多いのですが、みなさん優しく接してくれます。
また、入社後は社長や加賀谷さんが定期的に面談をしてくれましたし、メールでも何かあれば相談できる環境です。自社に出社しない分、一つひとつの言葉がけが安心感につながり、とても助かっています。
methodbankの魅力は、やはり「人」にあると感じます。離職率が低い理由もそこにあると思います。一人ひとりにしっかり向き合い、条件や状況を加味してアサインやサポートをしてくれる体制があるからこそ、安心して働けるのだと実感しています。
――今後の目標を教えてください。
出向先の業務をさらに幅広く担当できるよう、技術力や積極性を高め、自分から仕事を取りにいけるようになりたいですね。
また、マネジメントについても学んでいきたいと考えています。IT業界では、技術力をしっかり身に付けたうえでこそ、マネジメントポジションでも活躍できると思っています。まずは技術力の基盤を築き、そのうえで人との接し方の理論を学び、部門に落とし込みながら実践していく――学びと実践の繰り返しが必要だと考えています。その積み重ねが将来につながるよう、着実に取り組んでいきたいです。
――吉留さんは、すでにそのような素養を持っているのではないかと思います。最後に、未経験からエンジニアに挑戦したいと考えている方へメッセージをいただけますか?
どんなにすごい人でも、最初は未経験です。でも、未経験だからといってためらう必要はありません。私は、何歳からでも「始めたもの勝ち」だと思っています。私自身も大学卒業後にブランクがありましたが、スタートが遅れても、自分次第で十分カバーできると実感しています。
やりたいと思ったことがあれば一度やってみる。もしうまくいかなければ、別の方向に進めばいい。まずは「とりあえずやってみる」という気持ちを持つことが大切だと思います。私自身も、methodbankで新たな挑戦に踏み出してみて、本当に良かったと思っています!