What we do
私たちは、100年続く梅干しづくりだけでなく、廃れていく伝統食材に新しい使い道をつくっています。いわゆる概念土木事業です。
例えば、梅にはその有効成分を抽出加工し競走馬の飼料や不妊治療剤の原料という使い道を、紫蘇には色素を活用したキャラ弁当用の混ぜご飯のもとという使い道を、八升豆にはその主成分ドーパミンの前駆体レポドパに着目しパーキンソン病や鬱病の補助食品という使い道をつくりました。概念土木事業、面白いでしょ?
もちろん、伝統そのもの、梅干しもたくさん作って全国で販売しています。特に、東海地方や北海道で。だから、それはそれでわかりやすく盤石です。
▍自社開発事業
・梅干し事業
・競走馬、家畜、家禽、魚類養殖用飼料事業
・不妊治療剤事業
・八升豆(ムクナ豆)事業
・紫蘇事業
・金柑事業
・生姜事業
・食品OEM事業
主は、梅干し事業、飼料事業、治療剤事業、八升豆事業、OEM事業です。
5本柱で、経営が安定しています。
Why we do
未来に残したい梅畑(自社農園)にて
2月には梅の香りでいっぱいに。未来に残したい景色です。(自社の梅園)
長い歴史から見れば、ほんの一瞬の需要の減少で、先祖代々作り上げてきた穏やかな里山やのどかな段々畑が放棄され、この美しい風景が壊れていくことが、心から辛いんです。だからします。
また食料自給率を高めることで、激動の世界から、この日本の落ち着いた社会の継続と安定に貢献したいからです。
だから、私たちは、伝統的な食材に新しい使い道をつくり、需要を掘り起こし、いつの時代にも役立てるものにしたいんです。その食材がこれからもここで作り続けてもらえるように。
でも、実は、
ただただ楽しいからでもあります。気にも留めてもらえなくなった廃れゆく食材が、意外な形で、目の前に現れて、みんなが驚くことが、喜ぶことが、心の底から楽しいんです。だからします。
How we do
みなべ町の本社には工場があります。ココから新しい価値を生み出します。
科学的根拠にこだわり、大学と協働で研究をおこなっています。
↓こんな風にやってます。
・食材を細胞や分子まで研究しています。県立医科大学や公の専門機関と共に。
・土を耕し種を蒔いています。広い自社農園で水と光と技術で栽培しています。
・働くみんなの気持ちと事業の在り方をよくすり合わせています。
・競争は苦手だから、ついつい独自路線を進んでいます。
・ファンやお客様を大切に、よく交流しています。
・もったいないことはしたくないんです、だからいつも普通に持続可能(SDGs)です。
・安全性とユーモアは両立します、科学的根拠と遊び心も両立します。
・固定費と粗利をみんなで確認、だから安心。わくわく仮説どきどき検証(PDCA)しています。
・生産性を大切に、自由に働いています。
・真面目で陽気な職場です。なにかと、いろいろ、明朗闊達です。
■共に働くメンバーについて■
全社で47名、今回配属される事業部は10名ほどの組織です。
人の役に立つことを考えて行動できる、頼れるメンバーばかりです。そして、この規模だからこそ「自分の仕事が会社全体を動かしている」という実感を持ちながら働けます。
■根付いている社風■
仕事も含めて「生活全部が自然体」という価値観を大切にしています。
生活すべてを尊重する文化が根付いていて、子育て中のスタッフが子連れ出勤したり、夏休みには子供たちが会社で遊んだりする光景も日常的。
また、コロナ禍前からリモートワークも導入し、個人の生活を大切にしながら生産性を最大化できる働き方を実現しています。