役場職員ってどんな仕事をしているの?
今回は今年度政策推進課に異動してきた國分凌さんにお話を伺いました!
<プロフィール>
國分 凌(Ryo Kokubun)
苫小牧市出身。令和2年に安平町役場に入庁し、税務住民課を経て昨年4月より政策推進課へ異動。雪のない季節の休日はゴルフをしに道内のゴルフ場を訪れている。
- 國分さんは昨年4月異動されてきて約1年経ったかと思いますが、政策推進課はどんな役割を担っている課だと思いますか?
まちを運営していくのに方向性を固めたり、移住を検討している方の玄関口であったりとお客さんが役場職員であったり、町民の方であったりと幅広い業務を担う部署だと感じています。
まちの方針を決めるための総合計画に関する町調整や、工業団地への企業誘致、地域コミュニティ活動など多岐にわたる業務を行っています。様々な業務で庁舎内外との関わりが多く、移住検討者にとっては、安平町とかかわる玄関口になっていると思います。
- 國分さんの担当業務を教えてください。
私は移住定住業務関係をメインに町内のコミュニティである自治会町内会との連絡調整やまちの景観を良くするための花の事業を担っています。
- それぞれの業務はどんなスケジュールで行われているんですか?
▪️移住関係業務
あびら移住暮らし推進協議会という協議会が移住定住業務を担っていて主にイベント準備や調整を行っています。イベントでは、年に2回の現地移住ツアー、それに付随するオンラインツアーが年に2回、ゲストを招いて安平町の教育や暮らしについて話すオンライントークイベントが年に3回あります。
それぞれの準備は開催の2ヶ月前くらいから始まっているので、毎月何かしらのイベントの準備か開催を行っている状態です。
またそれ以外にも移住定住関係の窓口業務や事務手続き、移住前後のフォローアップ、空き家の窓口を担当しています。空き家の調査は協力連携を締結している常口アトムさんと協力しており、私はその調査結果を基に一件一件状況確認を行っています。
安平町への移住注目度は年々高まっており、令和6年2月末時点の問い合わせ件数は197件と多く、移住を具体的に考えている方もいればまだ情報収集段階の方など様々なお問い合わせをいただいています。また、令和5年12月末では人口の社会増が91人となっております。
▲現地移住ツアー当日の様子
他にも3月に開催される移住希望者と人材を求める企業や地域をつなげるイベント「北海道移住ドラフト会議」にも参加し、安平町として3名の方を指名させていただきました。来年度以降安平町に来ていただき、観光地や公共施設の見学、安平町で活動しているプレーヤーの方々と会っていただき、安平町を知ってもらうツアーも開催予定なのでこちらも楽しみです。
▲北海道移住ドラフト会議の様子
▪️自治会町内会関係
自治会町内会への交付金の手続きとして、2月に各自治会町内会に所属している世帯数を調査してその世帯数に応じて4月に交付金を出す準備を行います。また6月には、自治会長等会議というまちの情報発信と各自治会町内会からの疑問や要望を聞くという場の開催や11月開催される町民を対象とした町政懇談会の運営を主に行っています。
▪️まちの景観を整えるための花の事業
お花を植えることにより、まちの景観を美しくする事業も担当しています。その中の一つであるビューティーサポートR234という事業はJR早来駅前国道234号沿線で花壇整備を行い、景観に配慮した道づくりを進める活動で、毎年マリーゴールドを植栽し、5月9月にかけて活動しています。
また、駅前だけでなく、公共施設や自治会の花壇などについては自治会町内会や町内団体の方々にご協力いただきながら6月に植栽活動を行っています。
私の業務としては当日皆さんと活動する以外に花の発注作業や日程調整等を担当しています。お花を植えるという活動が一つのコミュニティの一環になっており、この活動を楽しみにしている町民の方が多いんです。
▲ビューティーサポートR234事業活動の様子
- お仕事をやっている中でやりがいに感じる瞬間はどんな時ですか?
ありきたりかもしれませんが、ありがとうという言葉をいただいた時が一番嬉しいですね。
私が担当している業務は、密に町民の方と接する機会が多く、例えば移住者であれば最初の窓口から始まり、移住後も何かと関わることがあるので町民一人ひとりの生活に寄り添えていると感じる時もこの仕事をやっていてよかったなと思う瞬間です。
ー 最後に安平町役場を受けようと思っている方へメッセージをお願いします。
人口があまり多くない町ですが、町民一人ひとりが活気があり、とてもワクワクするまちだと思います。町民の方々と距離も近く、すれ違う度に挨拶をしあうことも魅力だと思います。これからもっとまちを良くしていきたい、まちを作っていきたいと思っている方は大歓迎です。安平町への移住に不安があればお助けしたいと思いますので、ぜひお待ちしております。