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【あびら職員#22】 町民の楽しんでいる姿や笑顔、まちの盛り上げに関わっていきたい。

<プロフィール>
稲井 勝(いない まさる)
安平町出身。平成13年に追分町役場(現・安平町役場)へ入庁。入庁後は税務課や建設課などに所属した後、現在は商工観光課で道の駅の管理やイベント運営、町内行事であるうまかまつりなど役場主催のお祭りの企画・運営を行っている。

- 稲井さんは安平町出身なんですね。どうして安平町役場に入庁しようと思ったんですか?

自分の家は農家でメロンやお米を栽培しており、休みの日には実家の手伝いをしていました。高校生の時、卒業後の進路を考える際に育ったまちでできる仕事に就きたいと思い、専門学校卒業後安平町役場に入庁しました。
入庁後は、税務課や町民課、建設課など様々な部署に配属しました。

- 様々な部署を経験されているんですね!特に印象に残っている部署はありますか?

建設課の時でしょうか。2011年に公園グループに配属され主に町内の公園の維持管理や町内にあるキャンプ場の施設管理などを担当していました。
公園の維持管理では、公園内に設置している遊具の設置・修繕管理や樹木の剪定など、子どもたちが安全で安心に遊べるように管理し、キャンプ場では運営管理の他に、利用者増加のための施策検討、実行などを行っていました。

特にキャンプ場の施設管理は、外から来てもらえると安平町を知ってもらえるきっかけにも繋がるので、特に力を入れていました。
例えば道外やインバウンドの利用客のために、手軽にキャンプを楽しめるよう「手ぶらキャンプ」を導入しました。食材以外は全て揃っているプランで、料金も安く利用されている方から満足していただいております。
利用者の方の楽しそうにキャンプをしている様子を見たり、利用者数や売上等が数値として直接表れたりするので実際に肌で感じることが多くやりがいにも繋がりました。

運営施策を検討するにあたり、定期的にお客様にアンケート調査を実施していたのですが、中には厳しいご意見もあることも多々ありました。ただそれは「よりキャンプ場がよくなるための意見」として捉え取り組んでいました。その声があったからこそ、様々な改善に取り組めたと思っています。

- 印象に残っているエピソードはありますか?

いくつかありますが、胆振東部地震の時ですかね。
地震発生後、建設課として道路や公園、河川などの災害で被害を受けたところの確認や、修繕をするために国の補助金の手続きを行っていました。
特に国の補助金申請は期限が決まっていて短い時間の中で被害状況を全て把握する必要があり大変だったのを覚えています。

当時は大変なことばかりでしたが、課のメンバーが同じ方向を向いて取り組んでいたのもあり、やりがいを持って取り組むことができました。

地震後に新設の公園として道の駅の隣に柏が丘公園「ポッポらんど」を設置したのも印象に残っています。

オープンした時は、現在の商工観光課に在席となりましたが、道の駅の集客をあげるためにどのように管理をすればいいのか道の駅側との協議であったり、公園内に不定期で開催するミニSLの運営方法など初めての経験ばかりでしたが、オープンした後のお客さんが楽しんでいる姿を見るのを楽しみに取り組んでいました。

- 商工観光課へ異動が決まった時の印象

商工観光課はまちを知ってもらい、まちに来てもらい、後々は移住定住に繋がる可能性を作ることができる重要な部署だと思っています。異動当時は道の駅がオープンしてまもない頃だったので、新しいことに取り組めると楽しみでした。

- 今の担当業務を教えてください

今は観光分野を担当しており、主に毎年7月第1週の土日に開催される「あびら夏!うまかまつり」の企画運営やふるさと納税返礼品登録やPR、町の特産品をPRする物販を担当しています。
中でも町の一大イベントであるうまかまつりでは、企画から業者さんとの打ち合わせ調整、当日運営まで行っており、7月のイベントに向けて2月から準備を始めています。

- お祭りの運営はどんなところが大変ですか?

関係部署が多く、取りまとめる部分が大変です。
決まり事が多く、意見もいただく中でどのように取りまとめていく必要があります。
他にも駐車場の確保や当日の職員の担当割、警察などへ届出する申請書類の手続きもあります。

- 1年間を通して色々なイベントが重なっているかと思いますが、どのように乗り越えていますか?

イベントごとはとにかく業務工程も多く、関係者も多いので1人で抱え込まずに、課のメンバーにサポートを受けながらみんなで取り組んでいます。
また、当日の町民の方が楽しんでいる様子や、笑顔を見れるとイベント終了まで大変なことも多いですが、やってよかったなと思います。

これからもイベントごとは、まちを知ってもらえるきっかけにもなるので、これからも少しずつ変化を加えていきながら取り組んでいきたいです。

- 最後に役場を受けるか悩んでいる方へメッセージをお願いします。

安平町は都市部へのアクセスがよく、町内にも飲食店などがあり、日常生活に困らない環境です。また、安平町役場では野球部やアイスホッケー部などの部活動もあり、仕事以外でも多くの職員と接する機会があります。どの役場職員も気さくに話せる方ばかりなので、安心して受けてもらえればと思います!



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