起業したい!
スタートアップで働いてみたいけど、最初の一歩が踏み出せない…。
そんな方は必読!
この記事では、そんなお悩みに、
株式会社ODD FUTURE社長・長田さんへのインタビューを通してお答えします。
具体的には、
- 起業のきっかけ
- 成長の要因
- 社の将来像
の流れでお伝えします!
目次
- 論理より直感が先の、起業。
- 自分らしい生き方=起業。
- 昆虫食の将来性に、オールイン。
- 覚悟が、成長の要因。
- 利益を求め、得意を模索。
- 炎上も、チャンス。
- リーダーシップとは、覚悟。
- 将来は、サステナブル産業の総合商社に。
- 「素直でいいやつ」、求む。
- 野望が大きい人が集まるカルチャー。
- 一代で総合商社を作りあげる。
- 編集後記
長田さんプロフィール
1997年生まれ、26歳。静岡県出身。明治大学卒業後、豊島株式会社へ新卒入社。「前提から結果まで一貫してサステナブルな事業を」という想いから、2020年6月 当社を創業。座右の銘は「勝てば官軍」。
論理より直感が先の、起業。
▼起業を志したきっかけは何ですか?
普通に働くのは無理だな、と。学生時代から多動的で、学校とか部活とかが、全部好きじゃなかったんです。僕の特性的に、直感で大きい会社を作れるなっていうのは漠然とあって、将来は起業しようって思ってたんですね。
戦ってしのぎを削る生き方が好きです。生きがいというか。負けたら死ぬと、そう思ってやる覚悟が、会社の創業期の競争力になっていたかもしれないですね。
▼なぜコオロギプロテインの会社を創業したのですか?
昆虫食というものにめちゃくちゃ将来性がありそうだと思ったからです。商社時代に気づいて、三日三晩寝食を忘れて、片っ端から世界中の昆虫食の記事を読みました。エコなやつが勝つっていう世界が来るな、と思いました。それを日本向けにローカライズして、日本初のコオロギプロテインを作ろう、と起業しました。
▼社の存在意義はなんですか?
新しい価値観を広めることです。今までは昆虫なんて誰も食べなかったじゃないですか。でも、今実際にコオロギで作られたプロテインを買っている人が何人もいます。これって、世の中の価値観をちょっとずつ変え始めてますよね。
覚悟が、成長の要因。
▼成長の要因は何だと思いますか?
覚悟が変わった時がありました。荒々しいことをやってまで、会社を成功させたいと思うようになったんです。僕、実は創業当初、あんまり荒々しくなかったんですよ。無理をしないとか、利益よりも優先することがあるとか。でも、会社を大きくするために、絶対利益を生まなきゃいけないんです。だから、利益を出すために全力を注いだら物事がうまくいき始めました。
粘り強く、自分たちが得意なことを探し続けました。当初はDtoCだけやっていたんですが、今は原料の調達、卸売り、OEMと、複数事業をやっています。どれなら勝てるんだろう、と探し続けた結果、キーポイントがわかりました。
▼以前、昆虫食の炎上がありました。どうやって乗り越えられましたか?
炎上も、チャンスです。僕たちが同じことを4年間やっている中で、ある日突然炎上しても、自分たちがやっていることは間違っていないって腹の底からわかっているんですね。世の中の一般的な99%の人と逆のことをするのがスタートアップ起業家なので。むしろ、競合が退場してくれたのでありがたかったです。
▼長田さんにとってのリーダーシップとは何ですか?
責任は自分で取るから、絶対自分で決めるということですね。人任せにせず、自分が全部リスクを背負う覚悟があるかどうかだと思います。周りがいくら大反対していても、これがいけるって心の底から思うようであれば、反対している人たちに実行させるっていうことですね。
将来は、サステナブル産業の総合商社に。
▼当社で活躍できるのは、どんな人だと思いますか?
「素直でいいやつ」です。やりきる力が強い方。スタートアップって、キラキラしているのは一割くらいで、残りの9割は泥臭く営業したり資金調達したりしているんです。
▼会社のカルチャーはどんなものですか?
サステナブルだけど、荒々しく。野望が大きいから、鼻息荒くめちゃくちゃ行動する集団なんですよ。会社として、個人としての成長や、世の中に出すインパクトの大きさをストイックに求める、そんな人が集まっています。
▼将来像を教えてください。
サステナブル産業の総合商社です。僕個人としては、何代にもわたって作られた他の総合商社のような会社を、一代で作りあげたいです。
▼編集後記
ラスボス・長田代表と直接お話しできる機会を頂けるのは、スタートアップならでは。期待に胸を高鳴らせインタビューを行うと、実際はもっとすごいエネルギーを発する方でした。第一に声が大きく、自信にあふれているのが良く伝わります。気さくに起業についての話をしていただき、個人的に大変参考になりましたし、インスピレーションを頂きました。記事執筆時も、「楽しみ」「これで入社する人が1人でもいたら成功だね」と、モチベーションが上がる数字ベースの目標設定を常に意識されていました。代表と同じスペースで同じ高さで働くというのが、株式会社ODD FUTUREの、対等で独立した関係性を物語っているなと思いました。長田代表、今日も強いオーラをビシビシ周りにふりまいています。