私たちは、「デジタルマーケティング」と「海外向けマーケティング」 の2つの領域から、クライアントのビジネス成長を支援している会社です。『文化とサービスを世界に』をビジョンに掲げ、歴史や文脈を持つコンテンツや、想いの詰まったサービスを、流行の先を行く“本質的な体験”として世界に届けたいと考えています。
今回は、インターン生のガリグさんにインタビューを実施。仕事の面白さや、インターンを通して学んだ事柄などをうかがいました!
【プロフィール】
ガリグ 優悟:東京大学教養学部在学中。学業の傍ら、教養学部学生自治会の自治会長(2023〜2024年)、教養学部学友会学生理事会(サークル連合)の議長(2025年〜現在)を務める。2025年2月よりmigratioのインターンに参加。
インターンを通じて社会に対する理解を深めたい
――まずはガリグさんがmigratioのインターンに参加したきっかけを教えてください。
Webデザインの仕事に興味があったからです。というのも、大学の自治会活動で社会に向けた情報発信を行った際、Webが非常に有効なツールであることを実感する機会が多くありました。そのような折、当時migratioでインターンをしていた友人に誘われ、社会をより深く知る良い機会になると考え、参加を決めました。
――インターンに参加するにあたって、どのような目標を掲げていましたか?
まずは単純に、自分がどれだけ社会に貢献できる力を持っているのか、自分の実力を試してみたいという思いがありました。また、現在のWebメディアにはある種の歪みや課題があると感じており、可能であれば自分の手でそれを改善し、より良いものにしたいという問題意識を持ってインターンに臨みました。
――現在はどのようなペースでインターンに参加していますか?
大学の授業がない日を中心に、週に2〜3日ほどインターンに参加しています。基本的には10時に出社し、19時に退社する形です。
――学業やその他の活動との両立は大変ではないでしょうか?
メリハリをつけて取り組むことを意識しているため、大きな負担は感じていません。大学の課題などもありますが、学業と仕事をそれぞれ区別しながら、バランスよく進めていますね。
産業社会全体の仕組みを知ることができる面白さ
――現在の業務内容を教えてください。
Webデザイン制作と運用改善業務が半々くらいです。主にWordPressを使ってリスティング広告の記事作成と運用を担当しており、基本的には社長の指示のもとで進めています。
ちなみに、インターンを始めた当初はWebデザインのみを担当していましたが、途中からマーケティング業務にも携わるようになりました。マーケティングは専門的な知識が求められますが、自分で本を読んで学ぶだけでなく、他のインターン生と情報交換をしながら理解を深めています。また、分からない点は社長がフォローしてくださるので、安心して取り組むことができています。
――仕事をしていて面白いなと感じる瞬間は?
マーケティングの世界の一端を、実際に見ることができる点に面白さを感じています。当初の目的であった社会勉強も実現できていますし、産業社会の動きや仕組み全体に関われることが刺激的です。また、広告中心の社会におけるバックエンドの部分を間近で見られるのも楽しいですね。
――特に印象に残っている取り組みについて教えてください。
2か月ほど前から、車買取企業の広告運用の一部業務を担当しています。どのような記事を作れば売上につながるかを考えながら、地域ごとの記事を制作するなかで、車買取事業における地域差が見えてきたのがとても興味深かったですね。
――広告制作業務のみだけでなく、戦略や企画の部分にも関わっているのですね。
そうですね。例えば、競合他社がどのような検索経路でアクセスを集めているのかを分析し、ユーザーに響くキーワードをリサーチしています。分析にあたっては、自分の頭で考えることを大切にしつつ、AIも上手く活用するようにしています。
インターンで身につけた、全体を俯瞰する力と分析的思考力
――インターンを通して、成長したポイントや獲得したスキルを教えてください。
AIを活用してアウトプットにつなげるスキルが身についたと感じています。AIをどのように使えば成果につながるのかを実践を通して学べたことは、大きな収穫でした。
また、現在はGoogle広告の運用を中心に担当していますが、検索ワードの分析やキーワード選定といった基本的なスキルも身につけることができました。さらに、WordPressにも初めて触れましたが、比較的スムーズに使い方を習得できたのも良い経験でした。
――インターン開始からまだ日が浅いにもかかわらず、とても速いペースで成長されているのですね。ちなみに、インターンでの学びと大学での学びには、どのような違いがありますか?
大学では、学生自治会の活動に取り組んでおり、学生という当事者の立場から大学にどう働きかけるかを考えてきました。あくまで当事者の視点に立ち、自分たちの身近な課題に向き合うことが求められていたため、ある意味で視野をあえて限定する必要がある領域だったと感じています。
一方で、インターンで関わっているマーケティングの仕事では、社会全体を俯瞰しながら、自分たちの行動やアプローチを設計していく必要があります。このような視点の広がりは、大学での学問的な探究にも通じる部分があると思います。
また、大学での学びは「知を社会にどう還元するか」がテーマであるのに対し、広告やマーケティングは、社会からのリアクションを踏まえながら実践していくという点が特徴的です。学びの内容そのものだけでなく、それをどう活かすかというプロセスの違いが、特に大きいと感じました。
――なるほど。そのような学びを、今後どう活かしたいと考えていますか?
社会全体を俯瞰する力は、今後、自分の研究に活かしていきたいと考えています。あわせて、インターンを通じて身につけた分析的な思考も、研究の質を高めるうえで役に立つのではないでしょうか。
また、WordPressやデザインなどの技術についても、自分の研究成果を社会に発信していく際に活用できたらと思います。
個々の興味や強みを発揮しながら、積極的に挑戦できる職場
――会社の雰囲気や人間関係についてはいかがですか?
社長は、メリハリのある姿勢で接してくださり、プロ意識が高い方です。業務に対しても的確なアドバイスをいただけるので、日々多くの学びがあります。特に、社長から教えていただくマーケティングの知識は革新的で、毎回驚かされることが多いです。
また、業務の割り振りをしっかりと行っていただけるので、自分の実力を最大限に発揮できる環境が整っていると感じています。新しいチャレンジについても気軽に相談できる雰囲気があり、とてもありがたいですね。
インターン生であっても責任感を持って業務に取り組むことが求められるため、自然と気が引き締まります。一方で、インターン生同士の関係はとてもフラットで、距離が近く、和やかな雰囲気です。出社日が重なった際は一緒にランチに行くなど、日常的に交流する機会もありますね。他のインターン生も、マーケティングに関心を持っていたり、デザインスキルに長けていたりと、それぞれが自分の興味や強みを活かしながら働いています。
――今後の目標を教えてください。
現在はプロジェクトの一部に関わっている立場ですが、将来的にはもっと大きなプロジェクトを任され、自分一人で広告運用を行えるようになりたいと考えています。
――最後に、migratioで働くことを検討している読者のみなさんへ、メッセージをお願いします!
migratioでは、インターンであっても裁量を持ち、さまざまなことに挑戦できる環境があります。成長意欲が高い方や、新しいことに積極的にチャレンジしたい方は、ぜひ一緒に頑張りましょう!