2024年10月にフィリピン担当リクルーティングアドバイザーとして入社した太田さん。もともと「フィリピンと日本の架け橋になりたい」という想いで、個人のSNSを通じて発信活動を行っていた太田さんは、入社後、人材紹介業務を中心に、SNS運用やデザイン制作、動画編集など幅広い分野でも活躍しています。今回は、そんな太田さんにこれまでの挑戦や仕事への想い、多国籍チームで働く面白さについて伺いました。
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太田 成美 / Ota Narumi
株式会社グローバークス リクルーティングアドバイザー
出身国:フィリピン(日本育ち)
言語:日本語、タガログ語、スペイン語
日比ハーフ。フィリピン生まれ日本育ちのため、日本語がネイティブ。2019年に母国フィリピンに10年ぶりに帰省した際に自身のタガログ語力の低下にショックを受け、独学でタガログ語を習得。明るく陽気なフィリピン人の国民性を愛し、もっと日本にフィリピンの魅力を発信したいとの思いからTikTokやYoutubeなどのSNSにて発信開始。2024年日本とフィリピンの架け橋となるためリクルーティングアドバイザーとしてグローバークスに入社。
■挑戦のきっかけと仕事への想い
未経験から人材紹介業界に挑戦して、不安はありませんでしたか?
正直、最初はとても不安でした。外国人材紹介という業界は初めてで、制度や手続きなど覚えることも多かったです。でも、「日本語力とタガログ語力を活かして、日本で働きたいフィリピン人の力になりたい」という想いがあり、日本の人手不足解消にも貢献できる仕事だと感じ、挑戦を決めました。
実際に働いてみて感じた、フィリピン人材紹介の難しさは?
入社後に知ったのですが、フィリピン人材を採用するには他国よりも手続きが厳しいんです。
特に「MWO申請」など、フィリピン政府の制度は時間もコストもかかります。これは海外で働くフィリピン人を不当な労働環境から守るために設立された制度で、厳しく管理されている分、逃亡や失踪が防止され、受け入れ企業にとっても安心材料になります。ただし、その制度のために採用まで時間がかかるため、急募の企業がスピード重視で他国人材を採用する現実もあります。
それでも私は、フィリピン人の「ホスピタリティ精神」「フレンドリーさ」「一生懸命な姿勢」に強い魅力を感じています。
実際に雇用している企業様からも高く評価されており、この価値をもっと多くの業界に伝えていきたいです。
🔗フィリピン人材の魅力についてのブログはこちらから!
他に自分のスキルが活かされていると思うことはありますか?
はい。入社前には想像もしていなかった分野で、自分のスキルを活かす機会を多くいただいています。私はもともとイラストを描くことが好きで、SNS運用・画像加工・動画編集も得意です。
そのスキルを生かして、以下のような仕事を担当してきました。
・フィリピン向けSNS運用(フォロワー3.5万人)
・ペットレーザー彫刻商品のSNS運用代行
・紹介人材のインタビュー動画制作
・当社代表・森永の中国向けSNS動画編集
・森永代表キャラクター「もりけん」の作成
・クライアント企業のマスコットキャラクター制作
・社内ユニフォーム・名刺デザイン制作
・Webサイト改修
自分のクリエイティブ面を活かせる環境があり、「やりたいことに挑戦できる会社」だと日々感じています。
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森永代表キャラクター もりけん
もりけんSNS現在も定期的に情報発信を行っています。ぜひチェックしてみてください!
▼小紅書(RED)
▼Bilibili
▼YouTube
グローバークスにはどんな制度がありますか?
グローバークスでは、人材紹介の成果に応じたインセンティブ制度のほか、運用を担当するSNSアカウントフォロワーの増加数に応じたインセンティブ制度もあります。
フィリピン向けSNSのフォロワー数に応じてボーナスをいただいたときは、本当に嬉しかったです!
こうした「頑張りがきちんと還元される制度」が、社員一人ひとりのやりがいに繋がっていると思います。
今までで一番やりがいを感じたことはなんですか?
やはり、紹介した人材が内定をいただいた時です。
「太田さんがサポートしてくれたおかげです」と言われた時は、心から嬉しく、温かい気持ちになりました。
この経験が原動力となり、今後も一人でも多くの方の夢を叶えるお手伝いができるよう努力を続けています。
■多国籍チームで働くということ
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グローバークスのチームの雰囲気はどうですか?
とても心地よいです。
リモートワークが中心ですが、Slackや通話を使ったコミュニケーションが活発で、困った時もすぐに相談できる環境です。
西原さんには人材紹介や入社後支援の基礎を、趙さんにはSNS運用ノウハウを、アンドリューさんには英語面や広告戦略を教えていただきました。
こうしたそれぞれの強みを活かして、お互いが協力し合う文化があります。
代表の森永も「やってみないとわからない」と挑戦を肯定してくださる方で、社員の意見を大切にしてくれます。
チャット中心の仕事に最初は不安もありましたが、今では安心して働けるチームの一員だと感じています。
多国籍チームで働く面白さ・難しさは?
面白さは、言語や文化の違いを楽しめることです。
公式SNSでは「多言語比較シリーズ」を投稿しており、撮影中に「この言葉、あの国の発音に似てる!」など、新しい発見の連続です。
【公式TikTok】https://www.tiktok.com/@globarx?_t=ZS-90JpVddjizo&_r=1
また、密かな楽しみはメンバーが母国へ帰省した際に買ってきてくれるお土産を囲んで、出社日にみんなで食べながら文化や思い出を共有する時間。とても好きな瞬間です。
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一方の難しさは、日本語が共通言語でも、外国人同士では微妙なニュアンスが伝わりにくいこと。
それでも、AIツールを活用してスムーズに意思疎通を図れるよう工夫しています。
リモートワークという働き方はどうですか?
とても働きやすいと感じています。グローバークスでは、場所を問わずに働ける「フルリモート勤務」や、柔軟な「フレックス制度」が導入されています。この制度のおかげでフィリピンに帰省しながら仕事を進めることができました。
当社には多国籍な社員が在籍しており、それぞれのルーツやライフスタイルを尊重する文化があります。私自身も、フィリピンにルーツを持つ者として、安心して自分らしく働けるこの環境に感謝しています。
海外リモートワーク制度は、多国籍なメンバーが集うグローバークスならではの柔軟な仕組みだと思います。
🔗フィリピンでのリモートワーク体験ブログはこちらから!
■これからの目標
この仕事を通じて最も学んだことは?
「試練に直面しても、前を向いて進む強さを持つこと」です。
フィリピン人材の採用ハードルが高く、自分の存在意義が見えなくなった時期もありました。
しかし、自分のスキルを最大限に活かすことで信頼を得られ、新しい挑戦を任せていただけるようになりました。
挑戦し続ける大切さを日々実感しています。
今後の目標を教えてください。
フィリピン人材の魅力をもっと多くの日本企業に伝えたいです。
「フィリピン人を採用してよかった」「太田さんが架け橋になってくれてよかった」と言っていただけるように、リクルーティングの面でも、クリエイティブ面でも全力で貢献していきます。
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いかがでしたか?
フィリピンと日本の架け橋として、SNS発信や人材紹介を通じて活躍する太田さんの姿から、グローバークスが大切にしている「多様性」「挑戦」「チームワーク」の文化が伝わってきたのではないでしょうか。
グローバークスは、一人ひとりが自分の強みを活かしながら、多能工として成長できる会社です。「外国人材×クリエイティブ」「社会貢献×自由な働き方」に興味がある方に、ぴったりの環境だと思います。
太田さんのように、国や文化の垣根を越えて新しい挑戦をしたい方——私たちと一緒に、世界と日本をつなぐ“架け橋”になりませんか?🌏
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