こんにちは!
STANDAGEの採用担当です。
今回のnoteは、戦略コンサルタント(PM)として活躍する岩崎さんと矢部さんへの対談インタビューをお届けします。
大企業出身の2人が、なぜベンチャーであるSTANDAGEを選んだのか。そこで何を感じ、何を得てきたのか。二人の見ている「次の挑戦」とは—。
ぜひ最後までご覧ください!
まずは自己紹介から…


目次
- 1. なぜ大企業からベンチャーへ?
- 2. ベンチャーだからこその「決裁権の近さ」
- 3. 大企業出身だからこそ、今活きているものとは
- 4. 今まで影響を受けた上司の存在
- 5. 世界を相手にする、STANDAGEの仕事
- 6. 多様な国籍のメンバーと働く面白さは?
- 7.「推進力」って、二人にとって何?
- 8. 仕事の軸にしているものは?
- 9. これから入社する方へ
1. なぜ大企業からベンチャーへ?
岩崎:幼少期から転勤族だったこともあって、地方への思い入れがずっと強くて。「地方のために何とかしたい」という思いが一貫してあり、新卒で通信会社を選んだのも「通信で地方と都会を結びたい」のが理由でした。
そんな中で、今後の世界情勢を考えたときに「輸出」が一つの勝負になるんじゃないか、というのがSTANDAGEを選んだ理由でもあります。産業を育てていく、という意味でも面白そうだと感じました。
矢部:大学卒業後、外資大手IT企業に入社しました。その後、留学でカナダに渡って、ローカルの小さな会社で働いていたんです。移民が多い環境で格差社会を目の当たりにして、「世界をもっと平等にしたい」という大きな思いが芽生えました。STANDAGEのペイメント事業の話を聞いたときも「これで社会を変えていけるのでは」と思い、興味を持ちました。いいタイミングでオファーをもらい、話を聞くうちに素直に面白そうだなと思いました。ベンチャー企業ならではの柔軟性にも惹かれましたね。
2. ベンチャーだからこその「決裁権の近さ」
岩崎:現場である程度の決裁権があることが良いですね。「これをしたい」と思ったことを通しやすい環境がある。実際、担当商材において「おまかせ貿易」内のサービスパッケージをカスタマイズしたり、社内体制をアレンジしました。これは普通の会社ではなかなかできないと思います。本来のビジネススキームに照らし合わせて「こう変えさせてほしい」と、役員陣に直接プレゼンに行き、そこで承認をもらう。そういう動き方ができるのは、ベンチャーの面白さだと思います。
矢部:前職では、決められたものが上から落ちてくるだけで、声を上げても製品に反映されることはほぼなかったです。数十億の売上がある大口顧客じゃないと意見が通らない、みたいなことも普通にありました。その後、カナダで働いていた時に、ローカルな環境ならではの柔軟性が好きだったので、日本に帰国してからは外資や大企業ではなくベンチャー企業を選びました。その点、STANDAGEは声が届く距離感があると感じています。
3. 大企業出身だからこそ、今活きているものとは
岩崎:組織の合理性や営業のフローなどを見ながら、組織の一番末端で働いた経験が活きています。STANDAGEでは、PMとしてある程度は上から下まで全体を見ないといけません。組織がどういう決裁フローで動き、どういう考え方をするのかを現場担当者としてケーススタディを通じて身につけてきたからこそ、今、ベンチャー企業で決裁する側に回ったときの考え方にも活かせています。それに、小さい会社だと外部リソースを使う機会が多いので、営業段階からある程度その構想ができている「コンサルティング営業」の経験も生きていますね。
矢部:外資大手IT企業でアカウントマネージャーとして、自分で営業戦略を立てて動くという一連の流れを経験していました。今、戦略コンサルタントとしてやっている、新規開拓も既存対応もするというプロジェクトマネジメントの動き方と実はほぼ同じなんです。インサイドセールスやマーケティングチームとやり取りする機会も多いのです。カナダの小さな会社では全部を自分でやる必要があったので、営業の流れやどんな素材が必要かという「温度感」がすでに掴めていました。もともと経験してきたことが、今、すごく活かせていると思います。
お二人ともそういう横断的な視点をお持ちですが、それってご自身の志向性なんでしょうか、それとも環境が作ったものですか?
矢部:後者で、環境がすごく大きいと思います。大企業ってある程度「型」ができていて、そのベストプラクティスに沿って動けばいい。同じ業務をやっている先輩もいるので、わからないことがあれば「この人ならどう提案するか」を聞ける環境があったんですよね。
岩崎:それには完全に同意です。大企業は「型」ができている前提があって、そこにプラスアルファの対応力を発揮すればいい。ただ、型がまだないところで、あきらめずに戦い続ける力みたいなものは、大企業ではなかなか身につかないんですよね。それはベンチャー特有のもので、正直まだ足りないと思っています。
矢部:若いうちに全部が整った環境で一から学べたのはラッキーだったなと今振り返ると思います。ただSTANDAGEに入って、型ができていないことに対して諦めずに前に進む力は、あまり大企業では求められないので、岩崎さんが言うように、正直まだ追いついていない実感はあります。
岩崎:あと一つ大事にしているのは、社内の流動性が高い状況になっても、クライアントに対して嘘をついたり、ごまかしたりしないことです。担当が変わってクライアントに厳しく言われることもあるんですが、そこで上司出して取り繕うんじゃなくて、時には正直に「ごめんなさい、こうしましょう」と向き合いに行く。それがフロントに立つPMの仕事であり、責任だと思っていて、その真摯さは大切にしています。
4. 今まで影響を受けた上司の存在
矢部:前職の上司ですが、めちゃめちゃ論理的な人でしたね。お客さんのことを第一に考えつつ、自社のリソースやいくらで契約が取れるかもしっかり考える。それ以上に、顧客が本当に解決したいことは何かに100%正確に向き合う姿勢がすごく勉強になりました。表面上、お客さんの言葉をただ聞くだけでも仕事は回るんですが、それだけでは根本的な解決にはならない。ヒアリングの大切さを教えてもらった上司です。
岩崎:多様なタイプの上司から学びましたが、特に印象に残っているのは、メンバーを大切にして、部下の評価をしっかり守りながらフィードバックを欠かさない上司でした。あとは、稲盛和夫さんのフィロソフィーを大事にしていました。正直に言うと、その考え方が一番響いているのはSTANDAGEに入社してからなんです。稲盛さんは皆さんもご存じの通り、自分で京セラを立ち上げた、いわばベンチャースピリットの人。事業部ごとにしっかり利益を出す「アメーバ経営」の考え方も、正しいやり方とは何かを常に問い続ける姿勢も、ベンチャーであるSTANDAGEにいるからこそ響くようになった気がします。
5. 世界を相手にする、STANDAGEの仕事
岩崎:今、パキスタン人やタンザニア人と直接仕事をしています。日本人に対する依頼の仕方は、海外のメンバーには通用しないことが多くて。「これを2週間でお願い」と伝えたことが、平気で2週間遅れて出てくることもあります。クライアントからすれば1ヶ月遅れているように見えてしまうので、そのギャップをどう縮めるかが、まさにPMとしての腕の見せ所だと思っています。
矢部:今、食品と化粧品のクライアントを担当しています。前職は無形商材だったので、クライアントの工場を見学できるのが地味にテンションが上がるポイントです。入社前は全く想像していませんでした(笑)。クライアントの商材を思わず買ってしまうくらい、有形のものへの愛着が湧いてきました。担当しているお客様の規模も海外展開の進捗度もバラエティに富んでいて、飽きません。まだ海外進出をしたことがないお客様に、すでに海外展開している別のクライアントのやり方をお伝えできる。そこにSTANDAGEとしての本当のバリューがあると思っています。
6. 多様な国籍のメンバーと働く面白さは?
岩崎:正直、なかなかない経験だと思っています。国や人種によって仕事の進め方や指向性が全然違って、育ってきた教育環境も本当にバラバラなんですよね。アフリカはまさに人種のるつぼなので、多様な人がいるというのは人類の歴史から見てもかなり面白い状況だと思っています。そこをマネジメントするのがPMとしての腕の見せどころであり、醍醐味の一つでもありますね。
矢部:業務の一つとして、拠点管理という形で実際にアフリカとやり取りを始めました。スケジュール感や優先順位のつけ方が日本とは全然違って、想像していたビジネスの世界とは別物だと感じることもしばしばです。個人的にはインドが好きなので、もし拠点立ち上げの機会があるなら絶対に行きたいと思っています(笑)。こうして早いうちから海外出張のチャンスに恵まれるのも、STANDAGEの良さだと思います。
7.「推進力」って、二人にとって何?
岩崎:人への依頼の仕方だと思います。自分のプロジェクトを進めるには、いろんな人に動いてもらう必要がある。何をやりたいか、完成度の濃淡、スケジュール――それを、その人に合った伝え方でお願いできるかどうか。それをまとめてコントロールしていく力が、結局は経営に近い仕事だと思っています。
矢部:岩崎さんに同意です。戦略コンサルタントの仕事は、目標に向かって自分一人だけでは絶対に達成できないので、適切なメンバーにどう振って、どうモチベーションを持ってもらうか。正直、まだ各メンバーを読み切れていない部分も多いですが、そこが推進力の核心だと思っています。
8. 仕事の軸にしているものは?
岩崎:先読みですね。ベンチャーだと、勢いで決めてしまうこともあるんですが、それをやったときに何が起きるかを事前に想定して、社内のステークホルダーとしっかりすり合わせておくことを意識しています。
また、「公明正大」の意識も大切にしています。クライアントの要望を社内のリソースを理由に全部を叶えるのが難しい際には、1ヶ月後にはできても、その先ずっと持続可能なのかをきちんと理解した上で、クライアントに納得してもらいながら進めることを大切にしています。
矢部:IT業界だとお客様のご用聞きになってしまう事例が多く、長期的に持続可能かどうかまで考えきれずに進んでしまうことがあると思うんです。そこでお客様と向き合う立場としては、「ここまでは100%やります、ここから先は正直難しいので一緒に考えましょう」と、できることとできないことを正直に伝える方が、結果的に信頼につながると感じています。それが今の私の仕事の軸になっています。
矢部:ただ、正直に言うと、異業種転職なので予測がつかないことはまだまだあります。貿易の知識はSTANDAGEに入ってから学べる環境がありますが……。
岩崎:物流や貿易のリスクは入社してから学べば大丈夫だと思う一方で、仕事の進め方や事業の在り方、ビジネスのリスクコントロールの基礎は、できれば入社前にある程度経験しておくと良いと思います。
9. これから入社する方へ
岩崎:稲盛さんの言葉で「楽観的に構想し、悲観的に計画して、楽観的に実行する」。これはベンチャーにすごく大事な言葉だと思っています。ベンチャーは色々な絵を描きますが、プランニングの段階では保守的に考えないといけないところもあって、そこでの失敗も正直あります。だから、PMとしてそこをしっかり見ていかないといけない。そして、決まったことにはパッションを持って着実に実行する。その実行フェーズの楽観性こそ、STANDAGEに必要な姿勢だと思っています。
しんどい部分は間違いなくあります。しかし、一緒に働くメンバーは本当に多様で優しいので、環境に自分を合わせるというより、自分がやりたいことがSTANDAGEにあるなら、受け止める土壌があります。いろんな人が活躍できるフィールドがSTANDAGEにはあるので、ぜひトライしてほしいです。
矢部:前向きさは本当に大事だと思います。最近、正直それを見失いそうになるときもあるんですけど(笑)、七転び八起きというか。大変なことも多いですが、一緒に頑張ってくれる方に来てほしいです。