What we do
「圧倒的な未来志向」の社風は、100年の実績に裏付けされたもの。今、会社運営の中心は30代のメンバーです。
ひとつの事業部では、20台ほどの配送車で、神戸発~関西圏を中心に人々の「食」を支えています。
私たちは、創業100年の八百屋です。
八百屋といっても「へい!らっしゃい!」と商店街で小売りをしているわけではありません。農家さんの商品にストーリーを持たせ、全国の産地にネットワークを持ち、デパ地下の御惣菜の原材料に、流行りの飲食店や保育園で食べる子供たちの給食に、ホテルや結婚式で食べるハレの日の食事に、そして世界のクルーズ船や、もちろんスーパーの野菜売り場まで、「野菜と果物」を中心に、国内外を問わずあらゆる流通と販売をまとめる専門商社です。
私たちの商品は、工場で機械によって作られているわけではなく、あたたかな土の上で、太陽や雨を浴びて、自然の中で農家さんの愛情と手間ひまかけて育ちます。ご飯を食べるとき、おそらく誰よりも「いただきます」の意味を知っています。たぶん、私たちの仕事は「良い仕事」だと思います。
そして、例えば「しいたけ」は、新商品の開発も行われず、広報戦略、テレビCMもSNSマーケティングもなく300年前から食べ続けられており、1品目だけで年間1000億円以上の市場規模があります。日本中の老若男女問わず「しいたけ」を知らない人はいないでしょう。当たり前の話のようにも聞こえますが、これが【ビジネス】において “どれだけ特別なことか” は分かっていただけるはずです。野菜は、水やティッシュペーパーのように生活の中で当たり前に消費されていく商材で「食べないと死んじゃう」ものですので、物価が上がろうが、円安だろうが、コロナのパンデミックだろうが、無くなることはありません。
【今後の展開】
①農業分野とカウンターパートを増やし、弊社独自の流通網を拡張します。これにより日本の農業流通をアップデートし、業界をリードします。
②これまでBtoBのフィールドで事業展開してきましたが、BtoCのブランドを立ち上げます。ECを絡めながらも「売らない」戦略を実験します。
③社内スタートアップ、新規ビジネス(グループ会社の起業)を、既存ビジネスに囚われず0⇒1で創造するための特別チームを作ります。このチームが行うビジネス領域に限界はなく、アパレルブランドでも、イベント会社でも、ITプラットフォームビジネスでも、自由です。すべてに可能性があります。
野菜や果物は、みんなが毎日のように食べるもの。誰でも知っていて、身近にあって、子どものころから馴染みのあるもの。だからこそ、その魅力を再発見しアップデートし、社会に対して可能性に溢れた提案をしていくのが私たちの仕事です。
Why we do
オープンイノベーションや様々な企業体との協業にも積極的に取り組み、自社の定義を進化させ続けます。
神戸市中央卸売市場には全国各地から商品が集まります。アナログな世界にはビジネスチャンスがあふれています。
私たちの経営理念には「我々は消費者と生産者を直結し、」という言葉があります。
私たちは流通商社でありながらも、ある部分では自身の存在を可能な限り消し去り、豊かな大地であたたかい太陽の恵みを受け育った野菜の体温を、土の匂いそのままにお客様の元へと届けたいと考えています。
ひとも野菜も「いきもの」ですので、本来であれば、同じ自然の中で育ち、とても近い距離にあるべきものだと思うのですが、工場で作られた食品たちと同じようにスーパーに並んで売られる現代では、あるべき姿は忘れ去られてしまったように感じます。 だからこそ、食育活動や農業体験、生きた食べものに触れ合う機会の創出は、当社の社会的責任でもあり、野菜を手にする人たちに「いのちを食する」ことを改めて感じてほしいのです。
想像してみてください。
【春】には筍や山菜が芽を吹き、
スイカを齧っては【夏】を楽しみ、
【秋】は焼芋にキノコ狩り、
もちろん【冬】には炬燵でみかん。
どれも当たり前の景色なのですが、四季に応じて変化する「日本の食」は、他の国々ではありえないほど豊かで、多様性に富んでいます。野菜の名前だけで季節を思い出すことができるなんて、とても素敵だとは思いませんか。 私たちは、この国の幸せな食文化を未来へ持続させていくために、また一人でも多くの方々に「食」を楽しんでもらうために、大切な自然と、日本の農業を守っていきたいとも考えています。
また、日本の農業はここには書ききれないほどの課題が山積みです。これは皆さんに関係の無い業界内の課題ではなくて、いつかの「コメ不足」のように社会課題に直結し、延いては食料自給率や安全保障問題にまで関連します。本来は営利目的であるはずのビジネスを通じて、社会をより良くできることに気付いてしまった私たちは、これを追求するしかありません。
How we do
月面にロケットを飛ばすプロジェクトであっても、日々の仕事は泥臭く汗をかく、地道なものです。
サテライトオフィスを神戸三宮にも持ち、働き方も環境も激変中、自分たちで自分たちのルールを作ります。
トマトって、水を絞ってストレスを与えると、ギュッと締まった美味しい果肉に育つんです(もちろんイジめすぎると枯れますよ。笑)そんな自然の摂理の中に、私たち人間もいます。
私たちの会社は入社3年目で課長になれます。新卒1年目でも社長に社内改善案のプレゼンができます。入社2年目から「やってみたい仕事」や「チャレンジしたいこと」を聞かれ、社内ベンチャーや新規ビジネスだって立ち上げられますし、社内外のセミナーや勉強会など全額会社負担で受けられます。
入社時の研修では「今からお伝えすることが正しいとは思わないでください」と前置きをして始まります。「大きな目的に向かう長いルートの上で、今たまたま私たちが立っている位置を共有するだけですので、研修内容を学ぶ、仕事を覚える、のではなく、知るだけにしてください。」という、現状より一歩でも前に進むこと、昨日の繰り返しではなく明日に変化を起こすこと、これが、私たちが楽しいと感じている仕事の流儀です。
会社の行動理念の中には【社員個々の成長が会社の成長である】とあり、働いているメンバーが成長するための環境作りには貪欲です。失敗してもいいよ!チャレンジしてみよう!という精神。
そして自分たちが働く環境や、自己成長のためのアイデアを募集し、どんどんブラッシュアップされていく仕組みを持っているので、自分たちの会社の社風を自分たちで作り上げていきましょう。
【社内制度や仕組みの例】
・社内外のセミナーや勉強会の費用を会社が全額負担
・奨学金返済支援制度
・相互評価制度
・社長だけに届く人事アンケート(チャレンジフォーム)
・社内ベンチャーやスタートアップ推奨制度
もし一緒に働くことになったら、過去踏襲型の固定概念、一般論や既成事実、業界のしきたり、100年目を迎えた老舗企業、なんてものは全て無視していただいて構いません。私たちがあなたと一緒に創り上げていくものは、いつでも真っ白なページの、真っ新な1歩目からはじまります。どんなに歴史がある会社でも、キャリアを積んだ経営陣でも、いつでも正しい判断やアクションができるとは思いません。悩むし、間違えるし、不安になるし、緊張するし、だからこそ、100年企業の1歩目に、一緒に悩んで、不安になって、緊張しながらチャレンジして、間違いながらも手探りで、たまには互いの傷もなめ合って、小さな成功に大喜びできる。そんな等身大で、ドキドキできる仕事を一緒に愉しめるメンバーを募集しています。
えらくなくて良いですし、すごいことが出来なくていいです。自問自答しながら歩み続けられることが、素晴らしい仕事を生み出すのだと思いますので、一度、お話の機会を作りませんか!