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【サービスインまで残り16日】人生って何が起こるか分からない。この私がこの歳で島に移住して女将になるなんて。。。

初めまして。ひかりてらすでバイヤーを担当しております勢古口(せこぐち)です。

歳はたぶん皆さんのお母ちゃんくらい。父親が転勤族で九州、大阪を転々とした幼少時代。そして伝説でも映画の世界でもなくリアルにバブルの恩恵を受けながらキラッキラのイケイケな日々を過ごし、某百貨店に入社。その頃は百貨店も花形で「デパガ(デパートガールのことですw)」なんぞとちやほやされ、これまたキラッキラの日々で何故だかむちゃくちゃ仕事に燃えた。「キャリアウーマン」という死語でもてはやされ、一回苗字が変わり、また戻り、まだまだエネルギーが有り余ってるものだから更に仕事に遊びに燃えまくりSATC(セックス・アンド・ザ・シティ - Wikipedia)なんぞにドはまりし、もっともっとキラッキラの生活を求めて東京に移り住み現在に至る。

仕事もプライベートも順調!華やかな交友関係にも恵まれ、夜な夜な港区あたりへ繰り出し楽しすぎる生活を送っていた。そして一生独身を決め込みロングコートチワワを迎え入れ、後はマンションを買えば完璧!もう私の人生ったら素敵過ぎる♪と浮かれていたところ、ひょんなことからまたまた苗字が変わる。想定外だ。そして私の人生が変わる。

【4年前のとある日】

夫:「のんちゃーん、転勤になったー」始まりは1本の電話からだった。

私:「はいーりょうかいー」子供もいないし、自由に動けるし、転勤にも出張にもなれとるし、新幹線、飛行機使えば東京⇔大阪でもあっとゆーまだし。まっいかーくらいの軽い気持ちで返事をした。

私:「どこいくのー?」

夫:「壱岐ーーー島ーーーー離島ーーーそこでのんちゃん女将してーー」

ここから暫く記憶をなくす。無理でしょ。私はネオンから3日離れると壊れるし。

夫の仕事に全く関心のない私は出張多いなぁとは感じていたが地方創生の仕事をしているなど1ミリも知らなかった。その関係で壱岐の島(こんな島知らんかった)の古い旅館を蘇らせゲストハウスとして運営し国内外に壱岐の魅力を発信し国内外から観光客を集客しようというプロジェクトだった。

「今の私の仕事はどうなる?」「今までの私のキャリアは?」「別居?」色々なことが頭をよぎった。それよりもショックだったのが、初めて経験する新しい環境や新たな仕事に前向きになれずエネルギーが湧かない自分自身。やっぱ歳なのかなぁ。。。女性って色々な岐路に立たされるよな。。。結婚した時、子供を授かった時、そして旦那様が転勤のとき等々。。。その時つくづく色々と考えさせられた。

初めて経験する勢古口信子の危機!人生の岐路!果たして信子はどんな人生をを選択するのか!別居か!?はたまた、またまた苗字が変わるのか!?

次回につづく。。。

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