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近年、エンジニア未経験からIT業界にチャレンジする人材が増えています。とはいえ、「本当に未経験から成長できるの?」「入社後のサポートは大丈夫?」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
今回はNucoに未経験で入社し、現在エンジニアとして活躍している社員にインタビューを行い、入社してからの1年でどのような成長があったのか、リアルな声をお届けします。
今回は未経験中途入社2年目、中條さんにお話を伺いました。
入社1ヵ月目:最初にぶつかった壁
ー本日はよろしくお願いします。まずは簡単な自己紹介をどうぞ。
中條:エンジニアの中條と申します。今年で入社2年目になります。もとはハードウェアを専攻していて、技術担当として企業に4年ほど勤務していました。ですが、今後IT関連の知識は必須になってくるだろうと考え、思いきってチャレンジして現在に至ります。
ーさっそくですが、未経験での入社にあたって、不安だったことや、一方で期待していたことは何だったのでしょうか?
中條:そうですね。Pythonは独学していましたが、やはり、「自分にできるだろうか」という気持ちが大きかったと思います。あとは、座学より手を動かすことが好きなので、いろんな技術を使ってアプリケーションを自分で作れるようになるのかな、と楽しみにしていました。
ー最初はどのような形で業務に参加されたのですか?
中條:1週間目はAPIの周りをちょっと触ってみましょうというような時間がありましたが、その後すぐに実際のプロジェクトに入りました。当時は社員さんの下についてタスクをもらって、実際にコードを書いたり アプリケーション開発に関わるなどしていました。業務への参加はかなり早かったのですが、細かく説明してもらいながらって感じだったので、全く気になりませんでした。
ー当時 1番印象に残った学びやエピソードについて教えてください。
中條:ITは専門用語がかなり多くて、結構難しかったなと思っていました。片っ端からメモしまくって、 一個ずつ家帰って調べてみたりとか、帰りの電車で調べておいたりとか。すぐ調べられるような状態にしておくっていうのがとても重要なんじゃないかなと思います。
入社6ヶ月目:「できること」が拡張
ーできるようになったと成長を感じたエピソードなどはありますか。
中條:入社当初からお世話になっていた先輩が入社して半年くらいのときに退社されて、自分じゃ仕事をまわせないんじゃないかとか不安が強かったんですけど。 いざやってみたらなんとかできるようになってたっていうのは実感としてありました。
ーエンジニアとしての方向性をどのように感じていらっしゃったのでしょうか。
中條:いろんなプロジェクトに参加させてもらったので、幅広くいろんな経験ができたと思っていて、結果として広く浅くでも業務進行はできるというのを感じました。
コードを1から勉強するとなるととんでもない時間がかかりますが、ゴールが明確になっていれば意外とAIでコードを書けるんです。タスクをやっていただけだったのが、半年くらいから自分でもどのくらいまで何を進めて、みたいなのを考えるようになってきていたので、ある意味AIを使いながらでもタスクを進められるようになったというのが感じたところです。
入社1年目:獲得したもの、蓄積したもの
ー1年前と比べてどういったところが変わったと感じていらっしゃいますか?
中條:言葉が認識できるようになったところが結構変わったなと思って。今も調べたりはしますけど、他のエンジニアとの会話もざっくりでも話が分かったりとか、ある程度コミュニケーションが取れるようになってきたところが変わった部分かなと思います。
あとは、今はメインの担当者としてプロジェクトに入っていて、そこが今まさに頑張っているところです。どちらかというとタスクをもらったり、他の人がやっているもののタスクを考えたりとかっていう業務中心だったのが、これからはお客様が何を求めているのかを考えながらプロジェクトの進行自体を任される立場になってきているので、引き続き頑張りたいところです。
ー こうなりたいと思うエンジニア像、キャリアの展望をお聞かせください。
中條:こういうのが求められてるという感じで言うと、 教えていくっていうんですかね。 今までは教えてもらって作業を進めてっていう感じでしたが、 今は自分でプロジェクトを進めたりするフェーズに入ってきた感じがしていて、社員数も自分が入った当時から20人くらい増えて下の方が多いくらいになってくると思うので、経験を生かして教えてあげられるようになりたいっていうのがあります。頑張っていきたいなと思ってます。
支援制度やサポートについて
ー入社してわずか1週間で実務に入られたとのことですが、それがスタンダードなのでしょうか?
中條:僕の場合は、Pythonを独学していたのもあると思います。未経験で入社した社員は初めにPythonの基礎文法のキャッチアップやDjango・fastAPIなんかのチュートリアル、後はクラスを使ってオセロを作る実装練習をすることが多いみたいです。
ーこれが成長を助けてくれた、と思うサポートなどありますか?
基本的にプロジェクトは少人数で構成されていて、日常的に密なコミュニケーションが取れる体制です。メンター制度を採用しているので、業務中の細やかなフィードバックを通じて個々の課題や成長ポイントが明確になるので、着実なスキルアップにつながっていると感じています。
ーその他、Nucoならではの特徴はあるのでしょうか。
任意のサポートとして、技術的な参考書を経費購入できる制度があります。オフィスには技術書籍が500冊以上あって、自由に借りることができるのも魅力ですね。応用情報技術者試験という、資格取得に向けたサポートなんかも展開されていて、自己研鑽を会社が後押ししてくれます。
最後に、これは制度ではありませんが、インターン生も交えての飲み会があったり、技術的に詰まったときもかなり気軽に聞けるっていう、いい意味で距離感が近いのが良い部分だと思ってます。プロジェクトごとに分かれてたりもしますが、勉強会みたいなグループもあって、休日に個人で集まることもあって、気楽な感じで行けるのがとても良いと思います。
今回は未経験でIT業界に入って2年目の中條さんにお話を伺いました。
異業種からIT分野に転職し、実践を通じてスキルを身につけながら、1年でプロジェクトを担う人材へと成長する。そうしたキャリアの歩みは、決して特別なものではありません。
必要なのは、学び続ける姿勢と、一歩を踏み出す勇気です。
Nucoでは、新しいことを学び続ける意欲がある挑戦者の皆さまからの応募をお待ちしています!