人生は何が起こるのかつくづく分からないものだなと思います。
佑人社に入社して2ヶ月。3ヶ月前までは某テレビ番組の制作スタッフをやっていました。いわゆるADってやつです。
そんな自分が今は学校や法人向けにデジタル採点システムの営業活動を行っています。
「あの時の選択は正しかったのだろうか」
前職で働いている時、心の中でずっと自分に問い続けていました。
昔からテレビっ子で、ドラマを見るのが大好きな私。そんな自分が今度は面白い番組を作ってみたい。夢と憧れだけで就職先を決めました。
憧れのテレビ業界は、確かにキラキラしていました。芸能人を間近で見ることができたり、アナウンサーと一緒にお仕事したり、自分の名前が全国放送のエンドロールに載ったり。
貴重な経験をたくさんさせていただきました。
ただ、それ以上に自分の中で様々なモヤモヤが膨らんでくるようになりました。
放送という業界上仕方がないことですが、休みが決まっていない働き方だったので1ヶ月先、1週間先の予定も分からない。もちろん定時もありません。日によっては1日に15時間近く働く日もありました。
理不尽な命令や暴言に、気づいたら涙が流れているような夜も。
そして、労働者派遣という形態だったため、仕事をしていても帰属意識を感じられませんでした。
自分の居場所はどこにあるんだろう。なんのために仕事をしているんだろう。自己肯定感はどんどん下がり、テレビ業界で働くと決めた自分の選択やこの日々を否定してしまう自分がいました。
「この仕事辞めよう」
年度末で転職することを年内に決意しました。
年が明け、1月3日には転職サイトに登録していました。
そして3月末、前職を辞め、4月から無職に。
様々な転職の本やWebサイトには「現職を続けながら次の仕事を決めた方が良い」と書かれていることが多くありました。
それを見るたびに不安になりながらも、一旦自分の気持ち的にすっきりしてから転職活動に集中したいという思いがありました。
この考えが、自分には合っていたなと思います。
何にも縛られない自由な状態で、たっぷり時間がある中で転職サイトの求人票を片っ端から見ていきました。
なんだかものすごくホワイトそうな会社があるぞ。
1つの会社が目に留まりました。
それが佑人社でした。
ただ正直、1次面接を受けるまで志望度は高くありませんでした。
会社のことを調べてもあまり情報は出てこないし、どんな人が働いているのかもよくわからないし…。
それでも、書類に通ったし面接に行ってみよう。
迎えたオンラインでの1次面接。
志望度爆上がり。
営業部長との面接を経て、この人と一緒に働きたい、強くそう思いました。
そして最終面接。社長をはじめ、営業メンバーとも顔を合わせました。
志望度はさらに上がり、この会社の一員になりたいと心から思いました。
この会社でならきっと自分は頑張れる。そんな直感を信じてみることにしました。
そして現在。
その直感は正しかったです。
毎日が本当に楽しく充実しています!
先輩方が1つ1つ丁寧に教えてくださるおかげで、未経験の自分でもできることが増え、様々な知識を吸収して成長できていると実感します。
佑人社はどんな会社か。良いところがたくさんありますが、特に感じることを2つ。
1つ目は、働く時は全力で働く、そして休む時はしっかり休む、そんなバランスのとれた会社であるという点です。
土日祝がしっかり休めます!休みが決まっていなかった自分にとっては天国のような環境です。土日に仕事の連絡が来るなんてこともまずありません。そしていまは会社一丸となって残業ゼロにしようという取り組みを行っています。その分、勤務時間内は集中して、密度濃く仕事をしようという文化が根付いているなと感じます。実際、働いていて毎日があっという間です。ちなみに私は平日明るい時間に帰れるのでほぼ毎日自炊をして大好きなドラマを見ている日々です。
2つ目は、組織としての心理的安全性が高く、素敵な人たちが集まっているという点です。
私は、仕事をする上で「感謝」と「リスペクト」の気持ちを持って人と接することを大切にしています。佑人社で仕事をしていると、それを当たり前のように皆さん気持ちよくやっているなと感じます。小さなことでも感謝し、お互いをリスペクトする気持ちをもち、そしてそれをしっかり言葉にするというコミュニケーションをとっています。
こうした普段の些細な言動の積み重ねがお互いの信頼につながり、「よく考え、議論する」という佑人社の大切にしていることにも繋がるのかなと思います。
信頼関係があるから、役職に関係なくメンバー全員の意見をお互いがしっかり聞き、自然と尊重できる。入社したばかりの自分でも、安心して意見を言える環境です。この風土が高い生産性にもつながっているのかなと思います。
そして、佑人社に集まってくる人たちは、人として尊敬でき、温かくて優しい、思いやりのある方たちばかりです。私は現在弊社では最年少ですが、こんな風になりたい、と思えるかっこいい大人たちに囲まれて日々を過ごしています。そんな自分はとても幸せ者だなと思います。
まだまだ語りたいことはたくさんありますが、それはまたの機会にお話しします。
最後に。
私は今人生がとても楽しいです。
最近会う人会う人に「顔がイキイキしているね」と言われます。自分でもそう思います。
過去は変えられないが、過去の捉え方は自分次第でいくらでも変えられる。
辛くて苦しかった過去も、全て今に繋がっているんだと、今なら自分の人生すべてに誇りを持つことができています。
あの日々を肯定できる自分になれて、本当に良かった。
株式会社佑人社
私たちは、教育の最前線を切り開いていく会社。 試験やテストのプロとしてのノウハウ、最新のデジタル採点システムや成績処理サービスを通じて、教育現場に深く入り込み、リアルな課題やニーズに応える事業を展開しています。 ▍主に2軸の価値提供 ◼️試験・テストに関連する請負業務では、プロの仕事で質の高いサービス提供を。 入学試験や模擬試験、学力調査や検定に関する請負業務は、試験実施前の問題制作に関するものと、試験実施後の採点や成績処理に関するものに分かれます。 編集部では、教科の専門知識豊富な各メンバーが、試験に特化した専門的なノウハウを活かし、問題制作に取り組んでいます。顧客の目線に立ち、受験する子どもたちの目線に立ち、より良い試験になるように日々取り組んでいます。 業務部では、答案の受領やスキャンといった緻密さが求められる作業から、採点や成績集計といった、ノウハウを活かした業務を担当しています。多数の受験者がいるような試験では、記述式、論述式の問題をブレなく正確に、そして素早く採点することが非常に大切です。ここで佑人社の価値が出ます。長年の経験から得たプロのノウハウを活かして、試験の主催者をサポートしています。 採点業務は一般的にはコストを抑えられる在宅ワーカーを活用することも多いのですが、ただ弊社ではそれでは十分なクオリティの採点ができないと考え、オフィスに経験豊富なスタッフを集め、妥協のない丁寧な仕事にこだわっています。 ◼️採点システムの提供で、先生方の業務効率化 佑人社は元々、前述の請負業務を中心に事業展開してきましたが、2010年頃に採点業務の効率化とクオリティアップ(ミスの削減)を目指して、自分たち目線のデジタル採点システム『YouMark』を開発しました。 当初は自分たちが使う目的で作ったシステムですが、リリース直後から多くの顧客への提供を始め、今では全国で100以上の企業、団体にご活用いただいております。当初はどちらからと言えば大規模な試験での利用が多かったのですが、2017年からは私立中高の入学試験の採点に、2019年からは学校内での普段のテストの採点にもご活用いただくようになり、現在では500校以上の学校で導入いただいております。学校でのデジタル採点システム利用は、2017年の入学試験が全国で初めての試みでした。それ以降、多くの学校の先生方が手軽に使えるシステムとして、ご愛顧いただいております。 ▍教育現場の「当たり前」を変えていく 採点システムは、弊社が元々地道に取り組んでいた請負業務から発生したものでした。 プロが使うそういうシステムを学校現場に少しずつ広めていけていることは、私たちにとって非常に大きな喜びです。 「試験期間の職員室の風景が変わった!」 「授業や指導にあてられる時間がとても増えた!」 「生徒に返却する時間が短縮できて学習効果が高くなった!」 こういった声を聞くことは、本当に嬉しいことです。 これは、我々が先生方の裏方として、長年請負業務に携わってきたから実現できたことだと自負しています。 今後も地道な下請け業務をプロの仕事で支援しながら、教育現場の新たな基本インフラとなるようなシステムを提供し、社会問題でもある先生方の働き方改革にも切り込める存在を目指したいと思っています。 ▶️YouTubeからも、先生方の本音が聞けます!! ・https://www.youtube.com/watch?v=cHY5Csi42yw ・https://www.youtube.com/watch?v=4gOLHrsxdtY ・https://www.youtube.com/watch?v=wagfhrvta6I ▶️デジタル採点システムの導入事例 https://www.yu-jin.co.jp/case/