はじめに
はじめまして、2024年1月に入社したDXソリューション事業部アルゴリズムエンジニアの福本郷介(ふくもときょうすけ)です。この記事を通して、私が燈に入社するまでの経緯及び燈の魅力をお伝えできればと思っております。是非、最後まで読んで欲しいです!
私について
アメリカ・カリフォルニア州・クパチーノ市(サン・フランシスコが近いです)出身で中学まで住んでいました。家では英語禁止だったのと、土曜日に日本語学校に通わせてもらえたおかげで、何とか”なんちゃって日本人”にならずに済みました。家族全員テニスをしていた影響で、小さい頃からテニスをしていて、アメリカではカリフォルニア州の選抜チームに所属していました。今も趣味として続けています。
新卒で住宅設計士へ
アメリカにいた頃は引っ越しが多く、その都度新しい家を探す時間がとても楽しかったことをきっかけに、住宅建築に興味を持ちました。
大学の課題で小さいスケールの建築から都市設計まで幅広く取り組むことができましたが、住宅建築の課題が一番楽しかったので、住宅設計の道に進むことを決意。ただ、設計ができる人はいくらでもいるので、「自分にしかできないこと」を考えた時に、「住宅業界の中で日本と海外の間のギャップを見つけてそれを埋める」という役割に行きつき、デザイン力と海外事業部がある大手ハウスメーカーに入社。
入社直後は、社内業績が一位の支店に設計として配属され、3年目にVIP案件専門の設計部署に異動。外国の設計事務所と共同設計する際は、その窓口役をすることもありました。社内コンペの審査をするような、会社を代表するデザイナーの方々に囲まれ、自分には勿体くらいのとても充実した時間を過ごすことができました。
未経験でAI業界へ
いざ建築業界に入ると、設計士が”設計士にしかできない作業”(デザインの検討等)に時間を注げられていない状況を目の当たりにしました。仕事のワークフローに対してのテクノロジーの”あるべき姿”と”現実”の間にかなりのギャップがあったのです。加えて、人手不足の深刻化も急速に進んでいました。
どうにかできないかと思い、最初は社内でカレンダーアプリの使い方を教えるなど、小さな所から当時の自分でもできることで業務改善を試みました。そこから徐々に深掘りをするようになり、必然的にAIが出現。AIの可能性に感動し、一級建築士を取得したタイミングで空いた時間を使ってプログラミングと機械学習を独学で業務と並行して勉強を始めました。そしてある時にふと、「テクノロジーこそ自分が入社時に見つけたかったギャップなのでは?」と気がつき、転職を決意。当時は建設業界に特化したAI企業は無く、もはや”スキルセットを身につけて自分でいつかその企業を作る”くらいの思いで建築の実績があったAI企業に転職。並行して休みの日は、設計として働いている友人と会って抱えている課題の聞き取り及び提案をしたり、建築関連のスタートアップと協力し、プロトタイプ作成などのお手伝いをしていました。
そして燈へ
私が初めて燈のことを知ったのはインターネットの記事でした。定期的に建築関係のAI企業を調べていて、”建設業界メインではないが実績はある”AI企業がところどころ出てきている中、”建設業界に特化した”企業として燈ができました。
応募したきっかけは、私がそもそもキャリアチェンジした理由と燈のヴィジョンがアラインしていたことでしたが、最終的に燈を選んだ一番の理由はメンバーとそのメンバーの思いでした。
初めての面談で、DXソリューション事業部長の森に「我々この業界を変えられると思うんです」とさらっと言われたことがとても印象に残っています。私が未経験でAIエンジニアになろうとしていた時、志望動機に「建築業界の在り方を変えたい」と書いていて、「自分が書いたことと同じことを目の前の人に言われた」と衝撃を受けました。
森の言葉がただの営業トークではないと思えたのは、これまでの燈の実績もありますが、「圧倒的当事者意識」という”燈道”(行動指針)がある事でした。「会社としては新たなソリューションを導入しているが、最前線で活躍している設計士・現場監督は使えていない」という状況を幾度も見てきた自分にとって、このような行動指針を掲げている燈であれば「本当に役に立つものを作れるのでは?」と信じることができました。
また、社員(丸尾・石本・小澤・小倉・北田・大迎)と話した際、全員から、今の仕事に対して信念を持っていることが伝わってきました。最終選考の際にCEOの野呂からは、「私にとって仕事は”挑戦”です」とシンプルにまっすぐな目で言われ、私利私欲ではなく日本を良くする”使命感”で動いている組織だと強く感じました。
最終選考の別れ際に、森から「私、このメンバーのためならいくらでも頑張れます」と言われたことを決め手に、これ程の情熱とスキルセットが揃ったこのメンバーとなら建設業界に差分を生み出せると確信し、入社を決意。
森の記事はこちら:
燈に入社してから
文化
燈に入社して数ヶ月経った今でも本当に良いなと思うところの一つは、日常会話に燈の行動指針である”燈道”がインテグレートされているところです。これはCTOの三澤に言われて気がついたことですが、例えば、誰かが継続的に何かを実施していたら「凡事徹底だね!」と称えたり、すごい速度で検証を進めている人がいれば「爆速!」と褒めあったり。会社の飾りとしての”燈道”ではないのです。日頃から自分の行動が”燈道”に寄り添っているのかを考えさせられ、このような文化がチームを一致団結させているのかなと強く感じています。
環境
燈のメンバーは、全員が優秀で全員が物凄く頑張っています。何より、全員良い人。
課題解決のためであれば、肩書きにとらわれず、どんな事にでも挑戦しています。社歴・年齢関係なく、誰もが何にでも挑戦できる環境がここにあります。大きな目標の為に、熱い想いと共に全力で挑戦したい人にとってこれほど良い環境はないと思います。
入社して数ヶ月経った今でも、この熱量や勢いがあるこのメンバーとなら建設業界を変えられると思っていますし、この様な環境で仕事ができていることに感謝もしています。
今やっていること
現在は、設計時代の知識を最大限に活かし、建設専門用語を用いた建設特化の画像生成モデルの開発や、設計テーマのプロジェクトのコンサル及びアルゴリズム実装に従事しています。これからも元設計士ならではの知見を武器に建設業界のDXに貢献したいと考えています。
最後に
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。燈は今も、建設業界そして日本を照らす存在となるべく熱い仲間を探しています。少しでも興味持っていただけたら嬉しいです。応募お待ちしております!