こんにちは!
Global Mobility Service株式会社(GMS)の広報担当です🔔
飲酒運転をなくすために、私たちにできることは何でしょうか。
「飲んだら運転しない」という一人ひとりの意識はもちろん大切です。
一方で、飲酒運転による事故はいまも発生しています。
2025年には、飲酒運転による交通事故が2,283件、死亡事故が125件発生しており、飲酒運転による死亡事故率は、飲酒なしの場合と比べて約6.9倍とされています。
飲酒運転の怖さは、一度事故が起きてしまえば、どれだけ後悔しても元には戻せないことです。
「少ししか飲んでいないから」
「近くだから」
「自分なら大丈夫」
そんな一瞬の判断によって、誰かの命が奪われることがあります。
これまでも、飲酒運転によって命を失った方、重い後遺症を負った方、そして突然大切な家族を失った方がいます。
事故を起こした本人にとっても同じです。刑事責任や損害賠償だけでなく、仕事や家族との生活、それまで築いてきた人生そのものが大きく変わってしまうことがあります。事故が起きた後に、「あのとき運転しなければ」と思っても、失われた命や時間を取り戻すことはできません。
だからこそ、飲酒運転を「本人が気をつければいい」という意識だけの問題にせず、そもそも運転できない仕組みを社会側につくることも必要なのではないか。
だからこそ、飲酒運転を「本人が気をつければいい」という意識だけの問題にせず、そもそも運転できない仕組みを社会側につくることも必要なのではないか。
そこで今、一般社団法人モビリティサービス協会(以下、MSA)が進めているのが、
「アルコールを検知したら、車を動かせない」仕組みを社会に広げていく取り組みです。
アルコールチェックを「検知・記録」で終わらせない
現在、さまざまな企業でアルコールチェックが行われています。
アルコール検知器によって酒気帯びの有無を確認し、結果を記録することは、飲酒運転防止において重要な取り組みです。
しかし、本当に飲酒運転を未然に防ぐためには、アルコールチェック未実施時または酒気検知時にはエンジンをかからせない。
ここまで仕組みとしてつなげることが重要です。
MSAでは、こうした考え方のもと、飲酒運転を人の判断だけに頼るのではなく、テクノロジーと仕組みによって未然に防ぐ社会を目指しています。
記者会見をきっかけに、社会実装へ
2026年8月、MSAと一般社団法人計測健康啓発協会(A-HAM)は、「飲酒運転ゼロ社会の実現へ」をテーマに共同記者会見を開催しました。
ここで発表されたのが
「検知」
「車両制御」
「教育・啓発」
の3つを一体で進めていく取り組みです。単にアルコールの有無を測定するだけではなく
アルコールを検知する
車両を動かせない状態にする
正しい運用や健康管理について理解を深める
というところまでを、一つの仕組みとして社会に定着させていくことを目指しています。
記者会見は、その取り組みを広く知っていただくための一つのきっかけ。
現在も、MSAとA-HAMでは、それぞれの専門性を生かしながら、飲酒運転を未然に防ぐための仕組みづくりを進めています。
安心して導入できる仕組みにするために。「共同認証制度」もスタート
新しい技術を社会に広げていくうえで欠かせないのが、安全性と信頼性です。
そこでMSAとA-HAMでは、アルコールの検知から車両制御までを一連の仕組みとして確認する共同認証制度を開始しています。正しく検知し、その結果に基づいて安全に車両を制御できるところまで確認する。こうした基準づくりも、飲酒運転防止の仕組みを社会に広げていくための大切な取り組みの一つです。
GMSの技術も、この仕組みを支えています
GMSもMSAの会員企業として、この取り組みに技術面から関わっています。
GMSが独自に開発した車両遠隔起動制御IoTデバイス「MCCS®」とデータ分析プラットフォーム「MSPF®」を活用することで、アルコール検知結果と車両を連携する。
酒気帯びが検知された場合には、車両を起動できない状態にする仕組みを実現しています。また、「MCCSⅡ」「MCCSⅢ」「MCCS Type T」は、MSAが運営する「遠隔起動制御デバイス認証制度」の認証を取得しています。
この認証では、車両の安全性を損なわない制御や、通信・情報セキュリティなどの観点から安全性・信頼性が確認されています。
サイト⇒https://www.global-mobility-service.com/
「飲んだら乗らない」から「飲んだら乗れない」社会へ
飲酒運転をなくすために必要なのは、意識啓発だけではありません。
テクノロジー、認証制度、教育・啓発などを組み合わせながら、「そもそも飲酒した状態では車を動かせない」環境をつくっていく。
MSAでは、A-HAMをはじめとするさまざまな団体・企業との連携や、認証制度などを通じて、その社会実装を進めています。
「今日は大丈夫だろう」という一度の判断で、誰かの未来が失われないために。
「飲んだら車が動かせない」が、特別な仕組みではなく、当たり前になる社会へ。