【創業note】真善美を追求する話〜2025年12月振り返り〜 | 株式会社シンシア・ハート
こんにちは。株式会社シンシア・ハートで代表取締役をしている堀内猛志(takenoko1220)です。このnoteでは、起業を志してベンチャー企業に新卒入社したのに、結局17年も所属してしまった結...
https://www.wantedly.com/companies/company_8103698/post_articles/1037592
こんにちは。株式会社シンシア・ハートで代表取締役をしている堀内猛志(takenoko1220)です。
このnoteでは、起業を志してベンチャー企業に新卒入社したのに、結局17年も所属してしまった結果、38歳6か月にしてやっと起業した人間のヒューマンストーリーという名のポエムブログを書いています。
つい先日「【創業note】真善美を追求する話〜2025年12月振り返り〜」を投稿したところではありますが、今回は、2025年という1年のことを振り返ってみたいと思います。
ようやく終わった厄年
甘かった過去の自分
1年の終わりとともに、1歩前へ
ロックの向こう側に
画像から感じる妻の息遣い
蘇る思い出の数々
夫婦になるまでのプロセス
過去の“僕”に戻った瞬間
当たり前を大切にする生き方を
言葉にすることの大切さ
会話の一歩目は「気づき」から
子連れになって見えた景色
迷惑かけてもいい。でも、許せ。
メンバーを募集しています
僕の本厄だった2024年に、妻の病気が発覚しました。そして、後厄にあたる2025年、妻は旅立ちました。
これまでは、厄年なんて、迷信のようでろくに取り合っていませんでした。実際、今でも、高いお金を払って厄払いをすればいいとは思っていませんし、「厄」のせいで妻が病気になったとも全く思っていません。
ただ、今回の出来事を経て、厄年とは、先人たちが「この年齢のときは気をつけなさい」と戒めてくれているものだと感じたんです。「厄年には何かあるかもしれない」と、自分たちのことをもっと気にかけておくべきだったと、今になって思います。
正直、僕は病気のことも馬鹿にしていました。特に20代の頃は、食事や睡眠、運動といった身体にとって大切なことをないがしろにしていましたし、つい最近まで「健康診断なんて行かなくてもいいや」くらいの感覚でいたことも事実。
心のどこかで、「こんなに若くして病気になるはずがない」と、勝手に思い込んでいたんです。でも、現実は違いました。
また、もともと軽んじていたつもりはなかったものの、家族と過ごす時間や、友人をはじめとする人と人とのつながりの大切さも、改めて実感しました。こんなにも自分は、周囲の人たちに“生かされている存在”だったのだと、身に沁みて感じたんです。
だからこそ、一つひとつのことに真剣に向き合って、行動を変え、態度で示し、言葉にしていくことが大切だと実感しました。それを怠れば、健康も、大切な人も失ってしまう。そして、失ってからではどうしようもないんです。
後悔は数えきれないほどありますが、僕はもう前を向くしかありません。後厄であり、喪中だった2025年のことはその年のうちに終わらせようと、妻が亡くなった後の手続きや整理に取り組みました。
全てを片付けられたわけではないものの、大きいところは終わらせることができました。わかりやすく年が変わってくれるおかげで、自分自身の気持ちも切り替えることができたように思います。
年末に取り組んだことの一つに、妻のパソコンからデータを取り出す作業がありました。
実は、僕たちが付き合い始めてからの日々や、結婚式、ハネムーンといった大切な写真のデータは、妻のデバイスにだけ入れていたんです。僕はあまり写真を見返すタイプではなかったので、自然とそうしていました。
ただ、亡くなった後のことを話せないまま、妻は最期を迎えてしまいました。そのため、僕ではロックを解除することができません。いざ見られなくなって、「これはヤバい」と思い、業者に依頼を出しました。
結論、スマートフォンは無理でしたが、パソコンのデータは取り出すことができました。どちらも同じメーカーの製品で、ある程度同期されていたことも幸いし、必要だったデータが一通り戻ってきてとても安心しました。
写真の中には、妻が撮った子育てや家事のTipsなどのスクリーンショットもたくさんありました。これを見たとき、文章はなくとも、「僕とは違うな」「僕の気づけなかったところをやってくれてたんだな」とつくづく感じさせられました。
年末には、妻の大学時代の友人グループに誘っていただき、息子と一緒に皆さんに会いに行ったのですが、その場でも男女の差は話題でした。僕が一人で子育てをしていることについて、男性からは「僕にはできない」、女性からは「うちの旦那と全然違う」なんて言われましたが、僕だって、妻ほど気を遣うことはできていません。息子と出かけるときの準備だって、結構雑です。
とはいえ、他の人からすれば、「社長をやりながら、どうやって子育てしているんだ」と思われるかもしれません。でも、実際にその立場になってみると、意外とやれるものです。
そして、この状況を経験することで、僕自身が子どもに育てられているんだとも感じています。
データを復旧したことで、妻からのメッセージが見つかったことも、年末のハイライトです。
妻は、スマートフォンのメモ機能を使って、日記のようなものを書き残していました。その中でも、結婚当初の日付のものを見てみたところ、なんと、びっくりするくらい僕への不平不満が綴られていたんです。
例としては「扇風機が埃だらけになっているのになぜ拭かないのか」とか「シンクが汚れているのになぜ掃除しないのか」とか。僕は鈍感な人間なので、言われないと本当に気づけないのですが、妻は「気づかないはずないだろう」「気づかなかったって言えばいいと思ってる」と怒っていました。
とはいえ、メモに書いてあったことは、妻から直接言われていたことばかりだったので、ショックを受けることはありませんでした。むしろ「こんな喧嘩したな」「どうすりゃいいんだって悩んだな」と懐かしく感じるほどでした。
僕たちは遠距離恋愛で、結婚するまで同棲もしていませんでした。そのため、一緒に暮らし始めた結婚当初は、価値観の違いをぶつけ合う喧嘩ばかりしていました。さらに、お互いに全国出張のある仕事だったので、すれ違いも多かったと思います。
でも、コロナ禍に入って一緒に過ごす時間が増えてからは、喧嘩をすることもほとんどなくなりました。コミュニケーションをとる機会が増えて、お互いにアジャストしていったんですね。やはり、その頃からは、妻の怒りの記録もなくなっていました。
見つけたメモをきっかけに6年間の結婚生活を振り返りながら、他人だった二人が、さまざまな出来事を経て少しずつ夫婦になっていったのだと実感しました。
人間はやはり、過去のことを忘れ、今の自分を中心に考えてしまうものだと思います。写真やメモなど、妻が残してくれたいろいろなものを見つけたことで、僕は、まるでタイムマシーンに乗ったかのように、当時に気持ちを戻すことができました。
正直、「あいつ、こんなメモ残してたんだな」と、ちょっとムカつきもしましたが、やっぱり妻には感謝しています。いろんなことを感じさせてもらったし、大事なことを学ばせてもらいました。僕は、妻にも成長させてもらっていたんだと、改めて振り返ることができた年末でした。
2025年は本当に大変な1年でしたが、当たり前のことを軽視していた自分とは、今では全然違っていると思います。そういった意味では、成長実感しかありません。
また、12月の振り返りの中で書いた「真善美」についても、改めて大事にしなければならないと気合いが入りました。やはり、自分が会社を代表する者であるからには、一般の人以上にそれを体現する人間であるべきだと思ったんです。
「喉元過ぎたら」なんてことにならないように、意識するだけでなく行動で示していきたいと思います。
その一つとして、“言葉にすること”という行動があります。僕自身、オンライン忘年会の開催にあたり、飲み物とおつまみの「晩酌セット」をメンバーに贈ったところ、「よかったっす」「本当にありがとうございました」と言われ、とても嬉しかったです。(このエピソードの詳細は、前回の創業noteに書いています)
改めて、自分も、日頃の「嬉しい」「助かったよ」「ありがとう」といった気持ちは、迷わず言葉にして相手に伝えていきたいと感じた出来事でした。
でも、自分から相手に踏み込むことで、傷つけたり怒らせたりすることを怖がる方も多いと思います。今の時代は「余計なことはしない方がいい」という風潮もありますしね。でも、人と距離を取って何もしないと、本当に何も起こりません。怖がらず、どんどん人と関わっていくことが大切だと思います。
一方で、当たり前のことさえ言葉にできていないことも多いと感じます。その状態から、急に「人を喜ばせる言葉」をかけようとすると、難易度が一気に上がってしまうんですよね。
だからこそ、僕は、まず「気づいたこと」を言葉にするように心がけています。たとえば、メンバーの髪型や服装がいつもと違ったら「今日、なんか雰囲気違うね」といった感じです。
ここで大事なのは、最初から「かわいい」「似合ってる」など、自分の「評価」を口にしないこと。相手がその髪型や服を気に入っていればいいですが、そうではない可能性もあるからです。また、相手との関係性ができていない場合、セクハラだと捉えられてしまうリスクもあります。
先に「気づいたこと」を伝えると、相手に会話のターンが移ります。すると、「え、わかります?気に入ってるんです!」や「今日の朝、時間なくて適当になっちゃったんですよ……」と、相手がポジティブに捉えているのか、ネガティブに捉えているのかを読み取れる反応が返ってくることが多いです。
ここで初めて、自分の解釈である「めっちゃいいね!」といった褒め言葉や、「全然変じゃないよ!」といったフォローの言葉を伝えると、コミュニケーションが円滑に進みます。「なるほどな」と思った方は、ぜひ実践してみてください。
気づくか、気づかないか。そして、行動できるか、できないか。その違いは、本当に大きいと思います。息子を連れて外出するようになって、そういった違いを実感する機会がとても増えました。
たとえば、ベビーカーを畳んで息子を抱えているとき。優先座席に座ったままの人もいれば、さっと席を譲ってくれる人もいます。
エレベーターを待っているときも、状況に気づいて順番を譲ってくれる人がいれば、そうでない人もいます。
新幹線では、子ども連れだとわかった瞬間に距離を取る人もいれば、優しく声をかけてくれる人もいました。
もちろん、それぞれの事情がありますし、どちらが正しい・間違っているという話ではありません。ただ、「相手がどう感じるか」に気づき、考え、行動に移せる人の存在に、僕は何度も救われました。
日本人の多くは、子どもに対して「人様に迷惑をかけるな」と教えます。でも、僕は、息子に「迷惑はかけてもいい。その分、自分が迷惑をかけられても許しなさい」と、伝えていくつもりです。
キーワードは、“感謝”と“容赦”。そして、“おかげさま”と“お互いさま”です。「ありがとう」と「大丈夫だよ」を、自然に口にできる人間になってほしいと願っています。
2025年は、本当に多くの出来事があり、さまざまな感情を経験しました。そして、その一つひとつが、僕に「人として何を大切にして生きるのか」を、はっきりと教えてくれました。
だからこそ、2026年は「真善美」を、言葉だけでなく行動で示し続ける。「感謝」と「容赦」を体現する。息子にも、仲間にも、関わる全ての人にも、そうありたいと思っています。
僕が代表を務める株式会社シンシア・ハートは、2026年6月に設立4周年を迎えます。
当社の掲げるビジョンは「全世代がときめくAgelessな社会をつくる」こと。年齢に関係なく、全ての人が自分の未来に期待し、今を生きること、明日が来ることにときめくことができる社会をつくるため、全力を尽くしていきます。
そんな当社では、現在創業メンバーを募集中です。COO候補をはじめ、キャリアアドバイザーや求人ライターなどさまざまなポジションがあり、副業やフルリモートといった働き方も選べます。
当社のビジョンや僕自身の生き方、思いに共感してくれる方がいらっしゃったら、以下のWantedlyからご連絡ください。Wantedlyに掲載している以外にも協力いただきたい業務はたくさんありますので、まずはカジュアルにお話ししましょう!ご連絡お待ちしています。