大手企業でのブライダルアドバイザー経験を経て、ワカルクに入社を決めたS.K.さん。「自分だけでは100点だった仕事を、みんなで協力して110点、120点に変えられるような仕事がしたい」という想いは、果たして実現できたのでしょうか。チームで行うワカルクでの仕事のやりがいや、困難を乗り越えた経験について語ってもらいました。
100点の仕事を、120点に変える。
一人ではできない仕事に、挑戦したかった。
「人との関わりを大切にしながら仕事がしたい」という想いから、歯科助手を経て、某大手企業のブライダルアドバイザーに転職。カウンター営業を務めていました。結婚が決まったお客様を月に30組ほど接客し、結婚式会場のご決定までのサポートを行う仕事。リーダーポジションも担っていたのですが、自身のチームが全国表彰を受けたときは、非常に嬉しかったですね。
その後はコロナ禍を経て一度フリーランスに。採用アシスタントやInstagramの運用代行といった仕事に取り組んでいましたが、その過程で、私は「個人ではなく、チームで成果を上げる」プロセスにやりがいを感じていると実感したんです。
「自分だけでは100点だった仕事を、みんなで協力して110点、120点に変えられるような仕事がしたい」―――そんな想いで転職先を探していたときに、出会ったのがワカルクでした。
当時は第二子を出産し、子育てに励んでいたタイミング。その中で、「女性のキャリアは細く長く」(※1)「育児を両立させるのではなく、仕事と『共存させる』」(※2)というさえさん(代表取締役・石川沙絵子)の言葉をnoteで目にし、感銘を受けたんです。
(※1)...「女性のキャリアは『細く長く』。バッターボックスに立ち続けよう。」
(※2)...「仕事と育児の『共存』」
また、前職ではメンバーから自身の接客に対するフィードバックをもらったり、「お客様に対して、もっとこんなことができたのではないか」と議論したりする時間がチームとして働くうえでの喜びになっていました。noteの記事からも、全員が同じ方向を見て一丸となって働く風土を感じたワカルク。そんな環境で、また「チーム」として働きたい。そう思い、入社を決めました。
チームで仕事が完遂できたときは、
みんなで駅伝を走り切ったときみたい。
入社後は、アシスタントとして架電業務や経理業務等を担当。その後、採用オペレーション業務や求人原稿の編集・改善業務等に携わってきました。
特に、「求人原稿の編集・改善業務」においては、チームで働く醍醐味を感じました。私はメンバーと協力して原稿納品までのフローやマニュアルを作成したのですが、それを元に、新しくプロジェクトに加わったメンバーが納品をスムーズに完了させる姿を目の当たりにしたんです。
求人原稿の表現を最適化するための編集業務・運用体制を設計し、毎月100件超の原稿を安定した品質で納品し続ける仕事なので、非常に難しさはありますが、チーム全員で無事に納品できたときは駅伝を走り切ったような感覚になりますね。こんな風に、みんなで協力することで歯車が上手く回り始め、私一人だけでも、メンバーだけでもできなかったことが達成できるのは、ワカルクの仕事の面白さだと思います。
一方、難しかったのは「採用オペレーション業務」です。細かいマニュアルや、日に日に更新されるオペレーション......それらを上手くキャッチアップできず、些細なミスが積み重なってしまったんです。
そんなとき、さえさんや由希さん(COO・西村由希)に自身の想いを伝え、「何をすべきで、何をしなくて良いか」、現在の状況整理のサポートをしていただいたのがとても力になりました。「今週は小さなトライ&エラーを大切にしよう。小さな気づきや改善を積み重ねてよりよいプロセスを作り上げていこう。」そう声をかけてもらったことで、「今」できることに集中することが、次の成功に繋がると信じて取り組めるようになりましたね。
私自身が苦しいときに寄り添っていただいたからこそ、PMである今は、メンバーへのオンボーディング時、できる限り「良かった点」を伝えるようにしています。そうすることで、メンバーに自信を持ってもらいたい。また、何かつまづいたときに「相談してみようかな」と思ってもらいたいんです。ワカルクはリモートワークが主体。毎日同じ空間で顔を合わせている訳ではないので、困りごとがあったときにためらわず、コミュニケーションが取りやすい存在になれるよう意識しています。
ゼロイチで考える。とにかく手を動かす。
事務代行は、マニュアル通りの仕事じゃない。
ワカルクのメンバーは経歴も得意な分野もライフステージも各々違いますが、全員が、「お客様からお預かりした業務は、満点以上で返す」という責任感を持ち、真摯に仕事に向き合っています。何が正解かわからない中で、110点、120点を目指す―――。そんなワカルクでの仕事が、私は楽しいです。
もちろん、難しいことも多いです。ワカルクの主要事業は「事務代行」。そう聞くと、「マニュアル通りに進める仕事で、楽なのではないか」と応募を決める方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際に入社してみると、お客様から「こんなことを実現したいのですが、どうでしょうか」というお話を受け、私たちは何ができるのか、ゴールはどこなのか......ゼロイチで考えることが想像以上に多いです。指示されたことだけに取り組むのではなく、「この仕事、やってみない?」と聞かれたときに「とにかく手を動かして、挑戦してみよう」と思える人でないと、つらい局面があると思います。
ブライダルアドバイザーとしてカウンター営業の仕事をしていたとき、お客様の表面の言葉だけをなぞるのではなく、「背景に何があるのか、どんな想いを抱えているのか」を考えて接客するように心がけていました。ワカルクで仕事をするうえで、お客様だけでなくメンバーに対してもそのような力が活かせていると思います。
たとえば、メンバーからSlackで質問をもらったときに、何となく返事をするのではなく、「すぐに回答が欲しい内容なのか」「本当に困っており、じっくり考えたうえで返事が欲しいのか」判断して返す。こういった仕事の積み重ねが、お客様と伴走する際にも活きてくると感じています。私自身、「もっとこんなことができたのではないか」と未だに悩むことばかりですが、お客様の要望を瞬時に拾い上げ、実現するためのアイデアをすぐに出せる先輩の姿を見て、日々勉強しています。
ワカルクを通して、社会に何ができるか考えたい。
「一人じゃない」と思えたから、生まれた目標。
入社してからの1年は、「任せていただいたプロジェクトをどのように良くしていくか」考え、精一杯取り組んだ1年だったと思います。引き続き目の前のプロジェクトにしっかり取り組んでいくのは大前提として、今後は「ワカルクを通して社会に何ができるか」も考えていきたいです。
たとえば、自分と同じように子育てに励むママの中には、「働きたいけれど、理想とする職場が見つからずに困っている」という方もいらっしゃるかもしれません。そんなとき、ワカルクという存在がすぐに思い浮かぶような、ワカルクの裾野を広げる活動にも関わっていけたらと考えています。
こんな風に感じたのは、ワカルクに入社して、「私は、一人じゃない」と思えたからです。日々活発にやりとりが飛び交い、メンバーが仕事をサポートしてくれている。ミーティングではプロジェクトメンバーが同席し、仕事の成果を報告する。そんな様子が見えるからこそ、リモート下でも団結感があり、頑張ろうと感じられています。
また、メンバーそれぞれがさえさんの言葉をお守りのように持っているのも、ワカルクの良いところだと思います。メンバーは、事あるごとに「あのときのnoteの言葉が心に残っている」といった内容を週報で書いています。このようにさえさんが日々、みんなに届く言葉を発信してくださっていることも、チームとして仕事をするうえでの一体感や安心感の醸成につながっていると思いますね。
全員が仕事に対して手を抜かないプロフェッショナル集団として活躍するワカルク。それぞれの良いところに気づき、認め合いながら、これからも努力を重ねていきます。