この記事ではCTS(クリエイティブテックスタジオ)開発チームがこれまでに取り組んできたプロジェクトについてご紹介いたします。
今回ご紹介するのは、「ライセンス・製品契約ポータルアプリ開発」の案件です。
MicrosoftのLSPが提供するライセンス契約の複雑な手順をポータル化し、顧客満足、業務改善それぞれにアプローチすることを目的としたアプリケーション。
お客様が自社で開発されており、その発展を目指して、お客様のチームに弊社からアサインしました。
技術スタック:C#, VueJS, typescript, Microsoft Azure, SQL
Microsoft Azureを基盤とした開発、VueJSやC#に初めて取り組むメンバーもおりましたが、全員キャッチアップに意欲的なため、テンポよく身に着けていきました。
プロジェクトの特性上、要件定義から設計、開発まで幅広い工程が存在しました。そのため、チームメンバーには各自の専門性を活かしつつ、必要に応じて異なる役割も担当できる柔軟性が求められました。
ドメイン駆動開発で、複雑な業務知識を要するため、キャッチアップに努めてより良いものづくりをする姿勢をご希望でした。
また、UI/UXについての提案を積極的に行ってほしいとのご希望もありました。
最初のフェーズでは、弊社メンバーが別々のチームにアサインされることになったため、片方はデザインと要件定義、片方は開発という形で別々の業務を行いつつも、情報共有を密に行って業務知識の吸収と、お客様メンバーとのコミュニケーションに努めました。
新たな技術や業務知識だけでなく、コードレビューを通じてお客様のチームの文化を積極的に取り入れることで、成果物の品質を高めていきました。
また、PM経験のあるメンバーが上流工程に助言を行ったり、デザイン経験のあるメンバーがUIへ意見を行いFigmaのレクチャーを行うなど、開発に留まらない強みの発揮ができる現場でした。