こんにちは!リアルワークアウト広報の田渕です。
今回は執行役員でCCO(チーフカルチャーオフィサー)の佐々木 小次郎(ささき こじろう)さんにお話を伺います。
ーー小次郎さん、本日はよろしくお願いします!
よろしくお願いします!
ーーまず、小次郎さんがパーソナルジム業界に入るきっかけを教えていただけますか?
私は、元々スポーツが大好きで、小学校はサッカー、中学高校はバスケに夢中でした。
高校のバスケ部のOBで消防士として活躍している方がいて、人としてとてもかっこよく生きている姿をみて、自分も消防士になりたいと思い、高校卒業してすぐに消防士に就職しました。
ーーえ!?小次郎さん消防士だったんですね!どの位勤務されていたのですか?
高校卒業後18歳から30歳までです。
ーー12年間も!ボクシングもされていたと聞きましたが、その後ですか?
「何か人の役に立ちたい、人としてかっこよく生きたい。」という思いから当時憧れていた消防士になりました。
ただ、消防士はとてもやり甲斐のある仕事だったものの、規則や決まりごとが多く、自分にとっては若干ストレスに感じる部分が多かったです。そこで20歳からストレス発散の為に、ボクシングをはじめました。最初は趣味のつもりでしたが、やっていくうちにみるみるハマってしまい、気づいたら1年後にはプロボクサーになってました。
↑プロボクサー時代の佐々木小次郎さん
ーー消防士もプロボクサーも過酷の境地なイメージですが、それを同時にやられていたなんてすごすぎます・・・
試合では62kgあった体重を約2ヶ月間で55.3kgまで落としました。消防士という、とにかく体力を使う仕事をしながら試合の度に7-8kgの体重調整を行うことは本当に過酷でした。仕事もボクシングも命がけです。このような日々を10年近く過ごしていましたが、年齢的にも、カラダ的にも限界を感じて引退を決意しました。
ーープロボクサーを引退されて、消防士1本の生活に戻られたんですね。
はい。引退後は、太らないようボクシング以外のことを始めようと思い、ウエイトトレーニングを始めました。しかし、当時はウエイトトレーニングのやり方が分からなかったので、思い切ってパーソナルトレーニングを受けてみることにしました。
当時、ベストボディジャパン のようなボディメイクの大会が流行りだした頃だったのですが、僕が初めて受けたパーソナルトレーナーさんがベストボディジャパンの大会で優勝経験者でした。さらにその方は、体重100kgから減量してボディメイクに成功した経歴の持ち主だったのです。
その方の指導を受けながら本格的なウエイトトレーニングと食事改善を初めたところ、あっという間にカラダが変わりました。
これまでボクシングの世界で知識がない中、無理矢理に増量や減量を繰り返していた自分にとって、こんなにも健康的にカラダ作りができる世界を初めて知り、とても感激しました。
それと同時に、消防士・救急隊員として活動している中で、少なからず普段の食生活や運動不足が原因で病院に搬送されている人の姿を目の当たりにしているうちに、パーソナルトレーナーになって人々に健康を届けた方が、自分自身のバリューをもっと発揮できるのではないのかと、ジレンマを感じるようになりました。
人々にもっとこの世界(パーソナルトレーニングを受ける素晴らしさ)を知ってもらいたい、パーソナルトレーニングを体験してもらいたいという強い思いからパーソナルトレーニング業界への転職を決意し、消防署を退職しました。
ーーパーソナルトレーニング業界との劇的な出逢いですね!
そうですね。最初はフリーランスとしてパーソナルトレーナーを初めて、知り合いから当時のリアルワークアウト代表トレーナー(高田大輝さん)を紹介して頂きました。見たこともないゴリラみたいなカラダをしていて、いかつい見た目に対しての性格のギャップが凄く、見た目も中身も人間として魅力的でした。その方から土屋さん(リアルワークアウト代表)を紹介してもらいました。土屋さんもこれまた見た目と性格のギャップが(良い意味で)凄かったです。二人の話を聞いて会社に対する想いとパーソナルトレーニングを全ての人に届けたいという想いが完全に僕が描いていた想いとマッチし、鳥肌が立ったのは今でも覚えています。
こんな流れでリアルワークアウトに完全に魅了され、ジョインすることになりました。
ーーそれはリアルワークアウト創業間もない頃でしょうか?
リアルワークアウト設立後半年位でのジョインでした。当時の店舗数はまだ3店舗です。
自分は4店舗目の浦和店にパーソナルトレーナー(店長)として所属することになりました。
ーー消防士からパーソナルトレーナーへの転身はどうでしたか?
リアルワークアウト入社当時は、とにかく毎日が新鮮で楽しかったです。消防士という仕事は規則や拘束が厳しく、縛られている感じが多かったので、そこから一気に解き放たれた感がありました。
オープンしたての浦和店を任されて、最初は苦戦していましたが、「どうすればお客様に来店してもらえるか?」「どうすれば売上アップにつながるのか?」といったことを自分で考えて行動できることが本当に楽しくて充実した日々でした。チラシを配ったりいろんな施策を繰り返しやっていたら半年位で良い結果が出てきました。「チラシを見て来ました。」というお客様の声は一番うれしかったですね。あの喜びは忘れられません。
当時はまだコロナ前で、順調に店舗数が増えていました。店舗数が20-30店舗位になった頃にコロナ勃発です。
ーーリアルワークアウトはコロナでどのような影響が起きたのでしょうか?
コロナの影響で半数以上のお客様は来れなくなってしまいました。緊急事態宣言の影響もあり、半数の店舗を一時的に休業する形になりました。
それまでは基本的に全店舗直営店だったので、一気に経営が厳しい状況に。
コロナの収束が見えない中、この状況を打破するために、リアルワークアウトはFC展開に切り替える運びとなりました。ある程度体勢が整ってからは徐々に店舗数も増えて現在に至ります。当時は、土屋さんを始め、みんな苦しい思いをしましたが、あの苦しさがあったからこそ、今の成功に繋がっていると感じています。
ーー小次郎さんはどのタイミングでCCOになられたのですか?
2021年11月からです。
入社して浦和店に1年半位いた後、芝公園店に移動しました。ちょうどその時にコロナでした。
その後、東神奈川店、池袋東口店を経てマネージャーとなり、2021年11月からCCO兼新店舗の立ち上げ担当になりました。
ーーリアルワークアウトの良いところはどんなところですか?
リアルワークアウトは「個」に任せられています。良くも悪くもすべて自分次第。
普通の会社だと、上司がいて、部下がいて、ピラミッド形式で組織が動いていると思いますが、我々にはそれがありません。お互いが言いたい事が言い合えるみんな平等な関係性です。「個が輝ける世界」というのがリアルワークアウトの魅力です。
ーー私自身、リアルワークアウトのパーソナルジムに1年近く通っていていろんなトレーナーさんに指導してもらいましたが、みんな素晴らしいトレーナーさんばかりです。その秘訣は何でしょうか?
それはうれしいコメントですね。現在すでに90店舗もあるので、もちろん様々な課題やお客様からのクレームは少なからず起きています。しかし、ありがたいことに、大きなクレームはほとんどありません。分析すると、採用の段階でリアルワークアウトにカルチャーマッチする人材かどうかをかなり厳しい目線で選んでいるからではないかと考えています。その結果、意識が高くてリアルワークアウトのベクトルに合ったトレーナーが集まっているんだろうなと。今後もこのスタンスは続けていきたいですね。
ーー最後に、リアルワークアウトでの仕事に興味をもっている方たちにひと言お願いします!
日頃から、みんなに毎日楽しく働いてもらうことが一番だと考えています。
トレーナー自身が楽しく働くことができれば、必ず売上につながります。
自分はリアルワークアウトを必ず日本一のパーソナルジムにしてみせます。
日本一とは、数字だけの値ではなく定性的な1位も含めて。
「トレーナーが一番輝いてるパーソナルジム」や、あらゆる人に「パーソナルジムといえばリアルワークアウトだよね」と思ってもらえることです。
リアルワークアウトを「かっこいいイケてるパーソナルジムNo.1」にします。
そして、みなさんがトレーナーとして「リアルワークアウトに入って良かった!」と思える施策もどんどん打っていきますので、興味がある方はぜひご連絡ください。仲間として一緒に働けることを楽しみにしています。
ーー小次郎さん、ありがとうございました!!!