7月末に設立の初プレスリリースを公開したメドエックス、これから当社の活動をどんどん発信していきますので、ぜひ応援していただけると嬉しいです。
実は既に色々な展示会にも出展していまして、今回は「国際モダンホスピタルショウ2025」に参加したときのことをお伝えします。
医療の未来を感じさせる展示やセミナーが並ぶ中で、特に心に残ったのが、1枚目の写真に写っている方――“医療界のSNSの女王”として知られ、『ガイアの夜明け』でも取り上げられた湘南藤沢徳洲会病院の町田詩織さんの登壇です。
彼女の発する言葉のひとつひとつに重みがあり、特に印象的だったのがこの一節。
「Instagramの世界には全知全能の神がいる。その名はアルゴリズム。神(=アルゴリズム)は、日々投稿する者に報いる。」※もちろん宗教の話ではありません、念のため!
そしてもう一つの言葉、「SNS広報はまさに総合格闘技」。町田さんは様々なスキルを駆使し、仮説と検証を何度も繰り返し、時には批判にさらされながらも、信念を持って情報発信を続けてきました。その歩みはまさにプロフェッショナル。
SNSというと、「映える投稿」や「承認欲求」といったキーワードが先行しがちですが、(ちなみにインスタ映えという言葉ももう古いそうです)町田さんの語る広報には、それとはまったく異なる空気が流れていました。そこにあったのは、圧倒的な「使命感」。
コロナ禍という未曾有の危機の中、多くの医療従事者が心身ともに追い詰められ、現場が疲弊していくなかでも、「医療現場を止めてはいけない」という一心で発信を続けた町田さん。彼女の姿勢には、ほんのひとかけらの自己顕示欲すら感じられず、ただただ「伝えるべきことを伝える」という強い覚悟と、患者を守り抜くという広報の本質的な情熱がありました。
2枚目の写真は、「日本一働きやすい病院大賞」の授賞式の様子です。
全国で6割以上の病院が赤字という過酷な経営環境が続く中、それでも現場で働く看護師さんたちが少しでも良い労働環境を築こうと努力を重ねる姿には、本当に頭が下がります。
特に今回大賞に選ばれた済生会横浜市東部病院は、当社もご縁のある病院でしたので喜びもひとしお、プレゼンターも受賞者も目に涙を浮かべながらの授賞シーンには、思わずもらい泣きしそうになってしまいました。
記念写真には僕もお声をかけていただき、お言葉に甘えてご一緒に入らせていただきました。左端のガッツポーズをしているのが僕です。
医療の現場で日々命と真摯に向き合う人たちが集い、支え合い、未来を語る~
そんな看護師さんたちの「人の力」に満ちた国際モダンホスピタルショウ。たくさんの刺激と感動をもらい、学びの多い充実した1日となりました。