ただ採用数を増やすのではなく、“共感”で人をつなぐ。
メドエックスが目指すのは、医療従事者が笑顔で働ける世界。
BIZPREP取材を通じて語った、チームの想いとこれから。
BIZPREPというビジネスサイトの取材を受けました。
記事はこちら:株式会社メドエックス|CEO 右高 稜大氏| BIZPREP ONLINE(ビズプレップオンライン)
まだ数度だけれど、取材される側というのは、何とも不思議な感覚です。
自分の話を整理してもらいながら、改めて「なぜ自分はこの道を選んだのか?」を考えさせられる時間でした。
MR時代のことを話すとき、やっぱり少し胸がざわつきます。あの頃の僕は、自分なりに一生懸命だったけれど、「誰のために働いているのか」がわからなくなっていた。規制の中で身動きが取れず、医師から断られることも増え、「自分が介在する意味」を見失いかけていたんです。
それでも医療業界が好きで、「もっといい形があるはずだ」と信じていた――その気持ちは今も全く変わりません。
MBAを取りながら出会った仲間たち、そして南海電鉄の「beyond the Border」という起業支援プログラム。そこで出会った人たちがいなかったら、たぶん今の自分はいなかったと思います。
「会社を辞めずに起業する」という出向起業の形は日本でもまだ珍しいけれど、南海電鉄の皆さんは“挑戦”という言葉を本気で支援してくれた。
だからこそ、今こうして「医療×SNS採用支援」という新しい分野に挑めていると思っています。
取材の中で印象に残っている質問があります。
「受注を増やすことと、人を育てること。どちらを優先しますか?」
即答で「人材育成です」と答えました。
SNS運用は一見派手に見えるけど、医療という世界では“信頼”が何より大切。病院やクリニックの発信を任せるには、医療現場の理解が欠かせません。だから、メドエックスでは医療経験者を中心にチームを組み、SNSの知識をゼロから育てています。
“医療知見×SNS運用”という掛け算ができる人材を増やすこと、それが会社の未来をつくる一番の投資だと思っています。
撮影の合間に、横からスパルタ広報さんに「もっと笑って!」と言われて、
ちょっと照れながら笑ったのもいい思い出です(笑)。
初めてのスタジオ取材は緊張したけれど、あの中で話していると、自分がどれだけこの事業に本気なのかが、改めて自覚できた気がします。
医療業界には、まだたくさんの“もったいない”が眠っています。
たとえば資格を持ちながら現場を離れている潜在看護師さん。
「もう一度働きたいけど、自信がない」「時間が合わない」と感じている人たちに、SNSを通して“きっかけ”を届けたい。
採用はマッチングじゃなく、“共感”から始まるものだと思っています。だから、数字だけでなく、人の気持ちを動かす採用を追求していきたい。
今回の取材では、そんな想いを丁寧に引き出していただきました。
撮影後にスタッフの方々と雑談していたとき、「医療って、堅い業界だと思ってたけど、SNSでこんなに変えられるんですね」と言ってもらえたのが本当に嬉しかった。
これからも、SNSを通じて“医療の可能性”をひらいていけるよう、チーム全員で挑戦していきます。
最後に、取材を通して改めて思ったのは――
「自分の言葉で語る」って、すごく大事だということ。
どんなに忙しくても、自分が何のために動いているのか、時々立ち止まって言語化する。BIZPREPの取材は、そんな“初心に戻れる機会”でした。
スタジオを出た帰り道、思わず「よし、やるぞ」って声に出してました(笑)。この取材が、誰かの背中を少しでも押せていたら嬉しいです。
―― 株式会社メドエックス
代表取締役 右高 稜大
次回はスタッフ編に戻ります。