展示会の準備に追われた札幌出張。
今回手伝ってくれたのは、田辺三菱製薬のMR時代の元同期。
新人時代を共に過ごし、同じ失敗を笑い合い、同じ飯を食った仲間だ。
数年ぶりに肩を並べて働き、夜通し語り合って気づいた。
「同期って、こんなにも心強い存在だったんだ」と。
立場や肩書きを超えた“人としてのつながり”が、また一歩、僕を前へ押してくれた。
「同じ釜の飯を食った仲間」
今回の札幌出張は、いろんな意味で忘れられないものになった。
展示会の成果とか、来場者数とか、もちろんそれも大事なんだけど――
何より心に残ったのは、“同期”という存在の大きさだ。
僕がまだ右も左もわからない新人だった頃、同じ研修を受けて、同じように怒られて、
同じように笑ってた仲間だ。
あれから何年も過ぎて、お互い全然ちがう道を歩んできたけど、
今回、展示会の手伝いをお願いしたら「いいよ、行くわ」と即答してくれた。
しかも、完全ボランティアで。
北海道まで、子どもの運動会を犠牲にしてまで来てくれた。
ホテルは予算の関係で相部屋。
狭いベッドの横で、缶ビール片手に、夜中の4時まで語り合った。
あの頃の会社の話、転職の苦労、家族のこと、今の仕事への想い。
時間を忘れて語ってたら、外が少し明るくなってた。
正直、展示会の現場は楽じゃない。
人が来ない時間帯もあるし、声を出し続けて喉も枯れる。
でも彼はそんな中でもずっと笑顔で、気づいたら周りのブースのお客さんまで巻き込んでいた。
やっぱり“営業のプロ”ってすごい。彼の人間力と対応力には、何度も救われた。
左が元同期のはぎー氏、右が僕
だから僕は思ってしまうんだ。「この人がメドエックスに加わってくれたら…」一緒にやれたら、きっと会社がもう一段ギアを上げるだろう。
そんな確信に近い気持ちすらある。
仕事をしていると、利害関係や立場で人間関係が変わることがある。
でも、同期って違う。出世しても、会社を辞めて“元”同期になっても、
何かあっても―「お互い、あの頃を知ってる」っていう揺るぎない
信頼がある。
苦しいときに励まし合い、嬉しいときに素直に喜べる。
肩書きも損得も関係ない、“人としてのつながり”。
いつか本当に一緒に仕事できたらいいなと思う。
あの夜話した夢を、冗談にせず、ちゃんと形にしたい。
札幌の朝の冷たい空気の中で、そう心に決めた。
どんなチームにも、“空気を変える人”がいる。
その人がいるだけで、なぜか場が前向きになる。
メドエックスにも、そんな「兄貴ポジション」がいます。
次回は、そんな僕らメドエックスを陰で支えてくれる、
「メドエックスの兄貴」をご紹介します!