こんにちは。パンクチュアル採用担当です。
今回は元・素潜り漁師兼コーヒー屋2店舗オーナーという異色の経歴を持ち、現在は新潟県新発田市で活躍する海老原さんに、その歩みと想いを伺いました
海老原 直人/Naoto Ebihara
Q.まずは、自己紹介をお願いします。
はい、新発田営業所の海老原と申します。前職は自営業で、主にコーヒー屋を2店舗経営していました。並行して、千葉であわび専門の素潜り漁師もしていたんです。朝は海に潜り、昼から夜は店舗でコーヒーを淹れるという生活でした。遅くなると寝るのは深夜2時、起床は4時…仮眠に近かったですね(笑)。
Q.パンクチュアルへの入社を決めた理由は?
実は創業時から知っていたんです。2020年、私が漁師をやっていた頃に、パンクチュアルがSNSで「名無しのカンパチ」でバズっていたのを見ていました。地方の水産業界でも話題になっていて、地元の人たちもざわついていました。コロナ禍で売上が激減する中、「地方からネットで売れるんだ」という光が見えた瞬間でした。その後、自分自身の働き方を見直す中で、もう一度会社に属して“地域に根ざした仕事”をしたいと思い、求人を見ていたときに、またパンクチュアルと出会ったんです。縁を感じましたし、しかも急成長してて、ベンチャーで、スタートアップでっていうところにすごく魅力を感じてました。
Q.実際に入ってからはどのようなお仕事を?
今はふるさと納税に関する業務をしています。地元の事業者さんと一緒に返礼品を企画して、ふるさと納税の寄付を集める掲載サイトに登録し、寄付額を伸ばすという仕事ですね。事業者さんのところへ訪問した際に直接「ありがとう」と言ってもらえる機会も多く、それが一番やりがいを感じる瞬間です。前職もずっと人とかかわる仕事を行っていたので、初対面の方との距離をどう縮めるかとか、相手のタイプに合わせた立ち回り方は得意だと思います。事業者さんのところへ訪問し、返礼品のご提案などを行う際に、最初からガチガチに仕事の話をするより、「どんなお仕事されてるんですか?」とか、相手の話に興味を持って寄り添っていくスタンスを大切にしてます。まずは信頼を得ることが何より大事だと感じています。
Q.入社後パンクチュアルのイメージはどう変化しましたか?
マイナスなイメージ変化はゼロですね!いい意味で驚いたのは、私自身が今まで地方創生業務に携わる機会があった際に感じたことですが、地方創生を掲げている会社のほとんどは都心部に拠点を置いて2か月に一回地域に来るかな?ってくらい。でもパンクチュアルってそこが違うんですよね。受託地域に営業所をつくるから、もうすぐそこにいるんですよね。電話があったらすぐに飛んでいくし、だからこそ地域と併走することができているじゃないですか。その独特の密着度に「あ、こんなところまでやってるんだ」っていう驚きはありました。ほかの会社にはできないことをしていることにイメージとのギャップがありましたし、そんな働き方がやりがいに感じています。
Q.地域に入って、特に印象深かったことはありますか?
新発田市のコメ農家さんのエネルギッシュさ。これですね。私自身も漁師だったので、第一次産業をやってる人の物腰の硬さを私もすごいわかってたんですけど、いざ関わってみるとよそ者の私たちにみんなすごくウェルカムで、私が聞かなくてもお米の事に関して、止めどなく教えてくれました。おかげでお米の違いも他の人よりはわかるようになったかな?と思います(笑)。
Q.これからのパンクチュアルでの野望は?
ただ「ふるさと納税頑張ってお金を集めました。」ではなく、そのお金をどう使っていくのかを見ていきたいですね。具体的には不動産や土地とかの有効活用の分野をどんどんやっていきたいなと思っています。地元でも景色がきれいで昔僕らの遊び場だったところが、海外の人が土地を買って別荘を建て、それを放置して、今では立ち入れない場所になっていたりするんです。こういった事例を一つでも減らしたい、地域の未来を育む活動をしていきたいと考えています。
Q.新発田市に移動してどこが成長しましたか?
もともと、土地勘がある千葉県銚子市の営業所に研修期間として配属されまして、その3週間後に立ち上げ営業所の新発田営業所に移動しました。銚子からすぐ新発田で、立ち上げ業務に携わるという忙しさには驚きましたが、スタートアップのカオスさを求めていた私には棚からぼた餅でした。前職がふるさと納税を出品する側の立場であったので、ふるさと納税を提案する側に回ってどのように事業者様とかかわるべきか、適切な立ち位置を理解するスキルが身につきました。また、立ち上げ営業所ならではのタスクがバンバン増えていく環境下に身を置いていたので、タスクなどの自己管理がとてもうまくなったなぁと実感しています。
ー転勤で困ったことはありますか?
初めて行く土地で友人関係がゼロの場所から始まるので、仕事とプライベートのバランスに慣れるのに少し時間がかかったかなと思います。あとは私が南国育ちで初めての雪国だったので、冬の車の運転にはヒヤヒヤビックリでしたね(笑)。
Q.ズバリ!パンクチュアルの魅力は?
他にも地方創生を目指す会社は沢山ありますけど、その中でも本当の地方創生を目指すパンクチュアルは、受託自治体に営業所を構え移住する独自の働き方を行っています。「事業者さんと一緒に住んでいる地域のために奔走する」この感覚を得られるのはパンクチュアルだけじゃないかなぁと思いますね。あと、スタートアップベンチャー企業なので「こんなことがしてみたい」、「こんな夢を実現したい」を試す土壌が整っています。チャレンジ精神がある方にとってはとても魅力的な会社だと思います。
Q.パンクチュアル入社を考えられている皆様にメッセージをお願いします!
地方創生に少しでも興味がある方には、働きながら地方創生とはどんなものかを学び、考える環境が整っているパンクチュアルはとてもオススメです。その中でも、チャレンジ精神があって明確にこの会社でやりたいと思うことがある方は、ぜひパンクチュアルでチャレンジしてほしいと思います。私が前職で色々経験していく中で、地方創生のコンサルティングに関わる機会などもありましたが、その中でも群を抜いて地域と密接に関わる姿勢を持っているパンクチュアルはその地域でしか得られない学びを、いろんな地域から学べる機会がころがっています。やりたいことがある人も、まだ見つけられていない人も入社すれば挑戦したいことが見つかるんじゃないかなと思いますね。皆さんの御入社を心よりお待ちしています!