Bocekのプロダクト開発部でエンジニアとして活躍する山口陽平さん。山口さんのキャリアは、Bocekでエンジニアとしての初めての実務経験から始まりました。現在、チャットボット「AmyChat」や生成AIプロダクト「Taskhub」の設計・実装をリードする山口さんは、技術だけでなく、チームをまとめるテックリードとしても重要な役割を担っています。山口さんはBocekというダイナミックな環境で常に新しい技術に挑戦し、自ら意見を提案し、形にしています。この記事では、そんな山口さんの仕事への想い、苦労、そしてBocekでの日々について伺いました。
Bocekの技術力の高さと取り組みの面白さに惹かれて入社
—まずは自己紹介をお願いします。
山口:はい、山口陽平(ヤマグチヨウヘイ)といいます。現在、Bocekのプロダクト開発部でサーバーサイドエンジニア兼フロントエンドエンジニアとして働いています。趣味は大学時代から続けているダンスと、車のレース観戦、それにゲームセンターでレースゲームをすることですね。
—Bocekに入社した経緯について教えてください。
山口:僕はリファラル採用、つまり知人の紹介で入社しました。餌打さんというエンジニアリングマネージャーが知人で、彼から「Bocekでエンジニアを募集しているから、興味があるなら受けてみないか?」と言われたんです。実はこれが初めての実務エンジニアの経験だったので、いいチャンスだと思い応募しました。そして沖村さんや餌打さんとの面接を通じて感じた会社の技術力の高さや、取り組みの面白さに惹かれて入社を決意しました。
Bocekの業務の面白いところは主体的に設計や実装に取り組めるところ
—現在の業務内容について教えてください。
山口:チャットボットの「AmyChat」と生成AIプロダクトの「Taskhub」の設計と実装を担当しています。また、エンジニアリングチームdev3のテックリードとして、メンバー3人の指導やタスクの分配、設計の議論も行っています。
このチームでは、自分の意見がしっかりと反映される環境が整っていて、とてもやりがいがありますね。具体的には、チャットボット機能や、タスク管理機能の最適化に取り組んでおり、ユーザーエクスペリエンスを向上させるための新しいアイデアを常に模索しています。
—Bocekの業務の面白いところややりがいを教えてください。
山口:自分で主体的に設計や実装に取り組めるところが面白いと思います。自分で主体性を持って提案したものをメンバーに共有したり、また他のメンバーも主体性を持っているため高レベルな議論が行われており、そういったことにやりがいを感じることもあります。
また、Bocekでは作業や意思決定など全てにおいてスピード感を重視するという価値観があり、それが自分にあっていて、面白さを感じますね。やりがいについては目標を達成したときの達成感というのが一番ですね。クオリティを維持しつつ立てた目標を達成した時は大きなやりがいを感じますね。Bocekでは目標を定めてそれを達成するというサイクルがものすごく頻繁にあり、それによりBocekではやりがいをたくさん感じられます。
Bocekでは様々な技術に触れ、技術力を向上させることができる
—技術的な面白さについても教えてください。
山口:技術的には、マイクロサービスアーキテクチャやスキーマ駆動開発といった最新技術を設計して実装できる点が面白い点かなと思います。Bocekでは一つの技術に固執せずに、それぞれの技術を適材適所で使うという方針があり、さまざまな技術に触れられてそこも面白いなと思いますね。
例えば、Laravelを主にメインとして扱っていますが、AI部分ではライブラリが揃っているPythonを使用しています。このように、Bocekでは適切な技術を選択して使用していくことで、色々な知見を得られますし、自分自身の技術力も大きく向上しているのを感じられるというのもとても面白いなと思います。
急なトラブルが発生した時にはとにかく現状把握を一番に
—業務の中で感じた壁や大変だったことはありますか?
山口:色々ありますが、ここでは宇和島市と滝川市に導入した「AmyChat」というチャットボットのリリースが1ヶ月早まった時の話をします。当時は「AmyChat」の開発自体は終わっていましたがリリース部分のインフラのタスクが全く手がつけられていない状況でした。
こういった状況の中で、エンジニアチームの主力であった餌打さんや山本さんが卒業旅行に行ってしまっており、チームとしてのリソース自体も厳しかったためリリース部分のインフラのタスクを行うのが僕含めた未経験の2人だけでした。この時が本当に大変でしたね。
—どうやってリリースを間に合わせたのかを教えてください。
山口:とりあえず最初に現状把握をして見通しを立てました。そうして、知らない知識が多かったのでどの知識を学べば良いかを理解して、公式ドキュメントから逆引き的に勉強をしていきなんとかインフラのリリースを間に合わせました。
この経験から、急にトラブルが起こった時などは漠然と不案になり焦るのではなく、最初に現状把握を行い全体図を見ることが重要だなと思いました。これを行うと、何をやるべきかがはっきりするので、後はそれをやるだけだなという気持ちになり、そうなれば人間は意外と頑張れます。とにかく最初に現状把握というのが大事だと学びました。
Bocekではコミュニケーションスタイルが確立されており、意思疎通がスムーズ
—Bocekの会社の雰囲気やカルチャーについてはいかがですか?
山口:これはエンジニア組織についてですが、非常に活発な議論が行われるカルチャーがあり、新しい技術も積極的に取り入れられます。全員がキャッチアップしようとする姿勢が見受けられ、コードレビューも速やかに行われます。
—社員同士のコミュニケーションについても教えてください。
山口:Bocek全体の話ですが、コミュニケーションのスタイルがすごくしっかりしているなと思います。結論ファーストで言って背景を述べるといった社内で確立されたコミュニケーションスタイルがあり、意思疎通がスムーズだなと思います。
また、エンジニアだけでなく他部署メンバーとプロダクトの要件定義や設計に積極的に関わるため、全員が一体となってプロダクトを作り上げている感じがあります。特に、週一回の定例会議ではエンジニアもプロダクトについて意見を共有する場があり、それが非常に活発です。
技術の力で「より便利に、より早く」を目指す
—山口さんの今後のキャリアビジョンについて教えてください。
山口:まずは、Taskhubを成功に導くことが第一の目標です。その後は、0→1フェーズ(ゼロからイチを生み出す段階)を研究し、実践していきたいです。そういった中でエンジニアとしてのスキルを高めるだけでなく、プロダクトマネジメントもできるようになりたいと思っています。
特にプロダクト設計の初期段階から関わり、ユーザーにとって最適な体験を提供する手法を習得したいです。また、これは中長期的な話ですが、僕の根底には技術により様々な事を「より便利に、より早く」したいというものがあるので将来的にはその目標を達成していきたいと考えています。
—最後に、Bocekで求める人物像や応募者へのメッセージをお願いします。
山口:求める人物像はBocekはコミュニケーションが活発な場なので自分の意見も言えてメンバーの意見も聞けるようなコミュニケーションが好きな方、またBocekでは新しい技術にも積極的に取り組むため、好奇心旺盛な方です。ぜひご応募お待ちしてます!
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