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グローバル経験を通じた大きな自己成長。FiberCrazeインターン生の海外挑戦

FiberCraze(ファイバークレーズ)は、ユニークな多孔化技術を用いた高機能性素材を開発する岐阜大学発スタートアップだ。同社でインターンとして参加する学生メンバーに、仕事内容ややりがいについて伺った。

プロフィール

伊丹  大将(いたみ  だいすけ)
岐阜大学大学院修士1年。学部4年次に武野・入澤・高橋研究室に配属され、同年4月にFiberCrazeにジョイン。中学では部活動のキャプテン、高校では体育祭の団長、大学では未経験でよさこいサークルに所属するなど常に新しいことに挑戦することが好き。趣味はゴルフ、キャンプ、最近は自転車と登山にも挑戦。

大学講義で興味を持ち、研究室に配属してすぐにジョイン

Q. FiberCrazeに興味を持ったきっかけは何ですか?

(伊丹)大学3年次、教授兼Fiber CrazeのCTOである武野先生が講義でFiber Crazeのことを紹介してくださったことがきっかけです。武野先生が講義の中で、自分と同じ立場である”学生が武野研究室の特許技術を用いて起業した”と言うお話をしてくださいました。また、その活動に研究室のメンバーが携わり、メンバー全員で会社を育てていることを知りました。その時に、自分もFiber Crazeで活動し、設立されてから間もない会社を一緒に育てていく経験をしてみたいと思うようになりました。そういったことがきっかけで、現在でもFiber Crazeで活動しています。

Q. FiberCrazeはどのようなチームですか?

(伊丹)物腰柔らかい、いろいろな価値観を受け入れてくれるような雰囲気があるチームです。そのため、自分の意見を主張したり、周りの方々にも気軽に相談しやすいです。一方で、社長は事業成功への思いが人一倍熱いので、その影響を私たちも受けてることで全体的にモチベーション高く活動する気概があると思います。

がむしゃらに動いた初海外・初出張

Q. インターンとして実際どのような仕事をしてますか?その中で特に印象に残っていることはありますか?

(伊丹)皆さんが普段着用している服や靴下などの繊維製品を開発しています。私は、「蚊を寄せ付けない服」の開発を担当しており、私たちの技術を活かした試作品の作製を行っています。印象に残っていることは、海外出張に行ったことです。当初、このプロジェクトは海外向けにもかかわらず、海外に協力者がいませんでした。そこで、協力者を獲得するために海外出張に行ったことは今でも鮮明に記憶に残っています。「初の海外、初のビジネス出張」という初めてだらけで、これまで経験したことないほど大変でしたが、自分に何ができるかをよく考え、なんとか乗り切ることができました。この海外挑戦は、一生忘れないほどインパクトの強い経験になりました。

Q. 海外出張に向けた準備で頑張ったことや、成長につながったことは何ですか?

(伊丹)海外出張にいく前の準備で頑張ったことは、大きく2つあります。1つ目は、試作品の作製です。出張前、「販売を意識した蚊除けの服の試作品」がなく、このままだと私たちの製品イメージと開発のスピード感が伝わらないと考えたので、海外出張の成功率を少しでも上げるために開発メンバーと協力し、試作品を作り上げました。2つ目は、英会話の勉強です。私自身、英語に対して苦手意識がありましたが、出張が決まってからは毎日オンライン英会話に取り組みました。最初は全く話すことができず、小さな挫折を繰り返しましたが、1ヶ月経った頃から徐々に自分のことやFiberCrazeのことを英語で表現できるようになりました。この二つのことに取り組んだ結果、出張で大きな成果を上げることができ、自分自身の成長や自身につなげることができました。

開発スピードを上げるコミュニケーションが学べた

Q. インターン業務を通じて何が身につきましたか?

(伊丹)業務を通して身についたことは、何事も相手目線で考えるということです。仕事をしていると、周りの方々と協力して進めていかなければいけない状況が発生します。そういった状況下で、自分目線で活動していると実験結果の共有等が遅くなり、一緒に仕事をしている人を不安にさせてしまいます。その結果、開発スピードを落としてしまうことがあります。そうならないように意識的に迅速な報連相を行い、開発スピードを落とさないという相手目線で考える力が身についたと思います。


Q. 伊丹さんにとって、学生で長期インターンを行うことのメリットは何だと思いますか?

(伊丹)長期インターンを行うことのメリットは多岐に渡ります。まず、短期間で成長できることです。ベンチャーという体質から、個人の裁量が非常に大きいので、短期間で大きく成長できると思います。新しいプロジェクトに挑戦したり、自らのアイデアを形にする機会が豊富にあります。

次に、普通の学生生活では出会えないような人たちと交流できることです。FiberCrazeでは、社内外を問わず様々なバックグラウンドを持つ人々と協力し合うことが日常茶飯事です。中には役職を持った方々ともコミュニケーションをする機会があります。このような連携を通じて、新しい視点を得たり、ビジネスの仕組みや組織運営について学ぶことができます。

最後に、就職活動への可能性が広がることが挙げられます。就職活動では、「弊社にきて何がしたいのか」という質問をよく聞かれますが、その時にインターン経験があると自分のやりたいことがある程度わかってくるので、説得力をもって説明できるようになります。また、インターン先での実績や経験は、履歴書や面接でのアピールポイントとなり、就職活動における競争力を高めることができます。

ものづくりを通じて、世の中に新たな価値を

Q. インターンを経験する前後で仕事に対する考え方に変化はありましたか?

(伊丹)はい、あります。インターン経験前は、バイトと同じように「与えられた業務を着実にこなしていく」ことだと思っていました。しかし、インターンでの経験を通して、「会社が描く未来に向けて、自分たちでその未来を実現できるような”価値”を生み出していく」ことだと実感しました。本インターンはアルバイトと違い、業務に明確な答えはありません。そのため、自分たちでその答えを導き出し、世の中に”価値”としてモノやサービスをカタチ作っていく必要があるということを強く感じました。

Q. FiberCrazeはどんな学生に合いそうでしょうか?

(伊丹)他者と協力しながら、主体的に行動できる学生や成長意欲が高い学生に特に合うと思います。FiberCrazeは、チームワークを大切にしながらも、自らのアイデアや意見を積極的に提案できる環境です。その中で柔軟性と創造性を持ち、新しいことにチャレンジする姿勢が求められます。物事に積極的に取り組む学生にとって、FiberCrazeで長期間インターンを経験できれば、刺激的で大きな成長の場となるはずです。


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