現在は海外メーカーの商品など新しい商材を仕入れて、日本で扱うための仕組みづくりに奮闘する新規事業開発本部の責任者を務める青葉。
メトス一筋25年のキャリアを歩み、仕事を通じてたくさんの苦労を乗り越え、同時にたくさんの喜びを味わってきた。そんな青葉にメトスの魅力を聞いた。
青葉 紀輝
執行役員 新規事業開発本部 本部長
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様々な部門、職種を経験してきた25年のキャリア
ーーまず自己紹介をお願いします。これまでのことを教えてください。
神奈川県川崎市出身で、基本はずっと川崎です。幼少期に父の転勤で長崎に2年ほど住んだり、その後は東京(狛江)に住んでいた時期もあります。中学2年の夏に川崎へ引っ越して転校したのですが、環境が変わる大変さは今でもよく覚えています。転校を何度か経験したことは、今の仕事で新しい環境に飛び込む時の耐性にもつながっている気がします。
ーー入社はいつで、どういう経緯で入社したんですか?
入社は1999年です。ほぼ新卒ですね。
当時は就職氷河期で、大学を卒業しても希望の就職ができる人が少ない冬の時代でした。就職活動もうまくいかず、正直「何がしたいか」も定まっていない、だいぶズボラな大学生だったと思います。
卒業後しばらくはアルバイトをしながら過ごしていたのですが、周りの友人がスーツを着て働いている姿を見て「このままじゃまずいな」と思って。そんな時、新聞の求人でたまたま会社の募集を見つけたんです。
「銀座で安定成長を誇る老舗貿易商社」というキャッチコピーに惹かれて応募し、入社したというのが経緯です。
ーーこれまでどんなキャリアを歩んできたんですか?
ざっくり言うと、営業を軸にしながら、部署と役割をいろいろ経験してきました。
- 神奈川・静岡エリアで暖炉/家庭用サウナの営業(約2年)
- 首都圏の直販部門:工事も自分たちで手配する部署(約5年)
- エリアセールス部:特約店の支援、業務用サウナも扱う(約5年)
- 札幌営業所長:少人数拠点で全事業を見ながら自分でも数字を持つ(約5年)
- 東京営業所長:20名ほどのマネージメントをする立場に(約2年)
- 温浴事業の事業責任者(約3年)
- 現在は新規事業開発部(約1年〜)
振り返ると、25年近く営業に関わってきました。
現在のミッションは、新しい市場を創る仕事。アウトドアサウナの普及は当社が作ってきたと言っても過言は無い。
ーー現在のポジションでは、どんなことに一番時間を使っていますか?
今は新規事業開発部で、新しい商材を日本で扱うための仕組みづくりをしています。海外メーカーの商品が多く、商品が決まったら「どうやって売るか」をゼロから作っていく仕事です。
たとえば、
- 仕様や図面、取扱説明書の整備(翻訳含む)
- 価格設定
- 販売ルールの策定
- 在庫管理
- 販売店への営業、社内外の調整
など、今まで「既に売れる仕組みがあるものを売る」経験が中心だったので、武器(資料・仕組み)がないところから立ち上げる難しさは、今まさに痛感しています。
ーー 新規商材って、何が一番大変ですか?
一番大変なのは、関わる人が増えることです。自分一人ではできないので、いろんな部署やメンバーを巻き込みます。でも、出来上がってくるものの品質や完成度が人によって違う。
そこを揃えて仕上げていく過程で、ぶつかることもあります。
逆に言うと、これまで自分が売れていたのは「武器を渡してもらっていたからなんだな」と、すごく実感しました。
ーー新しい市場を作った成功事例ってありますか?
会社としての成功事例で言えば、アウトドアサウナは大きいと思います。日本ではここ5年ほどで育ってきた市場ですが、当社は「テントサウナ」という言葉を商標登録していて、アウトドアサウナの普及に関わってきました。
サウナ=大浴場の“インドア”が当たり前だったものを、屋外に持ち出して、水着で男女一緒に入れるような体験へ広げた。若い世代にも入り口が広がったのは大きいですね。
その裏側には「安全に運用するためのルール設計」も含めて、整備してきた背景があります。
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ーー「メトスの仕事をやっていて良かったと思う瞬間」を教えてください。
やっていて良かった瞬間は、形に残る仕事が完成した時です。
たとえば葉山でとある大企業の保養所を作る案件では、オーダーメイドの暖炉やサウナ、浴室の内装まで含めて長期間取り組み、完成後に建築雑誌に掲載され、自分の名前が載った時は本当に嬉しかったです。
また、暖炉の火入れ式で「初めて火が灯る瞬間」に立ち会い、お客様が感動してくださるのを見ると、「この仕事をやってて良かった」と心から思います。
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100年続く真の老舗企業としてさらなる成長をするためには、仕組み化を磨いていく必要がある
ーー 一方で、会社としての課題はどこにあると感じていますか?
大きく2つあります。
1つ目は、属人化です。
「あの人が辞めたら業務が止まる」という状態がまだまだあるので、人に頼りすぎない仕組みに変えていく必要がある。
2つ目は、世代構成のいびつさです。
78期目の会社で、100年企業を目指すなら、次の世代をどう作るかは避けて通れません。5年後に定年で一気に人が抜ける部署・営業所が出てくるリスクもありますので、持続可能な組織作りへの対応は急務だと考えています。
ーー最近の会社の風土で何か変化感はありましたか?
昨年の夏に親会社か変わるというイベントがあり、引き続き現場に裁量を持たせてもらいながらやらせてもらってはいますが、スピード感が変わりつつあるかなと感じています。以前の親会社は製造業的で、ルールや法令遵守が最優先の堅い文化でした。今はサービス業が主軸の株主になり、「どうやって売上を上げるか」「顧客の期待に応えるには?」「柔軟にやろう」という空気が強くなったと感じます。これからの変化には私自身も期待しています。
必ず喜んでもらえる仕事は我々はしている。今後は、サウナも暖炉も介護浴槽も全部メトスで揃っているホテルや温浴施設を運営してみるのが夢
ーーメトスで働く魅力はどこにあると思いますか?
「絶対に必要ではないけど、欲しい人にはすごく価値がある」商品を扱っているところです。
単に体を温めるだけならエアコンやストーブでいい。でも私たちの商材は、ほっこりするとか癒されるとか、プラスアルファの価値がある。
だからこそ、お客様の喜びが大きくて、こちらも誇りを持てる。これは“ありそうでない”魅力だと思います。
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ーーこれから実現したいことはありますか?
これは私の個人的な夢ですが、メトスの商品が全部入ったホテルや温浴施設を運営してみたいです。サウナも暖炉も介護浴槽も全部メトスで揃っていて、人が泊まりに来て話題になるような場所を作っていけたら面白いなと思っています。
ーー最後に、どんな人と一緒に働きたいですか?逆に向かない人は?
来てほしいのは、「最後にお客様が喜ぶ顔を見ることで、途中の苦労をチャラにできる人」です。仕事の過程は大変なこともありますが、最終的にユーザーの感動が見える。そこをエネルギーにできる人は強いと思います。
向かないのは、決まりきったルーティンが好きで、イレギュラーが来ると固まってしまう人。この仕事は突発対応が多いので、臨機応変に考えて動けることが大事です。
また、社内イベントやサウナのイベント出展など、体力や盛り上げ力が必要な場面もあるので、明るく元気な人だとなお嬉しいです。
株式会社メトスでは下記の職種の募集をしています。