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「高い品質で素早いリリースを」。フロントエンドエンジニアが語るKINTOテクノロジーズの圧倒的「ユーザー目線」とは

KINTOテクノロジーズには、多様な業界で活躍してきたエンジニアが集っています。そこで今回はフロントエンド領域に着目して、現在フロントエンドエンジニアとして活躍する中本さん、齋藤さんのお二人にインタビューを実施。

彼らがKINTOテクノロジーズにジョインした理由や、クリエイティブ制作やプロダクト開発などの様々な役割を担う中で見えたKINTOテクノロジーズとして重要視している「ユーザー目線」などたっぷり教えていただきました。

フロントエンドエンジニアとして望む環境を求めて転職

―最初に、お二人のこれまでのキャリアについて簡単に教えてください。

中本:私はずっとIT系企業で働いてきて、元々インフラエンジニアとしてサーバー構築などを担当してきました。やがてサーバー構築をInfrastructure as Codeで自動化する流れが生まれ、社内にプライベートクラウドを構築するプロジェクトがスタート。これに伴って、クラウドを管理するコンソール画面などを構築するため、以前から興味があったフロントエンドエンジニアとして、3~4年のキャリアを積むことになりました。

齋藤:私も中本さんと同様で元々フロントエンドからキャリアをスタートさせていたわけではありません。私は証券会社に18年ほど勤めていました。エンジニアとしてBtoC向け金融商品のシステム開発を長らく手掛けており、サポート業務やシステム監視業務に始まり、QAやバックオフィス系の開発にも携わっていました。私がフロントエンドを触り始めたのはIE6撲滅運動が盛んな頃で、当時はフロントエンドエンジニアという言葉もなかったように思います。その頃からNode.jsも触り始め、フロントエンドもバックエンドもJavaScriptという環境に長くいました。

―お二人が入社を決めた理由について、詳しく教えてください。

中本:私の場合は少し特殊かもしれませんが、前職で言語の壁を感じたからです(笑)。公用語が英語だったので、キャリアアップをするに従ってディベートレベルの英語力が求められるように。各メンバーとの1-on-1レベルでは問題なかったものの、他のグループマネージャーらと対等に、課長クラスとのディスカッションに難しさを感じるようになり、転職を考えるきっかけになりました。もちろんそれだけではなく、いままではクラウドなどの社内向けツール開発が主だったので、toC(カスタマー)向けのプロダクト開発を経験してみたかったのも、転職理由の一つです。

KINTOテクノロジーズは前職の出身者が多かったこともあり知っていました。
面談や面接を重ねる中でコミュニケーションがしやすく、勉強会などを通して変化の速い技術にも追随しやすそうな環境だったのがとても魅力的で、入社を決めました。車自体にも興味がありましたしね。

齋藤:私は前職の事業が縮小する方向だったため、転職を考えはじめました。前職の開発組織は10名未満と規模が小さかったこともあり、エンジニアが多い職場で働きたい希望もありました。せっかくチャレンジするなら、関わる産業自体も変えてみたいと思っていました。

KINTOテクノロジーズに惹かれたのは、自動車産業に面白みを感じたのと、テックブログを見たのがきっかけです。開発体制・開発環境に触れる中で、多彩なバックグラウンドを持つエンジニア同士が活発に交流をしているところがまさに自分の求めている環境にマッチしそうだと感じました。
実際に、面談時はメンバーの皆さんの物腰が柔らかく、意見を出しやすい雰囲気があったのも印象的でした。私がテックブログで感じていた印象とあまり違和感なく、「誠実に課題に向き合い、議論しやすい文化」があるのだろうと感じましたね。

コミュニケーションを重ねながらものづくりを行う開発組織

―KINTOテクノロジーズの中で主にどんな役割を担っているのでしょうか?
齋藤:入社してから最初の3ヶ月は、中古車のリースサービスの運用に携わっていました。現在は、トヨタの販売店向けのDX開発チームに所属し、販売店のスタッフさんが使用する見積もりツールの開発に携わっています。

中本:私はKINTO FACTORYの開発に携わっています。チームはバックエンドとフロントエンドに分かれており、フロントエンドは社員が2名と、派遣、業務委託の方を含めた合計7名のチームです。
挑戦的なプロジェクトなので、今は良い施策があればどんどんトライしている段階です。開発手法にスクラムを取り入れ、2週間に1スプリントのサイクルを回して、リリースも定期的に行っています。新しい取り組みをすると売上やトラフィックの増加につながるのが目に見えてわかり、すごく面白いです。

―入社されて、前職とのギャップを感じる部分はありましたか?

中本:前職の出身者が多いため似たカルチャーがあり、そこまで大きなギャップは感じませんでした。特にJiraを用いながらスプリントを回していくスタイルはかなり似ていると思いますね。チーム全体には一体感があり、わきあいあいとした雰囲気があります。

齋藤:私の場合は、前職とは全く違いますね(笑)。前職は開発組織自体が少人数であったため、開発も3名程度の規模で進めることが多かったです。また、10年以上同じメンバーで開発をしてきたのでこの分野はこの人に任せる、というような暗黙の合意形成が成り立っていました。
一方でKINTOテクノロジーズはエンジニア人数が多く、会話を重ねながらものづくりをしていくのですごく新鮮です。私の所属するチームでは、基本的に開発のほぼ全ての工程においてレビューが入ります。その度に説明する機会やフィードバックをもらう機会がありますので、共同で開発する醍醐味を味わえています。前職までは一人で作業することが多かった私としては新鮮でやり甲斐も感じます。

高い品質で素早いリリースを。エンジニアが考える「ユーザー目線」

―常にユーザー視点が重要とされるフロントエンドの開発において、どのように「ユーザー目線」を意識していますか?

中本:私の開発するKINTO FACTORYでは現在、分析基盤にユーザーデータを蓄積している状態です。そのデータを見ながら、次にどんな施策を打つべきなのか、ビジネスサイドも交えて週次の定例ミーティングで話し合っています。現状は、事業側からの依頼が主となっていますが、今後は開発側からも色々と提案していきたいです。最近では、開発側でブレストをしたりして、考えられる機能の案をどんどん出し尽くすような取り組みを行ったりしており、「より良い方向」に向かっている実感があります。
その上で今課題となっているのは、ユーザー登録の壁です。いかに簡単に登録できるようにするか、ユーザー目線に立って見直しを図っているところです。
今後はABテストなども行って、ユーザーのニーズを把握できる環境を作っていきたいなと。ユーザーの声を聞きに行く際、エンジニアが同行する取り組みも検討中です。こうした開発の進め方も含めて開発者側から意見を言いやすいのは、KINTOテクノロジーズの良いところですね。

齋藤:私がユーザー目線で意識しているのは、安定したリリースでしょうか。定期的に安定した品質のリリースができるように、把握しやすい設計にする、テストコードの整備をする、読みやすいコードを書くといったことは常に心がけています。その結果、ユーザーから「良いサービスがたくさん出てくる」と感じていただけたらうれしいです。

各々のキャリア形成に向けて新しい挑戦ができる環境

―KINTOテクノロジーズで働く上での「面白さ」は、どんなところにあるのでしょうか?

中本:私は今、所属するフロントエンドチームを任される立場にあるのですが、これまでやってみたかった「チーム作り」に挑戦できているのが楽しいです。今のKINTO  FACTORYは、「とにかく開発して出してみる」の段階。だからこそ、メンバー一人ひとりが自走して開発を進めつつも、何かあれば支え合い、品質を兼ね備えながら素早いリリースができるチームを作っていきたいです。

齋藤:個人的には、フロントエンドエンジニアでありながら、バックエンドも含めたシステム全体を意識しながら仕事ができることに面白みを感じています。私自身、フロントエンドの領域に強いこだわりがあるわけではないので、領域に縛られずに意見やアウトプットを出せる点は魅力と感じています。また、自分自身が描きたいキャリアや学びたい領域をマネージャーに伝えれば知見を積み上げやすいのも、KINTOテクノロジーズで働く面白さの1つだと思います。単に開発のミッションを与えられるというよりは一人ひとりのキャリアに誠実に向き合ってくれるカルチャーがKINTOテクノロジーズの良さだと個人的には感じています。

―今後、お二人はKINTOテクノロジーズでどのような挑戦をしていきたいですか?

中本:今はエンジニアとして手を動かし続けたい気持ちが強いものの、マネージャー職に興味があるので将来的にKINTOテクノロジーズの組織づくりにも挑戦してみたいですね。会社自体にも様々なキャリアを持ったメンバーが揃っているので「より良い方向」を一緒に模索しながら開発できる組織を創ってみたいなと思っています。

齋藤:私は引き続き技術を磨いてきたいと思っています。KINTOテクノロジーズにはバックグラウンドも得意領域も異なる、様々なエンジニアが集まっていますので、刺激を受ける環境としてこの上ないと感じています。プロジェクトも多く、実践的なスキルを磨く場面も多いので、技術の研鑽を続けつつ、私自身も組織に還元していければと思っています。

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