KINTOテクノロジーズは、働きやすさと挑戦が共存する場所。ビジネスアナリストが語る、データで支えるプロダクト開発の舞台裏
KINTOテクノロジーズが手掛けているサービスは、クルマのサブスク「KINTO」だけではありません。社内では、さまざまなプロダクトの開発が進行しています。こうしたサービスをより良いものにしていくうえで欠かせないのが、社内のビジネスアナリストによる分析です。彼らの力が、KINTOテクノロジーズの「小さく生んで、大きく育てる開発」を支えています。
今回のインタビューでは、社内でビジネスアナリストとして活躍する平田さん、兒玉さんにお話を伺いました。特有の働きやすさがKINTOテクノロジーズでなければならない理由になっていると話すお二人。所属する分析プロデュースグループでの働き方を踏まえ、感じている魅力や今後の目標などに迫ります。
▍平田 デジタル戦略部 分析プロデュースグループ ビジネスアナリスト
新卒でメーカーへと入社。開発の進行・分析を中心に、現場のIT化のトライアルなど、さまざまな業務に横断的に携わる。転機となったのは、入社から3年目のこと。業務のなかで携わっていた分析の仕事を自分の主軸とするために、専門職として経験を積める企業への転職を決意する。KINTOテクノロジーズへの入社の決め手となったのは、トヨタグループに属しながらも、ベンチャー創業期のような雰囲気を感じられる独特の環境を魅力に感じたから。設立初期を知る貴重なメンバーとして、KINTOテクノロジーズの成長を分析の面から支えている。
▍兒玉 デジタル戦略部 分析プロデュースグループ ビジネスアナリスト
アウトソーシング事業を展開するIT系企業へと入社。複数のクライアント企業で、さまざまな業務を経験するうち、分析の仕事に出会う。その後、分析の結果までを見られる環境に憧れ、IT系の事業会社へと転職。KINTOテクノロジーズには、2025年2月に入社した。志望の決め手となったのは、クルマや移動という暮らしに近い領域で分析を行えることに魅力を感じたから。分析のプロフェッショナルとして力を発揮している。
グループ内のさまざまなプロジェクトに伴走し、プロダクトの分析と改善を行う分析プロデュースグループ
――最初にグループ内でのお二人の役割について教えてください。
平田:私は主にメールマガジンやLINEメッセージの配信といった、お客様とのコミュニケーションに関連するプロジェクトで分析を担当しています。ユーザーの方のメールマガジン・LINEのご登録からご契約中に至るまで、配信に関するデータに限らず多角的にデータを利用して改善策を提案するのが私の役割ですね。また、スポットで発生した案件に携わることもあります。どちらの場合も、個人でプロジェクトに参画するケースが多いです。
兒玉:私は固定のプロジェクトにコミットするというよりは、臨機応変な動きをさせてもらっています。サイトやサービス改善のため気になる箇所で仮説を立て分析・提案内容を考え関係者の方につないでもらい内容を共有する事が多いですが、もちろん分析依頼の対応も実行しています。
――お二人の所属する分析プロデュースグループは現在、どのような体制で動いていますか?
平田:分析プロデュースグループは、9名のメンバーで構成されています。KINTOテクノロジーズの成長にともない、グループが所属するデジタル戦略部は規模を拡大していますが、私たちは別のチームから異動してきた1名のメンバーが増えただけで、体制が1年以上前からほとんど変わっていません。基本的にはそれぞれが担当プロジェクトを持ちながら個別に業務を進めており、週に一度のペースで実施されるグループミーティングで進捗や課題などを共有し合っています。
――どのような流れでプロジェクトへの参画がスタートするのでしょうか。
兒玉:大きくわけて2つのパターンがあります。他部署から依頼されるケースと、こちらから提案するケースです。ご依頼いただくケースでは、担当チームからまずグループに相談があり、マネージャーが適性やリソースを考慮して仕事の振り分けをされます。時には多方面から一度に依頼が来ることもあり、その場合はリスト化され、その中からやりたい案件を自己申告する形になることもあります。他方、提案するケースでは、個人が課題点や改善策を洗い出し、部内のつながりから伝手を辿って関係者につないでもらっています。
――KINTOテクノロジーズという組織の特性上、分析プロデュースグループの伴走相手は、社内の他部署からグループ他社まで多岐にわたると思います。組織をまたいだコミュニケーションに難しさを感じることはありませんか?
平田:こちらから提案するケースでは、担当チームの業務の状況が見えなかったり、優先度のすり合わせが必要だったりと、特有の難しさを感じることもあります。ただ事業側の方たちも向き合って話を聞いてくださるので、仕事を進めづらいと思ったことはありません。いつも対等に接してくださることには感謝の気持ちでいっぱいです。事業会社ならではの関係性が構築できていると感じていますね。
KINTOテクノロジーズの開発力は、One Teamで改善に取り組める環境に支えられている
――これまで携わったプロジェクトのなかで印象に残っているものはありますか?
平田:クルマのサブスク「KINTO」のサービスサイト内にある、料金シミュレーションのページの分析が印象に残っています。この案件は、依頼されたものではなく、自発的に課題点を洗い出し、改善の提案をさせていただいたものでした。担当チームのメンバーも分析の結果をその後の開発に生かしていくことに前向きだったため、スムーズに話が進み、実際に次ステップへの送客率の改善につなげることができました。
KINTOテクノロジーズ社内には、アナリストの分析を軽視しないという風土が醸成されています。だからこそ、こちらからの提案も受け入れてもらいやすい土壌が整っていると感じます。私自身も、データに基づいた提案がスムーズに実装へ動き出す場面に立ち会い、この風土の強みを肌で感じることができました。
兒玉:私は、LP分析が印象に残っています。この案件では、ユーザーの直帰率の高さを課題に感じていたところが出発点でした。これまでも対応されていたであろう一般的なデータ分析では、改善案のABテストを実施し良かった方を採用。改善要因は結果から推測する流れになるところから、なぜそうなるのかを解明し、ナレッジ化する事でこのサービスにおけるページ作成の理想構造を具現化できないかと考えていました。
私は過去のキャリアで認知心理学を元にしたレポート作成によっていかに内容を把握しやすくなるかに挑んでいた事があり、その時の知見を活かせないかと取り組んでみました。「人はどんな状態になると離脱したくなるのか、情報を把握しやすくなるのか等を、認知心理学や人間工学の観点からページを分析する事で、ページ改善にも生かせるのではないかと考え、生成AIなどを活用して必要な知識を補いながら、改善提案をしました。
結果、これまでに無かった観点として一連のアプローチを評価していただけた上に、「ぜひやろう」と関係者の方にフィードバックをもらえ、ABテストや他案件のLPへの反映につながっています。そのおかげもあり前向きに業務に臨むことができています。
――一方で、苦労したエピソードや失敗談があれば教えてください。
平田:お話するのは恥ずかしいのですが、メールマガジンの会員登録の動線を新設した際、意図した仕様で開発できたにもかかわらず、会員数がまったく増えなかったことがありました。導入した新しいメールツールを活用して、ユーザーの方によりリッチな配信ができると見込んでの施策でしたが、、実際には想像するほど簡単な話ではありませんでした。
実はこの案件には、現在進行形で取り組んでいます。現状では低空飛行となってしまっているので、ここから巻き返していきたいとチームメンバーとともに改善を検討しています!
兒玉:チームワークは、KINTOテクノロジーズの強みのひとつですよね。私が入社した当時、分析プロデュースグループは分析部の中にあり、データサイエンティスト・データアナリスト・データエンジニアの3つの役割で構成されていました。しかしその後、少しずつ規模が拡大し、現在ではクリエイティブ担当やディレクター、開発エンジニアも所属するデジタル戦略部といった方々も加わっています。
以前は、専門外の領域に対する知見の不足から、解像度の低いまま提案を行ってしまうことがありましたが、現在ではそれぞれの専門性を生かしてブラッシュアップすることができるようになってきています。結果として、小さなアイディアをチーム内で大きくすることが可能となり、事業側の方に非現実的な提案を行ってしまうことも減りました。
働きやすさの秘密は、時短勤務やフルフレックス制など、誰もが無理なく働ける就業制度に
――分析プロデュースグループ、さらにはKINTOテクノロジーズで働くことの魅力を、お二人はどのように考えていますか?
兒玉:アナリストの目線では、必要なデータにアクセスできる環境である点と、提案したいと思った時に、必ず話を聞いていただける環境である点に魅力を感じています。結果、却下になる事も多いですが、必ず話を聞いていただけるのは本当にありがたいなと思いますし、なぜ却下なのかもロジカルに説明していただけるので、必ず何かしらの知見になり、これまで「出さなければ良かった」と感じる事もありません。アナリストにとっては、分析提案に集中できる恵まれた環境だと思います。
平田:誰もが無理なく働ける制度も魅力だと思います。私は数年前に出産を経験しており、現在は育児のためにフルフレックス制を活用しながら、時短で6時間勤務をしています。KINTOテクノロジーズでは、フルフレックス制度やリモートワーク(月8回以内)、時短勤務が認められています。また、チームメイトはもちろん、事業側も理解のある方ばかりで、業務の締切に配慮していただけることが多いため、時短勤務だからといって仕事の責任や密度が下がることはありません。むしろ限られた時間の中でやりがいのある業務に全力で楽しめる今の環境に感謝しています。制度が充実していなかったら、出産のタイミングで退職の選択をしなければならなかったかもしれませんね。
多様性とチームワークで、グループのパフォーマンスを最大化する。
――ここまでお二人の担っている役割や所属する分析プロデュースグループのこと、KINTOテクノロジーズでの働き方についてお話を伺ってきました。個人またはチームとして、今後取り組んでいきたいことはありますか?
平田:私が入社した当時はまだメンバーが少なかったKINTOテクノロジーズも、設立から5年で400名の組織になりました。現在所属するメンバーは、全員がキャリア人材として採用されています。それぞれが専門領域のプロフェッショナルであり、かつ独自のバックグラウンドを持っています。こうしたメンバーの多様性もまた、KINTOテクノロジーズという組織の面白いところだと私は考えています。
周囲を見渡すと、思いもよらないようなアプローチで業務を進めている人がたくさんいます。先ほどお話にあがったLPのABテストは、兒玉さんならではの突破口で、改めて経験の深さを実感させられるお話でした。
今後は、自分にないものを持つメンバーの姿を見ながら、アナリストとしての引き出しを増やしていきたいですね。日々の業務で、そのような刺激を得ることができる。これはプロフェッショナルの集まるKINTOテクノロジーズだからできる経験だと思います。欲を言えば、私もおなじように周りに影響を与えられる存在になれれば嬉しいですね。向上心を忘れずに取り組んでいきたいです。
兒玉:私は平田さんのスタイルから学んでいるところがあります。平田さんはいつも心に余裕を持って業務を進めている印象があるのですよね。私の短所は、イレギュラーが起こると、すぐ思考に影響してしまうところだと思っているので、平田さんのおだやかで包容力のある雰囲気には、密かに憧れています笑。
――お二人の言葉に関係性の良さが表れているような気がしました。最後に、KINTOテクノロジーズでは現在、アナリストの採用を強化しています。候補者に向け、メッセージがあればお願いします。
兒玉:環境の変化には不安も多いかと思いますが、分析プロデュースグループは、平田さんを筆頭に思いやりのある優しい方ばかりなので、まったく心配はいりません笑。気負わずに働ける場所だと思うので、気軽に応募してくれたら嬉しいです。
平田:私は楽しく働ける環境という点で、KINTOテクノロジーズや分析プロデュースグループは自信を持っておすすめできる場所だと感じています。。チームのリーダーも、普段はメンバーのやり方に任せてくれる一方で、困ったときには手を差し伸べてくれるような人です。上司や同僚は働く場所を考えるうえで最も大切な要素のひとつであると思います。チームメイトの人柄については、私が太鼓判を押します。みなさんのご応募をお待ちしています。