#01 ~インターン体験談~ AIインターン組織創設メンバーとして活躍!AIやITを武器に企業を支える
<プロフィール>
名前:廣瀬 健仁
大学名: 慶應義塾大学
学年(取材時): 大学4年生
2025年4月からは東京大学大学院に進学予定。ー長期インターンに参加しようと思ったきっかけは?
もともと、1年半ほど他の光通信の子会社でインターンをしていました。経験を積んだ後、現在のM Plants Consultingに移りました。
現在のインターン先に移ることになったのは、前職でAIやデータを活用した業務の自動化に取り組んでいたことを評価してもらい、社内のDX推進を担うインターン生のチームを立ち上げることになったためです。
そこで最初のメンバーとして声をかけてもらい、チャレンジしてみることにしました。
ーインターン先ではどのような業務をしていますか?
コンサルティング業務と開発業務の2つの業務を担当しています。
コンサルティング業務では、光通信グループ内のさまざまな事業部と関わりながら、業務の効率化や改善を提案しています。
具体的には、事業部の方々と直接話し合い、業務の課題や非効率な部分をヒアリングします。その上で、どのように業務を最適化できるかを検討します。
一方、開発業務では、コンサルティングを通じて業務改善の方向性が決まった案件に対して、実際にシステム開発を行います。
単にプログラムを作るだけでなく、実際の業務フローに適用できる形で仕上げる必要があるため、要件の整理やテストを繰り返しながら進めています。
ーインターンでの業務で大変なことは?
立場の異なる人とのコミュニケーションのギャップを埋めることです。
業務を進める中で、営業職の方々をはじめ、技術的な知識を前提としない方とやり取りをする機会が頻繁にあります。
そのため、AIや自動化の概念を説明することや、相手の要望を正確に理解することが思った以上に難しく、初めは戸惑いました。
このギャップを埋めるために、コミュニケーションをとる際に工夫するようになりました。
技術チーム側が当たり前に使っている専門用語をそのまま伝えても、相手にとっては馴染みがなく、伝わらないことも多いです。そのため、できるだけ噛み砕いて説明することを心がけています。
また、口頭の説明だけでは伝わりづらいことも多いため、実際のデモ画面や図を用意して視覚的に伝えるようにしています。
そうすることで、よりスムーズに理解してもらえることが多くなりました。
ーインターン生同士の交流はありますか?
業務内外ともに、インターン生同士の関わりはあります。
私がこのインターンを始めた頃、インターン生はほぼいませんでしたが、現在では10人以上が在籍しています。
その影響もあり、インターン生同士での交流の機会が増えました。特に、年齢の近いメンバーが多いため、仕事を進める上でも気軽に相談しやすいと思います。
また、業務外でもインターン生同士で飲みに行くことや、出社のタイミングが合えばランチに行くこともあります。
ー周囲からのサポート体制について、どのように感じましたか?
サポート体制については、完全に手取り足取り教えてもらうというよりも、主体的に動きながら、必要に応じてサポートを受けるというスタイルです。
特に、ここ半年ほどでインターン生の数が一気に増えたこともあり、社員に一つひとつ細かく指導してもらうというよりは、インターン生同士で情報を共有しながら進めていく場面が多いです。
もちろん、業務の進め方については先輩インターン生がアドバイスをしてくれますし、行き詰まることがあればその都度相談すれば丁寧に教えてもらえる環境です。
ただ、基本的には「まずは自分で考えて動いてみる」ことが求められるため、自発的に学ぶ姿勢が大切です。
ーインターンシップを通して身についたスキルはありますか?
特にコミュニケーション力が鍛えられたと感じています。
技術チームだけでなく営業チームとも関わる機会が多く、ITの専門用語をできるだけ分かりやすく説明する必要があるのですが、相手の視点に立って話すことを意識するうちに、説明の仕方が上達したと思います。
もう1つ成長に繋がったのは、チーム開発の経験です。
今までエンジニア系の勉強は独学が多く、1人でコードを書いて終わり、ということがほとんどでした。
しかし、インターンを通して初めてチームメンバーと協力して開発を進める経験ができました。
お互いに情報を共有しないと作業がスムーズに進まないので、「あれ?思っていたより伝わってないな…」とか、「ここは認識を合わせた方が良いな」と気づくことが増え、チームで仕事を進めるための伝え方や、進め方のコツを学べたと思います。