はじめまして、開発チームの河本です。
私の自己紹介も兼ねまして、株式会社マトリクスの私の視点でのご紹介をさせて頂ければと思います。
■自己紹介
名前:河本
出身:兵庫
職種:ソフトウェアエンジニア
休日の過ごし方:水泳、絵(デジタル)、映画を見る など
■入社前は何をしていた?
当時は外国語大学で英語を勉強していました。途中でドロップアウトしてしまいましたが、教職課程で英語教員を目指して頑張っていました。しかし正直相当な人見知りで、あまり人と話すのが得意ではなく、結果的にその道は断念する形になりました。
私の大学の卒業生の多くはサービス関係、運輸関係、商業関係へ就職していきましたが、自分の性格的な部分もあってか、かなり難航して大学卒業後無職となってしまいました。
プータローさせて頂いている間は日雇いのバイトなどを行い、(同じような境遇にあった)友人と絵を描いたりしていました。イラストはPhotoshop, CLIP STUDIOなどのデジタルで、自分は色塗りが得意だったので、色塗りは自分が、線画は友人がと分担してファイルを共有して作業したりしていましたが、人や物を配置する際にはその背景情報も結構重要で、当時はSkypeベースの作業で、その絵単位での進捗を管理する仕組みが必要でした。
当時は時間も無限にあり、ほかに手を伸ばしていたプログラミングをそこで使ってなんとかできないかと考え、技術系の質問サイトなどを調べつつ、根気よく環境構築から実装を行い、ひとまず動くものができ、これをベースに粗削りながら機能拡張していき、進捗管理システムを作りました。このシステムはRuby,Ruby on Railsをベースに作り、当時Herokuで無料でデプロイできましたので、そちらを利用させて頂きデプロイし、実際に使いつつ、このシステムをポートフォリオとして就活を始めました。
■入社を決めた理由
自社で病院などの医療現場で使われる信頼の高いシステムを作られている点、そのシステムは非常に細かい設定が可能で、現実的、実務的なシステムである点、今よりも少数の会社さんでしたので、自社でここまで丁寧な開発ができるとなると、当然ながら1人あたりの担当範囲も相当広く、そうであるならどのように開発を行っているんだろうと興味を持った点、(こちらは同名の他社さんの誤解でしたが、さらに映像系の制作もされていると思っていた)という点で興味があり、同時にフロントエンドが少し古い印象でしたので、もしかしたらこちらは課題に感じておられるのではないか、そうであれば自分の絵の経験が生きるのではないか、と思いエントリーさせて頂きました。
■現在の業務
現在の中心的な業務は弊社既存システムのWeb版へのリプレイスで、各タスクはユースケース単位で管理されており、ユースケースを1つ(または複数)を引き受け、これを完成させるという形で進行しています。そのために、既存システムと、他の開発者の方が作成してくださった資料などから要件を整理し、再利用可能な既存の実装・類似実装事例を調査して整理、簡単な設計、実装、テスト、GitHubへマージ、報告 といった作業を一気通貫に行っています。
ユースケースはスクラム開発の作法で行われており、各スプリント単位での開発を原則行い、週に2回、K.Yさんを中心とした進捗会議で実際に画面共有を行いながらご報告、質問を行っています。また、特に重要なものについては再現方法を簡単な手順書に整理し、チームおよび社内Wikiに共有しています。テキストベースのコミュニケーションが基本ですので、いかに上手く抽象的な問題を伝えられるか?という点に気を配って、例えば問題個所のスクリーンショットを撮って、ペイントで赤枠をつけて問題個所を図示する、再現できるように手順を箇条書きで整理して、必要なファイルなどを添付してお伝えする、などの一工夫も心がけています。細かいですが意外と大切と自分は感じました。
使用技術などはJava(Spring boot)やHTML/CSS (Bootstrap)/JavaScript (jQuery) などを使用し、開発環境はSTS (Spring Tool Suite)、VSCodeを使用しています。フロントエンド部分については、当時は手探り状態からスタートしたこと、シンプルであり、古い技術である分、情報が豊富であることなどを理由に私が技術選定しましたが、現在は手探り状態を抜け、知識と経験が貯まってきたので、これをベースに、お客様のご利用を妨げないことを前提に、今後モダンな技術も取り入れ、大きく成長できるのではないかと思います。
また、自分の場合は弊社ホームページでの導入事例の追加や、導入事例へのお客様から頂いたロゴの追加、お問い合わせ、資料請求画面の必須追加などや、ニューラルネットワーク関連の調査、最近は、お仕事と並行して学んでいる、大学院での研究手法論な観点から、シフト表の数理最適化問題を解くための探索アルゴリズムの文献調査・実装・評価、弊社の勤務表作成システムエンジンの、ハードウェアからの高速化、かつ低コスト化実現に向けた文献調査・実装・評価を行っています。
■どんな働き方をしている?
私の場合、石川県の大学院の修士学生としても在籍している関係で、早朝に入勤し、昼過ぎまで集中して開発し、進捗を整理してご報告したのち、午後からは大学院で研究をしているような形になります。
■会社の雰囲気
K.Yと同じく、組織は非常にフラットで、職階や年次に関わらず意見を発信しやすい、非常に風通しの良い文化があると思います。
開発に限ってはメンバーは世界中にいるような形になりますので、全員が必ずしも全員揃っていないような状態がよくあります。従いまして、各タスクは基本的に自身で自己解決しつつ進め、不明箇所は技術質問チャンネルやDMで質問を行います。勤務時間もすこしばらつきがありますので、技術質問で行った質問は直ぐに帰ってこないことも折り込んでおき、ここはサクッと進められるぞというものをいくつか持っておき、質問をしたらそちらに切り替えてタスクを進める、といった舵取りが上手い人が多い印象です。
■どんな人と働きたいか
私の個人的な意見ですが、一緒に楽しく仕事ができる人が理想です。特に決まった条件はなく、お互いに無理せず、近すぎず遠すぎずのいい距離感で気楽にやっていければと思います。自然と協力できる雰囲気があれば、それが一番と思います。どうぞ宜しくお願いいたします。