What we do
私たちは、シフト制の職場の勤務表づくりを支援することを通して、そこで働く方々の幸せな働き方を実現するためのお手伝いをしたいと考えています。
特に医療・福祉の分野を重点領域と定め、現場に入り込み当事者として問題と向き合い、幸せな働き方をデザインするためのシステム「働き方マイスター」を開発し、提供いたしております。
昨今の医療・福祉の職場は、働き手が不足するなか、サービス品質とワークライフバランスの両方を向上していかなければならないジレンマを抱えています。リスキリングやDXによる業務効率化といった個々人の生産性を高める取り組みはもちろん重要ですが、それと同じくらい、毎月の働き方を決定づける勤務表の最適化も重要です。
「働き方マイスター」は、勤務表の、より高度な最適化を追い求めるためのツールです。人が考えた条件に従い、コンピュータが短時間で勤務表を自動作成します。条件をあれこれ調整しながら勤務表をたくさん作らせて、スタッフのワークライフバランスと日々のサービス品質が最も高いレベルで両立した勤務表を採用する形に、毎月の勤務表づくりを変革します。
前身の「看護配置マイスター」は病院の現場で開発されたシステムです。リリースから10年の間、お客様にいただいたニーズを反映しブラッシュアップを重ね、約150の施設様にご利用いただくに至りました。その後2025年6月には、システム画面をすべてwebブラウザ対応させ、「働き方マイスター」としてリニューアルリリースいたしました。現在は、さらなるシステムのブラッシュアップに取り組むとともに、勤務表作成の周辺領域で、医療・福祉の現場から生じた新たなニーズに対応するためのいくつかの重要新機能の開発も進めており、より高いレベルで幸せな働き方の実現を支援できるよう、取り組んでおります。
Why we do
私たちは、「人と社会に幸せをもたらすシステムを生み出す」ことをミッションとして掲げています。
はじまりは、病院の中で、自分たちが必要とするシステムを作り、それを自ら使うことからでした。
当事者として問題と向き合い、どうなれば皆が幸せをになるかを徹底的に考え、システムを作ってきました。現場を熟知してこそ本当に良いシステムを生み出すことができ、そういうシステムこそが、広く社会の役に立てるものと信じています。
一方で、システムは完成し使い始めてからが肝心です。絶えず変化する外部環境に適応し、永きにわたりユーザに幸福をもたらし続けられるよう、進化させ続けなければなりません。それを可能にする技術力が私たちの強みであり、私たちのシステム作りの基礎となっています。
現場力と技術力により、人と社会に幸せをもたらすシステムを生み出し続けることが、私たちの使命です。
このミッションを実践する対象として私たちが選んだのが、働き方のデザインです。
コロナ禍の頃、人々の働き方は大きく変わりました。働く日・時間帯・場所が、感染防止のため人同士の接触をできるだけ避けるために流動化し、それが定着しました。まるで、その後必要となる、減りゆく働き手で増えゆく仕事を遂行できるようにするための強制的な体制づくりであったかのように。前からそうだから、皆がそうだから、という働き方に対する固定観念、社会通念が打破され、より柔軟な働き方のデザインが許容されるようになりました。
10年前、「働き方マイスター」の前身である「看護配置マイスター」の提供を開始した頃の問題意識は、看護師不足でした。増え続ける高齢患者を看る看護師が足りていない中、法令の定める人員配置基準は満たさなければならず、出入りが激しい職場で定数を確保し続けられるよう事前シミュレーションすることが自動作成の重要な目的の一つでした。
今は問題のステージが一段上がり、看護師に限らない、働き手の不足が深刻です。個人の生産性を高めつつ、働き方を最適化し、人員配置基準を実際の業務量に合わせて流動化させなけれなれば立ち行かない時代を迎えています。そういう中で、医療・福祉の現場が最適な働き方をリ・デザインしていく取り組みを、「働き方マイスター」というツールを通して支えていけるようならと願っております。
How we do
<多様なメンバーで協働しています>
まず、勤務場所が様々です。事務所は新宿にありますが、通勤圏内在住のスタッフはわずかです。特に開発チームメンバーは、石川、京都、兵庫、宮城、福岡、中国、台湾、分散しています。
バックグラウンドも、様々です。病院事務長、総務課長、SE、サックス奏者、人材紹介営業、店舗スタッフ、バーテンダー、セキュリティコンサルタント、AI研究者、国内外大学院生、等。個性豊かな仲間たちと仕事をしております。
<自由な勤務が可能な職場です>
勤務時間帯は、お客様への対応と社内コミュニケーションの都合上、職種によった必要性に応じてコアタイムを設定していますが、基本的に出勤は必要ありません。
開発チームにおいては、時差のある海外在住のスタッフが現に活躍しています。
但し、チーム内で必要なコミュニケーションがとれ、必要な仕事を確実に進められる前提は求めます。毎週曜日を決めて一定の時間にオンライン会議をし、目標の確認、互いの状況の共有を行うとともに、必要な相談ができるようにしています。
<幸せに働ける職場を目指しています>
ミッション達成のため、無用なルールは極力排除し、仕事を進めていくうえでのストレスを極限までなくしていきたいと考えています。ストレスは、新たなチャレンジに伴い生じる新たなハードルのみとし、それに立ち向かうため、皆で結束できるチームでありたいと願っています。幸せな働き方実現のお手伝いをするには、私たちも幸せに働く必要があります。
一方で、多様な仲間がいる自由な職場で気持ちよく働き成果を出すには、誠実さと、方向性の一致がマストです。そのため私たちは、新しいメンバーをチームにお迎えするにあたっては、能力だけでなくマインドを重視します。当社のmission・vision・purpose・value(https://www.mtrx.co.jp/company/)を自分のものとして受け入れていただける方に、ジョインしていただきたいと強く思っております。