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こんにちは。FreeStyle採用担当です。
今回は、エンジニアとして入社したのち、現在は社長の右腕として内勤業務を担う安田さんにお話を伺いました。
どんな環境でも価値を出す──適応力と行動力の原点
ーーまず、簡単に自己紹介をお願いします。
現在年齢は32歳で、FreeStyleでは内勤業務を担当しています。
母子家庭で育ったこともあり、幼い頃から周りは自分より年上の大人ばかりでした。
自然と幅広い年代の方とコミュニケーションを取る環境にいたため、その経験は今の仕事にも大きく活きていると感じています。
性格は“誰とでも分け隔てなく話せるタイプ”だと思います。
男性が苦手な女性でもなぜか警戒されず、女子トークの輪に普通に混ざっていたこともあります。
友人からは冗談で「男性・女性・安田」という“第三の属性”のように言われたこともあり(笑)、それくらい人との距離を自然に縮められる性格なのだと思います。
ーー学生時代の安田さんについて教えてください。
大学では学費を工面するためにも、学業に力を入れ、2年生から特待生になりました。
また、学業だけでなく同時にアルバイトも数多く経験をしました。
コンビニ、イベントスタッフ、教授や学生からの推薦により務めた大学内のヘルプデスク、教授と学生の間になって教える家庭教師のようなスチューデントアシスタント、またコンビニを辞めた後はスーパーでもアルバイトをしていました。
今振り返ると、大学時代は学業とアルバイトを合わせると一般的な正社員以上に働き、学び続ける日々でした。
ハードではありましたが、この時に培った体力と責任感は、今の自分の土台になっていると感じています。
ーー最初の就職はどのようなものだったんですか?
新卒で入社したのはエンタメ系企業で、パチンコ店の接客を担当していました。
その時期、母の介護が必要となり、約1年弱は正社員として働きながら介護を両立していました。
ただ、やはり正社員と介護を両立するにはスケジュールがどうしても難しく、正社員を辞め、大学時代のアルバイト先であるスーパーに戻ることに。
そんな中、たまたま用事があり入店した携帯ショップで接客をしていただいた際、「同業者ですか?」と聞かれるほどガジェットに詳しかったことから、その場でスーパーとのWワークを提案いただきました。
週3〜4の出勤ながら、2〜3ヶ月で店長と同等の売上を出せるようになり、「安田には勝てん」と言われたほどに成長。今でもこの仕事は向いていたと思います。
振り返ると、母の介護やWワークなど、ハードな状況も多くありましたが、この時期に培った”適応力”と”行動力”は、今の自分の大きな礎になっていると感じています。
やっと見つけた、自分らしく働ける場所
ーーそこからIT業界へはどのように?
母が他界し、今後の働き方を改めて考えていたタイミングで、携帯ショップから正社員のお誘いもいただきました。
ただ、元々IT業界への興味が強かったこともあり、思い切って未経験からSES企業に飛び込むことを決めました。
最初のプロジェクトは予約アプリのテスターでした。
未経験での入社だったのですが、リーダーの方と波長が合ったり現場での応対がしっかりしていると評価され、現場入場後3日か4日目で早々にチームのサブリーダーポジションを任せていただくこととなりました。
一方で、給与は手取り16万円ほどと低く、現場でいくら評価されても自社の評価に反映されない構造は変わらないまま。
「この環境に長くいても先が見えない」
そう感じるようになり、新たな道を模索しました。
その後は
携帯関連企業 → 大手SES企業 → 大手IT派遣企業
とキャリアを重ねたものの、事業撤退や給与が上がらない環境などが続き、約2年周期でキャリアチェンジをするような形に。
また、規模が大きい会社の風土は中々自分にあわず、“自分らしく輝くことができる働き方”を求め続ける日々でした。
そんな折にFreeStyleとの縁があり、入社することになります。
ーーFreeStyleとの出会いや、入社の決め手を教えて下さい。
当時は様々な転職サイトを使いながらIT企業を探しており、たまたま出てきた1社がFreeStyleでした。
面接では、他社と違い「私の良さを引き出そうとしてくれている」と強く感じました。
かしこまった面接ではなく、ラフに人として向き合ってくれたことが決め手です。
最初はエンジニアとして入社し、2025年の3月までデータベース移行の案件に参画していました。社員が増え、代表の山本さん一人で内勤を回すのが難しくなったタイミングでたまたま私の現場が終了し、「内勤をやってみない?」と声をかけていただき現在に至ります。
現在のポジションは、「社長室」みたいな感じが1番イメージが湧きやすいかと思います。具体的な業務としては、総務・経理をメインに会社に必要なことは、横断的に取り組みます。最近では新たに採用人事にも携わるようになりました。
“会社を創る側へ”。歯車ではなく個が輝く会社へ
ーーエンジニアから内勤へ。どのように役割を広げていったのでしょうか?
内勤というポジションは、FreeStyleに元々あった役割ではありません。
私自身も初めての挑戦でしたが、「このポジションの価値を自分が作る」という気持ちで、試行錯誤しながら役割を広げてきました。
ただエンジニア時代からずっと意識していたのは、
「代表が今何を考えているのか」
「会社をより良くするにはどう動くべきか」という視点です。
自分が居心地よく働ける環境を作りたいという想いもあったため、自身の現場のことだけでなく積極的に社内プロジェクトにも携わっていました。
帰社日では自らアジェンダを作り、司会進行を率先して行うなど、「会社を良くする行動」を自然と続けていました。
規模が大きな企業で働いていた頃は、どうしても“会社の歯車”であることにフィットできませんでした。だからこそFreeStyleでは、「自分が会社を創る側に回る」という気持ちで取り組んでいます。
大企業の“一つのコマ”ではなく、個として価値を創る、そして会社を良くしたい。
そんな思いで動いていたところ、その姿勢を評価していただき、内勤のオファーに繋がりました。
現在はエンジニア経験を活かした技術フォロー、採用後のオンボーディング、組織づくりにも深く関わっています。
また、代表の意図を汲み取る“察する力”を評価していただくことも多く、「会社を円滑に回すための潤滑油」を目指しています。
ーーFreeStyleで成し遂げたい目標はありますか?
SESだけでなく受託開発にも挑戦し、“成長できる機会”をもっと増やしたいです。
FreeStyleは可能性を秘めた会社だからこそ、更に個々が自分らしく輝く多様な働き方に挑戦できる組織へ進化させたいと感じています。
また「FreeStyleって居心地良いな」と思える環境や文化を作りたいです。
どれだけ給与が良くても、環境が悪ければ人は定着しません。
ポジションに関係なく、誰もが気持ちよく働ける組織にしたいです。
押しつけではなく、人に何かしてもらったら自然に何倍もの恩返しをしたくなる、そんな“みんながお互いを大切にできる会社”になれたら嬉しいです。
ーー代表の山本さんは安田さんにとってどのような人ですか?
一言で言うと「人間味あふれる、人想いな代表」ですね。
山本さんは“家族のような距離感の組織”を大切にしていますが、私も強く共感しています。
山本さんは本当に一人ひとりを想ってくれる方で距離感も近いですが、意外と少し不器用なところがあります(笑)。
これから規模が増えていくと、山本さんの熱い気持ちが100%伝わらない時もあるかもしれません。
だからこそ、必要に応じて私もFreeStyleに当事者意識を持ち、会社の潤滑油のような存在になれたらいいと考えています。
育つ環境・任される裁量・創る面白さ─FreeStyleの魅力
ーー安田さんが思うFreeStyleの魅力を教えてください。
大きくは三つです。
一つ目は、代表との距離が近く、提案がしやすい点。
話を真剣に受け止めてくれ、行動に移してくれる会社です。
いち従業員が発言したことも、受け止めて取り入れてくれたり、コミュニケーションをとるための場を設けてくれたりと、一人ひとりと寄り添ってくれるので、安心して働けると思います。
二つ目は、一人ひとりをしっかり見てくれている環境です。
エンジニア時代は、技術力だけでなくコミュニケーション力も評価し、現場でも自社でもしっかり見てくれました。
過去の経歴の中では、現場では評価してもらえても自社ではあまり見てくれていないという経験もありました。一方でFreeStyleでは、個人個人をしっかり見て評価してくれているという感覚がとても印象的でした。
また、良い意味でやりたいようにやらせてもらえる裁量があることも成長に繋がっています。あるプロジェクトで、社内のHPを作る企画を当時リーダーだった私がやることになったのですが、会社としても応援をしてくれており、最後まで裁量を持たせてもらってやりきれたのは良い思い出となっています。
三つ目は、一緒に会社を創る面白さを経験できていることです。
現在の業務では仕組みがなかったところを整えて成果が見えるようになる喜びがあります。まさに今は“自分の城を一緒に作っている感覚”です。
これはまだ創業から若い会社でしか味わえない醍醐味だと思います。
ーーどんな人と一緒に働きたいですか?
「言われたことだけやる」ではなく、
「もっと良くしたい」「一緒に何かを作りたい」
そんな想いを持つ方と働きたいです。
また、私のように大きな組織の中ではフィットしなかった方にも、おすすめです。
FreeStyleは、誰もが“自分らしく輝ける場所”だと思っています。
一緒に、自由に個性を発揮して活躍しましょう!