こんにちは!ランディット株式会社広報担当です。
本日は、資金調達・法務・IPO準備など、多岐にわたる業務をリードし、当社の成長を根幹から支えているメンバーにスポットを当てます。
今回ご紹介するのは、コーポレート本部 経営管理ユニットのユニットマネージャー・藤野戸 孝史さん。
大手メガバンクでの豊富なキャリアを経て、設立4年目のランディットにジョインした藤野戸さんが、なぜいまスタートアップを選んだのか?
そして、どのような想いで“会社の未来”を支えているのか?転職の背景や、仕事に対する価値観、会社への思いまで、じっくりとお話を伺いました。
目次
数理思考で切り拓く金融キャリア
「会社は生き物だと思う」――金融からスタートアップへ、価値観の共鳴が導いた転職
スタートアップの“屋台骨”を支える、コーポレート業務の最前線
「素直さ」が育む組織力 〜ランディットのカルチャーと成長環境
数理思考で切り拓く金融キャリア
ーーまずは簡単に自己紹介をお願いします!
北海道・札幌市の出身で、趣味は料理です。忙しい日々の中でも、食材を選び、手を動かして調理する時間は、自分と向き合える貴重なひととき。頭の中を整理しながら、気持ちをリセットできる大切な習慣になっています。
性格は…どうなんでしょう(笑)。自分ではなかなか客観的に語れませんが、よく言われるのは「誠実で粘り強い」ということ。どんな仕事も一つひとつ丁寧に向き合い、納得がいくまで取り組む姿勢は、これまで大切にしてきました。
ーー大学院では数理物理学を専攻されていたそうですね。
はい、大学院では数理物理学を専攻していました。
一見、実社会とは遠い世界に見えるかもしれませんが、私はこの分野を通じて「理論と現実をつなぐ視点」を培ったと思っています。複雑な現象を数式で捉え、抽象的な概念を現実世界に落とし込むプロセスは、今の仕事にも通じるものがあります。ロジカルな思考力や、曖昧なものを構造化する力は、社会に出てからも強い武器になりました。
—— 新卒では三井住友銀行に入行されたんですね。最初はどんなお仕事を?
2008年に三井住友銀行へ入行し、最初に配属されたのは市場部門およびリスク管理部門でした。
主に、金融商品の価格形成やリスク評価に関わるシステム企画・開発を担当しました。金融工学やシステム設計の知識を活かして、現場と技術の橋渡しを行っていました。「理系出身だからこそできる貢献」を模索しながら、現場の業務要件を整理し、どうやってシステムに落とし込むかを日々考えていました。
その後は法人営業部に異動し、約5年ほど、企業向けに融資・回収・外国為替・決済など幅広い業務を担当しました。ここでは「金融商品を売る」のではなく、「企業の課題解決にどう貢献できるか」という視点での提案を常に意識していました。さまざまな業種・規模のお客様と向き合いながら、信頼関係を築き、ときには金融の枠を超えた相談に乗ることもありました。
—— 新規事業に関わるようになったきっかけは何でしたか?
社内で実施されていた「頭取ピッチコンテスト」というアイデアコンペに参加したのがきっかけです。
このコンテストは、行内外の社会課題に対して、社員が新規事業のアイデアを提案できる場なんです。私も毎年のように応募し、結果的に2度の入賞をいただくことができました。その活動が評価され、グループ全体の新規事業を推進する経営企画部・サステナビリティ企画部へ異動となりました。そこからは、金融の枠を超え、社会課題の解決につながるビジネスを模索する日々が始まりました。
—— 金融×事業開発というキャリアを歩んでこられたんですね。なぜ転職を決意されたのか、そして今のランディットでの取り組みについて、ぜひお聞かせください!
「会社は生き物だと思う」――金融からスタートアップへ、価値観の共鳴が導いた転職
—— 転職を考えるようになったきっかけは何でしたか?
次のキャリアステップを考えたとき、ある原体験が強く思い出されました。
それは、渋谷の営業店で法人営業を担当していた頃のことです。スタートアップの社長や役員の方々と日常的に接する機会が多く、皆さん本当に目を輝かせながら働いているのが印象的でした。彼らと話す時間は私にとっても刺激的で、毎回ワクワクしていたのを覚えています。ビジョンに対する情熱、スピード感のある意思決定、何よりも「未来を自分たちで切り拓いていく」姿勢に強く惹かれました。
一般的には、銀行員からスタートアップへ行くのは“珍しい”選択かもしれません。でも私にとっては、そのとき感じた「純粋に楽しそうだな」という想いが、自然と選択肢を広げてくれたように思います。
—— 転職を考える上で、一番大切にしていたことは何でしたか?
何より重視したのは、「社会とのつながりの中で価値を生み出せるかどうか」でした。
給与や福利厚生などももちろん大事ですが、それ以上に、自分がどんな環境に身を置き、どんな考え方の人たちと働くかを大切にしたいと考えていました。
私は、企業とは「利益を出すための仕組み」という以上に、社会と対話し、影響を与えていく“生き物”のような存在だと思っています。長く持続的に成長していくためには、短期的な数字ではなく、「誰のために存在するのか」を問い続ける姿勢が欠かせないと考えています。
—— その価値観は、どのように培われたのでしょうか?
実家が100年以上続く商売をしており、父や祖父の働く姿を見ながら育ったことが大きいと思います。
ふたりとも寡黙なタイプでしたが、「お客さまのことをとにかく第一に考える」姿勢は、背中から自然と伝わってきました。例えば、仕入れの際に「これはあのお客さまにぴったりだ」と具体的な顔を思い浮かべていたり、お客さまも「この人が勧めてくれるなら安心」と信頼して買ってくださったり。
売り手と買い手という関係を超えて、人と人の信頼で商売が成り立っているということを、日常の中で実感してきました。だからこそ私自身も、銀行員時代に「金融商品を売る」ことが目的だったことは一度もありません。
常に「お客さまの課題を解決するには何が必要か」を起点にして考え、金融はそのための“手段”にすぎないというスタンスを貫いてきました。
—— 面接や選考を通じて、印象に残っているエピソードはありますか?
代表の藤林さんとお話しする機会をいただいたのが最初のきっかけです。
まだ転職活動の初期段階でしたが、最初の対話で非常に強く印象に残ったのは、お客さまのニーズに徹底的に向き合う姿勢でした。とくに、駐車場という一見ニッチな領域において、単なる不動産ビジネスではなく「社会の不の解消」に真剣に取り組んでいる姿勢に深く共感しました。単なる事業戦略にとどまらず、「人材育成・組織運営・企業の存在意義(パーパス)」といった話題まで、非常に広く深く議論することができました。
特に驚いたのは、「会社をどういう“生き物”として育てていくのか?」という観点での話ができたこと。まさに自分の価値観と重なる部分が多く、「この人たちと一緒に働きたい」と思えた瞬間でした。
—— 最終的に「ランディットで働こう」と決断した理由を教えてください。
いろいろな会社を見てきましたが、最終的な決め手は「価値観の一致」でした。
ランディットは、ビジネスとしての可能性ももちろん魅力ですが、それ以上に、代表をはじめとしたメンバーの考え方や姿勢に、強く共感できたことが大きかったです。この会社なら、社会に対して価値を届けることと、自分の信念を重ね合わせながら働ける。そう感じたことが、入社を決意する最大の理由になりました。
スタートアップの“屋台骨”を支える、コーポレート業務の最前線
—— 現在はどんな業務を担当されていますか?
現在は、コーポレート本部に所属し、採用・人事制度設計・労務・法務・経理・IPO準備・資金調達といった、かなり幅広い業務を横断的に担当しています。
例えば採用業務では、正社員・派遣社員・アルバイトすべての書類選考や一次面接に加えて、採用エージェントとの調整まで担っています。また法務では、個別契約やNDA(秘密保持契約)などの契約書の精査を行い、必要に応じて顧問弁護士とも連携しながら、契約リスクを最小限に抑えるよう努めています。
IPO準備では、監査法人によるショートレビューを主導しました。内部統制や開示体制の整備を通じて、企業としての信頼性向上にも取り組んでいます。
—— 中でも印象的だった業務はありますか?
特に印象に残っているのは、資金調達に関わった経験です。
複数の金融機関と交渉を重ね、結果として約20億円のデットファイナンスを実現しました。この資金調達では、銀行選定から条件交渉まで、すべてを代表から一任いただき、私自身が主体となって進めました。
銀行にはそれぞれ独自の考え方や審査の観点があるため、前職での銀行員としての経験を活かしながら、「当社の成長フェーズや将来性」を丁寧に説明し、長期的なパートナーとして信頼を得ることを意識して交渉を重ねてきました。結果的に、短期間でスピード感をもって資金調達を完了できたことは、自信にもつながっています。
—— 前職の大企業と比べて、今の環境でやりがいを感じるのはどんなところですか?
やはり一番の違いは、スピード感と裁量の大きさだと感じています。前職では、関係者の数も多く、意思決定に時間がかかる場面も少なくありませんでした。でも今は、必要な情報を自ら整理し、提案し、判断しながら前に進めていくことができます。自分の一手が、組織全体の前進に直結している感覚があり、そこに大きなやりがいを感じています。
特に、コーポレートの業務は、採用・法務・経理・資金調達・IPO準備など多岐にわたりますが、どれも会社の「成長の土台」を支える仕事です。派手さはないかもしれませんが、そのぶん、会社の基盤をゼロからつくり上げていく実感が強くあります。これから上場やさらなる事業成長を見据えるなかで、「どういう組織であるべきか」「どんな仕組みを整えるべきか」といった問いに正面から向き合いながら、実行まで自ら手を動かせる環境は、間違いなく今のフェーズだからこそ得られる経験だと思います。
「素直さ」が育む組織力 〜ランディットのカルチャーと成長環境
—— 社内の雰囲気を一言で表すと、どんな言葉が浮かびますか?
ひと言で言うと、「素直な人が集まっている組織」だと思います。
“素直”というと、ただ従順なイメージを持たれがちですが、ここで言う素直さは少し違います。自分の考えを持ちながらも、他者の意見にしっかり耳を傾け、必要だと思えば柔軟に取り入れる姿勢のこと。そういう人たちが多いんです。だからこそ、日々のコミュニケーションもとてもスムーズですし、議論の場でも対立ではなく「どうすればより良くできるか?」という建設的な空気があります。これは、ランディットの大きな強みだと思います。
—— 一緒に働いていて、「この人すごいな」と思ったことはありますか?
正直、「すごい」と思う瞬間は日常茶飯事です(笑)。
良い意味で「頑張りすぎる人」が多いんです。それは決して無理をしているというわけではなく、自分の役割にとどまらず、会社やチームのために一歩踏み込んで動けるメンバーばかり。そうした高い熱量が、ランディットのスピード感のある成長を支えているんだと思います。
誰かひとりの成果ではなく、「チーム全体でやりきる」文化があるので、個人プレーに走ることなく、みんなで助け合いながら進めていけるのも特徴ですね。
——ランディットの文化で、特に好きなところ・誇りに思うところはありますか?
一番は、「やりきる文化」がしっかりと根付いているところです。
目標に向かって、途中で諦めず、最後まで走り切る。この姿勢が、精神論ではなく実際の行動として、業務プロセスやチーム運営の中に当たり前のように存在しています。また、心理的安全性が高く、誰でも意見が出しやすい雰囲気があるのも魅力のひとつです。「この発言して大丈夫かな」と悩むことなく、素直なフィードバックや提案ができる。だからこそ、組織もどんどん前に進んでいけるのだと思います。
この文化の中で働いていると、単に目の前の業務をこなすだけでなく、「組織の一員として成長していく実感」が得られる。それが、ランディットで働く上での最大の魅力だと感じています。
ーー 最後にこれから応募しようとしている方、入社される方に向けてメッセージをお願いします!
ランディットは、素直さと熱量を大切にする組織です。自分の考えを持ちながら、他者の声に耳を傾け、チームでやりきる文化が根付いています。ここで働くことで、あなた自身もきっと大きく成長できます。
共に未来をつくる仲間を、心からお待ちしています。
「会社は生き物」という藤野戸さんの言葉が印象的でした。ランディットという成長企業で、自分の価値観を大切にしながら働く魅力が伝わったのではないでしょうか。素直さと熱量を持った仲間として、一緒に未来をつくっていきませんか?
ランディットでは、まだまだ新しい仲間を募集しています。
少しでも興味のある方は、カジュアル面談からスタートしませんか?”まずは話を聞きたい”のメッセージお待ちしております。