こんにちは!ビズフライト採用担当の宮崎です。
今回は、当社のSalesforceプロジェクトを牽引する江木にインタビューし入社から現在までを振り返ってもらいました!
入社後どういった流れで業務に携わることになるのか?ビズフライトではどのようなプロセスを経て成長できるのか?ぜひイメージをつけていただければと思います!
①入社初期の経験について
ーーそれでは、まず入社当初のお話から伺えればと思います。入社してから1ヶ月目、どういう形でお仕事が進んでいったのか、教えていただけますか?
入社前は、月に1回ほどカジュアルに代表の幾田さんとお話する機会があり、会社の雰囲気や進め方について理解を深めていました。実際に入社してからは、1週目からプロジェクトにアサインされました。最初の1〜2週間は、プロジェクトの打ち合わせ録画を見ながら、流れや用語などをキャッチアップしていました。
ーーなるほど。打ち合わせに同席しながら、キャッチアップや業務理解を進めていたイメージですね。
そうですね。すべての打ち合わせではないですが、必要な場面に同席しつつ、合間に用語の確認や背景の整理をしながら、まずは議事録作成からスタートしました。
②議事録作成から始まった実務の第一歩
ーー最初は打ち合わせに同席しながら、議事録を取るところから始まったんですね。
はい。最初は主に、会話の流れを整理して議事録にまとめる役割でした。お客様と当社メンバーのやりとりを聞きながら、意図を汲み取り、より伝わりやすい形で文章に整えるよう意識していました。
ーーなるほど。そこから、だいたい1ヶ月くらいでプロジェクトの全体像がつかめるようになったという流れでしょうか?
そうですね。キャッチアップはおおよそ1ヶ月ほどでできたと思います。プロジェクトの進行については徐々に見えてきたのですが、Salesforceについてはまだ理解が浅かったので、空いた時間で資格取得の勉強を本格的に始めました。
③Salesforce構築とテストフェーズでの実務
ーーその後、どのような業務を担当されたんですか?
細かな構築作業ですね。Salesforceは、あまり技術的な知識がなくてもある程度構築できる仕組みになっているんです。フローやApexなど、コードを書くようなものは除いて、画面レイアウトを整えたり、項目を設定したりといった部分を担当していました。
ーーノーコード・ローコード寄りの構築部分ということですね。
そうです。あとはテスト作業も多かったです。
ーーテストというと、具体的にはどんな内容だったんですか?
一番多かったのは、フローの動作確認ですね。たとえば「ある条件で自動的に文字を出す」とか「レコードを生成する」など、ロジックがちゃんと動いているかを検証していました。それから、画面レイアウトが設計通りになっているかどうかのチェックなどもやっていました。
ーーキャッチアップして、構築・テストというセカンドステージを経て、さらに次の段階に進むようなフェーズはありましたか?それとも、そこまでが一連の流れだったのでしょうか?
そこまでですね。この時期はまだ「勉強しながら現場に慣れていく期間」だったと思います。言われたことをそのままやる、というよりは「これはどういう意味だろう?」と自分で調べたり、手を動かしながら覚えていく期間でした。
ーーなるほど。まさに「見る・学ぶ・やってみる」フェーズですね。
そうですね。大規模なプロジェクトだったので、どうやってお客さんの要望を整理するのか、プロジェクト全体の動きや、お客様とのやりとりの進め方を観察して学ぶことが多かったです。
④成長の壁と自己課題への気づき
ーー議事録から始まって、構築やテストなど、実際に手を動かすフェーズに進まれたとのことですが、成長していく中でまた違った課題が出てきたんじゃないかなと思うんです。その時期、特に困ったことはありましたか?
ありました。業務範囲が広くなり、自分のスキルではまだカバーしきれない部分が増えてきたときに、迷いが生まれました。「どこまで自分が担当すべきなんだろう?」という戸惑いもありました。
ーーそれはしんどいですね。具体的にはどんな部分で悩みましたか?
例えば、レイアウトの大幅な変更や、本番環境への移行処理、外部システムとの連携など、難易度が高く専門性が求められる作業です。知識が追いつかず、何をどう学べばよいか分からない状態で、もどかしさを感じていました。
⑤プロジェクトへの本格的な参画とAI活用への挑戦
ーーそれからはどのようなプロジェクトに参画されたんでしょうか?
AIを活用したプロジェクトに参画しました。Salesforceの「Einstein(アインシュタイン)」というAI系の機能を活用して、データベースの仕組みをつくるための調査と構築に関わりました。主にリーダーの山浦さんの指示のもとで、「こういう機能が使えるかも」といったアイデアを調べて、資料にまとめていくという感じでした。
ーー調査って終わりが見えにくいところがあって、難しさもあると思うんですが、その時期に感じた苦労ってありましたか?
正直に言うと、私はこの時期すごく楽しかったんです。というのも、このプロジェクトでは、みんながほぼ同じスタートラインで、誰もがSalesforceのその機能に精通していたわけではなかったので、「一緒に調べて学ぶ」という環境がとても心地よかったです。また調査だけで終わるのではなく、Salesforce上で実際にデモを構築する、というところまで進んだのが大きかったですね。「この機能でこういうことが実現できそう」といった仮説を立てて、それを実際にSalesforce上で触ってみて、プロトタイプのようなものを作りました。
ーーそれはすごく実践的な学びになりますね。
本当に勉強になりました。Salesforceの標準機能だけじゃなくて、DataCloudやEinsteinなど、今まで触ってこなかった領域に手を伸ばすことで、「こういうこともできるんだ」という気づきが多かったです。最初は「どこまで調べたら十分なのか」が難しかったですが、会社としても「売上になるかは分からないけど、今後のために必要な調査」というスタンスだったので、少しアカデミックな要素もありました。でも、資料にまとめて発表したり、構築したものを見せたりしていく中で、「自分なりのアウトプットの出し方」が見えてきたように思います。
⑥新たなプロジェクトと「スタンダードなSalesforce」への気づき
ーー年明けから新たなプロジェクトに入られたとのことでしたが、どのような内容だったんでしょうか?
いわゆる「パッケージ構成」で導入が進んでいたプロジェクトでした。要望がすでにある程度整理されていて、かなりスタンダードな形で使われている印象でしたね。クライアント側であらかじめ方向性が明確になっていたため、それに基づいて環境構築を行いました。ちろんカスタマイズした部分もありましたが、全体としては「標準的な構成に近い」と感じました。
ーー開発期間もそれに比例して短かったりしますか?
案件としてもミニマムでしたし、出力としては設定資料やマニュアルなど、オンボーディングに近い内容が多かったです。たとえば「この操作をすると、この情報がこう反映されます」といった業務フローに沿った説明資料などです。今はよりわかりやすくなるよう、資料のブラッシュアップに取り組んでいます。今後のためにこの経験は活かしていきたいと思っています。
⑦次のステップへ:構築スキルとプロジェクト推進力の両立を目指して
ーー今後の1年でやっていきたいこと、目指す姿ってありますか?
まずは構築スキルを強化したいです。それと同時に、今のようにプロジェクトを任せてもらえる立場として、形にしていく力ももっと伸ばしたいです。
ーープレイングマネージャーのような形ですかね。
はい。将来的には、幾田さんのような営業側の方が「こういう人が右腕に欲しい、この人に任せたい」とと思ってもらえるような、信頼される存在になりたいです。
ーー期待してます!
ありがとうございます。
この1年は、いろんな経験をさせてもらって「自分の立ち位置」が変わっていくのを実感しました。それはビズフライトだからこそ味わえたことだと思っています。周りにいる人たちの強みもバラバラで、それぞれの得意分野を活かしてチームを組んでいる感じがすごくいいなと思っていて、私もその中で「頼れる存在」になっていけたらなと思います。