前述
前の記事(渋谷さんの記事)ではビジネス観点の重要性と仕事を通じてどのように養われるのかを書いていただきました。(そちらも是非読んでください)
今回は、なぜ重要としているのか?事業部のミッション/ビジョン/バリューと日々の業務をどのように紐づけて開発に取り組んでいるのか?について紹介したいと思います。
ミッション/ビジョン/バリューの紹介
初めに私たちのミッション/ビジョン/バリューを紹介いたします。
ミッション
新たな世界観の創出をつうじて100年後の世界を良くする会社を増やす
ビジョン
- アンバサダー経営によってファンとともに経営できる企業が競争優位性を有する社会を実現する
- ファンによってもたらされた質の高い購買情報によって“信頼経済圏”を確立する
バリュー
- 経営指標(MRRなど)
- Libマインド
ミッション/ビジョン/バリューの詳細
単純にミッション/ビジョン/バリューを記載してもどういうことか伝わらないと思うので、下記に私なりの解釈を記載します。
ミッションについて
私たちの事業部ではリブ・コンサルティングのコンサルティングとは違う世界観を創造し、違った角度からリブ・コンサルティングが目指す世界を目指しています。
それが「アンバサダー経営」と「信頼経済圏の確立」のビジョンになります。
ビジョンについて
「アンバサダー経営」とは、お客様(ファン)から応援される会社であり、お客様(ファン)とともに企業が成長する経営のことです。
具体的には、工務店で家を建てられたお客様(ファン)だった方が従業員として入社されることや、お客様(ファン)が新規のお客様を紹介してくださり、商談にも同席していただき一緒に商談するなど自然と企業を応援していただけるようになっている状態のことです。
「信頼経済圏の確立」とは、会社がお客様(ファン)とより良い繋がりを継続することで、広告などによる認知やイメージ向上ではなく、実際のお客様(ファン)の自発的な発信/広報活動(SNSなど)により認知やイメージ向上→新規顧客を獲得→新規商談数増加→契約増加→会社の売上向上→お客様のファン化へ投資というサイクルが回ることです。
現在は情報過多の時代です。誰が発信しているか?という情報の信憑性も重要になってきます。実際のお客様(ファン)が発信された情報ですので、忖度ない(ステマではない)情報が発信され、情報格差が埋まり、新規のお客様が正しい選択ができる世の中になることを目指しています。
バリューについて
ミッション/ビジョンに近づいたかを定量的に計測するのが、事業指標です。事業指標には3つの観点があります。それは「成長度(収益性)」「市場ポジション」「顧客評価/社会的価値」です。「成長度(収益性)」とは売上、利益、MRRなどの指標です。「市場ポジション」とはサービスのシェア率などです。「顧客評価/社会的価値」とはアンケートによる満足度指標、解約率などです。そして、バリューに近づくため、正しく行動するために私たちが、大事にしているのがLibマインドになります。Libマインドは11個あります。その中で私が好きなマインドを1つ紹介したいと思います。
好きなマインドは「自分への矢印」です。
このマインドの意味は、決して自責/他責という話ではなく、自身がコントロールできるところは何かを見つけて、コントロールするということだと理解しています。
物事には自分でコントロールできるところが必ずあります。自分でコントロールできる要素を探すことで、自分の考える通りに仕事が進み、人生も楽しくなります。ちなみに、自分はまだ全然できていませんw
組織内での具体的な取り組み
ミッション/ビジョン/バリューと普段の業務と紐づけるのは難しいです。そこで、私たちの事業部では定期的にミッション/ビジョン/バリューについて考える時間を設けています。その施策の1つとして、シンボルビジョンストーリーの共有があります。これは、ビジョンに紐づくストーリーを書き出し、みんなに共有することです。書き出すことでビジョンに近づく行動ができていたか?を振り返る機会にもなっています。
下記に一例を載せます。
「直接CL様とお会いでき、関わりを持てたことが嬉しかったです。 SaaSに限らずかと思いますが、実際使っている人の顔は見えてもお会いするのは営業がメインで開発者はほとんど会いません。 実際にお会いすると、経営者様の熱い思いに感動しましたし、この人のためにやりたい、一緒に社会を変えていきたいという気持ちになりました。 CL様から色々ご意見いただきました。サービスを使いこなして成果も出されているので参考にしたいと思います。お会いしてすぐに笑顔で「今日は話したいことがたくさんある」と言っていただけたのは嬉しかったです。」
私たちはプログラミングしてリリースして終わりではありません。使ってもらって価値を発揮するのがゴールです。
自分たちが何のために開発しているか?を理解することで、開発段階で「もっと良くするために〇〇した方が良いのでは」という発想をエンジニアが持つことができます。これこそがプロダクト開発するエンジニアが大事にすべきことだと考えています。
締め
事業部で私が好きなところを記載いたしましたが、まだまだお伝えしたい部分、紹介しきれていない面白い部分が多数ございます。
この記事でご興味をお持ちいただけた方はいつでもカジュアルにお話しますので、お気軽に以下フォームからお声がけください!お待ちしています!