こんにちは!QAチームのsoraです。
はじめての投稿なので、簡単に自己紹介をさせていただきます!
私は2025年にNewbeesに入社しました。
現在は、1プロジェクトのQAリーダーを務めながら、QAエンジニアとして、メンバーとともに検証業務に従事しています。
今回は、私が2026年4月に受験した「JSTQB認定テスト技術者資格 Advanced Level試験 テストアナリスト試験(CTAL-TA)」というソフトウェアテストの受験から取得までについて記載していきます。
下記のような方に読んでいただき、少しでも参考になると嬉しいです!

⚠️2026年4月受験時のシラバスは「Version 3.1.1.J03」です。
受験予定の方が本記事を参考にしていただけるのは嬉しいのですが、バージョンが更新された場合、該当verの記事を参考にしていただいた方が安全です!(公式サイトでは2026年11月中旬に「Version 4.0.J01」に改定予定と記載されています)
目次
JSTQBとは
JSTQBの公式サイトでは、概要について以下のように記載されています。
JSTQBとは、日本におけるソフトウェアテスト技術者資格認定の運営組織で、各国のテスト技術者認定組織が参加しているISTQB(International Software Testing Qualifications Board)の加盟組織として2005年4月に認定されています。 ISTQBの加盟組織の各国団体は資格および教育・訓練組織認証について相互認証を行っています。つまり、JSTQBが運営するソフトウェアテスト技術者資格は海外でも有効な資格となっています。
JSTQBではいくつかのレベルやカテゴリーの試験を実施しています。
基礎的なレベルの「Foundation Level試験」については、本記事で取り上げないため、ご興味のある方はぜひこちらもご覧ください!

JSTQB Foundation Levelの受験を振り返って〜良かったこと・気づき〜|株式会社Newbees
Advanced Levelとは?
今回私が受験した「Advanced Level」は、2026年時点で大きく分けて下記の2種類が用意されています。

受験した経緯
私がテストアナリストを受験したのは今回がはじめてではありません。
2022年に一度受験したのですが、その時は残念ながら不合格でした……。
それからしばらくは再挑戦する気分になれずにいたのですが、ある時、2つの大きなきっかけがあって今回の受験に至りました。
1. 「配点の高い章」に絞る戦略が見えた
2022年の受験時は、特に戦略も立てず、シラバス全体を闇雲に勉強していました。
しかし、様々な方の受験体験談を読み直す中で、各章の「出題数」「配点」「難易度(Kレベル)」を分析している記事に出会いました。これにより、「どこを重点的に学べば合格ラインに届くか」という明確な筋道が見え、「これならいけるかも!」と純粋にやる気が湧いてきました。
2. Newbeesの「ゴールドパートナー」取得に貢献できる
もう一つのきっかけは『Newbeesでゴールドパートナーを目指している』ということでした。
そもそもJSTQBには、テスト技術の向上に尽力している組織を認定する「パートナーシッププログラム」という制度があります。
ISTQB®パートナーシッププログラムとは? テスト技術者資格認定者の技術を通して、品質技術およびテスト技術の向上に尽力している会社や組織を認定するパートナーシップスキームです。 認定技術者の裾野の拡大とレベルアップを通して、パートナー会社/組織の人財育成に寄与するものです。
Newbeesは現在「シルバーパートナー」を取得していますが、ワンランク上の「ゴールドパートナー」になるための条件に【少なくとも1名のAdvanced Level認定者が必要】でした。
私は良い意味で単純なので、「自分のスキルアップに加えて、会社の目標達成に直接貢献できるかも!」と思ったら一気にエンジンがかかり、今回の挑戦へ踏み出す決定打となりました。
学習方針・使用した教材
学習方針は、受験した経緯に記載した通り「配点の高い章を重点的に学ぶ」です。
そのため、下記2章を重点的に学ぶことにしました。
- 第3章:テスト技法
- 第4章:ソフトウェア品質特性のテスト
今回学習に使用した教材は下記の通りです。
- 公式シラバス(テストアナリスト(CTAL-TA)Version 3.1.1.J03)
- ソフトウェアテスト技法練習帳~知識を経験に変える40問~.技術評論社.2020
- JSTQB-ALTA試験対策 問題集(120問).株式会社AGEST ~AGEST Academy~.2026
学習方法
私は上記で紹介した3つの教材を使い、ステップを踏んで学習を進めていきました。それぞれの、学習方法についても紹介していきます。
①公式シラバス
- 進め方: まずは「さらっとでも一通り読むこと」を重視。不明な単語はその都度調べながら読み進めました。
- ポイント: 一度で完璧にしようとせず、②や③のフェーズに進んでからも、教科書代わりに何度も読み返しました。
②ソフトウェアテスト技法練習帳
- 進め方: 各Partを繰り返し解き、体に技法を染み込ませました。
- ポイント: 答えのパターンを丸暗記してしまわないよう、1つのPartだけを連続して解くのは避け、ローテーションさせる工夫をしました。
③JSTQB-ALTA試験対策 問題集(全120問)
- 進め方:
【初期】初見〜点数が低いうちは、1問解くごとにすぐに解説を確認
【後期】合格点が取れるようになってからは、本番通り全問解いてから一気に採点 - ポイント:問題文に最初からデシジョンテーブル等の図が用意されている場合でも、あえてそれを見ず、問題文の条件だけから自分で書き起こす練習を徹底しました。

これから学習する方へのアドバイス
シラバスは「技法」を学んだ後の方が頭に入る!
「①公式シラバス」は、最初から読み込もうとすると文章が硬くて挫折しがちです。
まずは「②技法練習帳」で手を動かして技法を学んでからシラバスを読み直すと、スムーズに内容が頭に入ってくるのでおすすめです。
問題集よりも本番の方が難しい!
「③JSTQB-ALTA試験対策 問題集」は、本番の時間配分をつかむには最適ですが、実際の本番問題に比べると少し難易度が易しめです。そのため、問題集の図に頼らず「自分でゼロから技法を使って書き起こす」といったプラスアルファの工夫をしておくことが、本番の一歩リードにつながります。
また、本番の試験は「全40問・試験時間120分(1問あたり3分)」という時間との戦いです。
この問題集に収録されている120問(本番の3倍のボリューム!)をしっかり解ききるスタミナをつけておくことで、本番への大きな自信と余裕に繋がります。
実際に受験してみて
実際に受験した際の、「第3章」と「第4章」の出題傾向について、覚えている範囲で記載します。これから受験する方の参考になれば幸いです!
※2026年4月(シラバス Version 3.1.1.J03)時点の体験です
第3章:テスト技法
「学習方法」でも触れた通り、「自分で実際に技法を使って、テストケースをゼロから組み立てられるレベル」になっていれば、本番でもかなり解きやすいと感じました。
第4章:ソフトウェア品質特性のテスト
こちらは暗記ベースの出題が中心です。シラバスの内容をしっかりと頭に叩き込むプラス、「JSTQB-ALTA試験対策 問題集」で解けるようになっておけば、確実に点数を稼げる(得点源にできる)章だと感じました。
テストアナリストを受験・取得してよかったこと
最後に、テストアナリストを受験・取得してよかったことをお伝えします。
受験してよかったこと:テスト技法を体系的に学び直せた
私は数年間、QAエンジニアとして働いており、これまで様々な現場を経験してきました。しかし、経験を重ねる一方で、いつの間にかテスト技法や知識が「自己流(独学)」になってしまっているという懸念もありました。
今回、改めて試験に向けて勉強したことで、基礎から応用までの知識を体系的にインプットし直すことができました。
根拠を持ってテスト設計ができるようになり、以前よりも自信を持って日々の業務に活かせるようになったと感じています!
取得してよかったこと:ゴールドパートナー取得に向けての条件達成のお役に立てた
取得してよかったことは、「受験した経緯」でも触れた通り、Newbeesの「ゴールドパートナー」取得という目標に向けて、条件達成の一助になれたことが純粋に嬉しかったです!
また、合格後に皆さんからたくさんお祝いの言葉をいただき、自己肯定感が爆増しました!(Newbeesの方々は本当にめちゃくちゃ褒めてくれます……優しさに感謝です!)
またやる気が出たら、いつか「テストマネジメント」にも挑戦してみたいと思っています!
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました!