【社員インタビュー】エイベックスにてプロデューサーを務めた経験から語る、VTuberの新しい可能性とは。
プロフィール
植竹 太郎/Taro Uetake
東京都立大学(旧首都大学東京)卒 エイベックス株式会社にてオーディション・スカウト、および新人タレントの育成マネジメントを担当。 新人タレントマネジメントの経歴を買われ、LINE株式会社を経て、クリエイターの更なる自己実現の可能性をVTuberに見出し、ClaNに入社。
今回は今年6月に入社し、主にマルチチャンネルネットワーク(MCN)運営を担当する植竹太郎さんへの直撃インタビューです。ClaNに入社を決めた理由、ClaNで実現したいことなど今の気持ちをお聞きします!
AKB48に魅せられた、エンタメの力
大井:今日はよろしくお願いします!!まずは自己紹介をお願いします。
植竹:エイベックス株式会社にて新人開発を担当し、原宿の竹下通りでスカウトをしていました。その中で彼らの悩みに向き合いながら、自己実現に向けてサポートしていました。そこで新人担当の実績を買われ、LINE株式会社のLINE LIVEという自社サービスの中で行うマルチチャンネルネットワーク(MCN)の立ち上げに携わっていました。
大井:キャリアの中で多様なエンタメを経験していると思いますが、そもそもなぜエンタメの仕事をしようと思ったのでしょうか?
植竹:きっかけはAKB48のライブでした。何気なく、友人の誘いでAKB48の劇場公演に行ったところ、非常に近い距離感で行うライブに衝撃を受け、当時の僕にとっては全く新しいエンタメに触れた機会となりました。この時、初めてライブを見た段階で、将来、ライブの裏方の仕事をしたいと思い始め、事務所にて働くことになりました。
大井:ちなみに、その後AKBは好きになったんですか?「推し」はいましたか?笑
植竹:2011年頃にハマりました笑 No.1やNo.2のメンバーより、あまり人気のない子が好きでしたね。育てていくような推し活を通して、メンバーとの繋がりを強く感じることが好きでした。バスケットボールの応援しているチームも同じなのですが、元から強いチームより弱いチームを応援することが好きです。
大井:なるほど、その頃からスカウトのお仕事のような、まだ目立っていないような人にスポットライトを当てる視点があったのですね。
VTuberが持つ無限の可能性とは
大井:植竹さんの今までのキャリアを見ていて、VTuberとの接点はあまり無いように思うのですが、ClaNに興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか?
植竹:インフルエンサーマネジメントの経験から、VTuberの存在は知っていたのですが、VTuberの見た目が関係ないという新しい自己実現のあり方やその可能性の無限大さに興味を持っていました。そしてClaNメンバーと話す中で、改めてVTuberの可能性とClaNでできることのマッチングしたことがClaNを選んだ理由です。
大井:インフルエンサー業界に関わってきた植竹さんにとって、VTuberならではの性質とは何でしょうか?
植竹:絶賛勉強中ではありますが、自己実現までのスピードが速い点だと思います。前提として、タレントは皆自分がなりたい自分を追求する、つまり自己実現をしていきます。その中で、VTuberはアバターを持っていて、既にそのアバターが自分の理想の姿に近いですよね。ですので、VTuberのスピード感は圧倒的だと思います。加えて、VTuberは話す内容やトーン、仕草などに確固たる自信がある人が多いと思います。
大井:なるほど。やはり自由度が高いこともあり、1,2か月くらいで一気に名をあげることもありますよね。
植竹:そうなんです。エイベックスでリアルタレントを担当していた際に、どんなにビジュアルが整っていても、結果が出なかったり、かなりの時間がかかったりすることがありました。改めてVTuberの大逆転が起きてるなと感じますね。
大井:ClaNにはインフルエンサーマネジメントに加えマスコンテンツ的な側面もあるので、植竹さんが今まで培ってきたものが全て活かせるような場所だと思います。また、AKBファンであることに関しても、推し活を実際に人生で経験してる人は、経験してない人とは違ってユーザー目線への理解が深いです。これからの植竹さんの活躍が楽しみです!
VTuber事業を進めていく上で、ClaNの環境は?
大井:ClaN入社前と入社後で、印象が変わった部分はありましたか?
植竹:転職活動していた身として、日本テレビグループであるという「キラキラ」してた部分が魅力に写ってた部分はありました。一方で、大企業のグループといっても、人の密度が濃いなと感じました。とても熱量が高くて、距離感も近いですね。個人の才能もありつつ、単独プレイにならないというチームワークの雰囲気を感じました。
大井:ClaNのVTuber事業という要素以外の部分で、ClaNを選んだ理由は何でしたか?
植竹:入社前から感じていた熱量の高い社内環境において、勢いのある事業に挑戦してみたいと思ったからです。ClaNは日本テレビ内の新規プロジェクト案が一つの企業に成長する、という流れで成立しましたが、そういった環境で働いてみたいと思いました。加えて、代表が積極的にSNSで発信をしている点にも惹かれました。リーダーの存在を身近に感じながらも事業に向き合えるということがモチベーションにも繋がります。
大井:積極的な発信を心がけてはいますね。これからも頑張っていこうと思います笑
大井:会社の雰囲気はいかがですか?どんな人が多い、など共通点は何がありますか?
植竹:ClaNはONとOFFの切り替えが上手な人が多いと思います。しっかりと仕事をしながらパッとデスクの上で冗談を言い合ったりすることが多いですね。人同士の距離が近いけど、しっかり仕事にも真剣に向き合う雰囲気を感じています。
目指すは「超有名人」
大井:改めて、今どんな仕事をClaNでしていますか?
植竹:MCNの運営をする中で、スカウトをしています。以前は、まだ何色にも染まっていない、「迷える子羊、だが原石!」みたいな子たちを担当していたので、ClaNでも、色んな原石を発掘したいです!クリエイターコミュニティのC+で、VTuberだけではなく、いろんなクリエイターや新しい層にも声をかけていきたいです。
大井:「迷える子羊、だが原石!」、そのフレーズ良いですね笑 VTuberのジャンルとしての将来性や魅力は何だと思いますか?
植竹:これから先、100〜 200年残り続けると思っています!ただ、バーチャルとリアルの両立ができる人材がでてくることも十分考え得ると思います。優れたアーティストやタレントほど二刀流のことが多いので、今はどちらか一つに絞った人がほとんどですが、マルチに活躍する人はより突き抜けることができると思います。私自身も、スカウトをする際にどっちもやろうよ、と声をかけていきたいと思います。
大井:何かこういうことを成し遂げたい!という目標はありますか?
植竹:まず自分が発掘したC+のメンバーが「超有名人」になる、ということが一番の目標ですね。
大井:なるほど。これができたら「超有名人」!という何か基準はありますか?
植竹:ワールドワイドに知られている、という点だと思います。最近活躍していると感じる「超有名人」は、BTSが挙げられます。彼らのように、K-POPは国内で満足することなく世界基準まで成長しています。メタバース、バーチャルの世界で国境を越えていきたいですね。
大井:最後になりますが、こんな人に来てほしい!こんな人と働きたい!などのビジョンはありますか
植竹:何か好きなものがある人ですね。どんなものでも本気で語れるものがある人は仕事にも強い意識を持てる人だと思うので、熱量が高いClaNにぴったりだと思います!
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