※この記事は2020年6月16日に初回公開されたものです。
2021年5月1日よりこちらのアカウントへ移行いたしました。
こんにちは、メンバーズデータアドベンチャー(以下DA)採用広報担当です!
今回は、DAきっての学びのアウトプット量を誇るデータアナリストの合田さんに会社のアサイン方針から学びのストイックさの秘訣に至るまで、幅広くお話を伺いました。
(※本記事はコロナウイルス感染症の流行時期に敢行したリモートインタビューです)
合田 寛都 (ごうだ かんと)さん
2019年6月 メンバーズより出向(25歳)
現在、自然言語処理において自然言語処理市場のリーディングカンパニーであるAIツールベンダーへデータアナリストとして常駐中。
「専門家には重みが必要だから」。”揺るぎないビジョン”こそが、貪欲な学びを生み続ける。
ーーDAには全員で互いを高め合う” 学ぶ文化 ”がありますが、他メンバーから「中心は合田さんです!」とよく耳にします。普段、合田さんはどのようにアウトプットをされているのでしょうか?
最初の質問、びっくりするほど期待値が高いですね(笑)。
普段の学びとして、Qiitaに記事を毎週投稿するように努力したり、勉強会を自分から開催したり、月1〜2本ほどイベント登壇したりなど、積極的にアウトプットをするよう心がけています。
(記事URL:https://qiita.com/g-k/items/e49f68d7e2fed6e300ea)
以前データアナリストの北澤がお話していたようにDAは”学ぶ文化”が強い企業なので、全員が学び合う姿勢から自分も影響を受け、さらに学習の意識が高まっています。
また、客先常駐型のビジネスは社員同士のコミュニケーションが薄くなりがちなのですが、DAではこうした勉強会や社内LT会が頻繁に行われています。
この”学びを起点にした他メンバーとの繋がり”は、DAならではのチーム力の根源かもしれません。
みんな学びのチャンスがあれば「逃すものか!」とすかさず飛びつくので(笑)
入社当初から「”学ぶ文化”を強めたい!」と思って発信を続けてきた自分としては、メンバー同士が高め合いながらも仲を深めていく様子を見ると、もっとアウトプットしなければという気持ちになりますね。
ーーこの合田さんの「学びへのストイックさ」はどこから沸き起こってくるのでしょうか?
「データ分析領域の専門家になるビジョン」が根底にあることですね。
もともと自分は新卒でメンバーズ本体へ入社し、2年ほどWebマーケティング領域でディレクターをしていました。
ディレクターは物事を広範囲に俯瞰して動く仕事だからこそ、「将来的には領域を狭めてより専門的なことをしてみたいな」とも感じるようになり......。
その中でも、”データ分析”領域を選んだのは「自分で確信を持って言えることを増やしたいから」でした。
サイトのUIや運用改善の施策立案の際、企画ロジックに対して定量の裏付けが弱く、自信を持って提案できなかった経験が頭に残っていたんですよね。
この2点がきっかけで、入社3年目に差し掛かる時期に「データを使って何かやってみたい」と思うようになり、立ち上げ当初のDAへの異動に手を挙げました。
データ分析未経験でゼロから始めたからこその「やらないと追いつけない」という思いと「専門性を身につける覚悟」が学びへの原動力になっています。
ーー「こう在りたい」が輪郭を帯びてきたのですね。「専門性を身につける覚悟」とは具体的にどのようなものでしょうか?
専門家として発言できるようになることへの思いの強さです。
専門家の発する言葉には、専門家としての重みや責任が発生します。
だからこそ、裏付けとなる知識や考えをしっかり学ぶ必要があると考えていて。
先ほどの過去の経験があるからこそ、専門性を身につけたい気持ちが人一倍強いので、それが原動力となって今も学び続けられています。
そこから生まれた新たな学びが、自分の評価はもちろん、お客様の成果向上にも、仲間の知見向上にも、全てに繋がっていると感じますし、同じ意識を持っているメンバーも多いです。
これは、社長の白井も立ち上げ期から「誰でもみんな未経験だからこそ、学習して新たな領域へチャレンジしていくことこそが、DAのビジネス・組織の肝だ」と一貫して伝え続けているからで。
だからこそ、DAでは立ち上げ期から一貫して学習や成長への意欲や、学んだものを周りに伝える文化が強いのだと思います。
“学ぶ文化”の核は「一人ひとりが学びの先に持つ目的意識」と「仲間との高め合い」。
ビジョンを各自で持ちつつも互いに学び合えるこの環境で、これからも専門性を向上できるよう、さらに努力していくつもりです。
クライアントにも、メンバーの成長ベクトルにも”誠実”。だから、未経験でも自走できた。
ーー日々の学びは、実際の業務にも活きていますか?
学びたい内容と仕事の内容が一致していることもあり、実際にもかなり活きていますね。
現在、自分は自社AIプロダクトを持つベンチャー企業に常駐し、データ分析や、AI製品の導入支援を行っているのですが、 自分の勉強していることを常駐先へ提案したら「それ、実際にやってみよう!」となったことがあって。
実際にその提案が実行された時は、自分の中でも強くやりがいを感じました。
今の常駐先は自分のやりたいことを伝えやすい環境で、それも相まって普段の学びがより一層活きているなとありがたく感じています。
ーー常駐先はそうした提案に柔軟なクライアントが多いのでしょうか?
そうですね、他メンバーの話を聞いていてもそう感じます。
営業側でもお付き合いするクライアントに関しては、明確なポリシーが2つあって、社内全体にも伝えられています。
1つは「今のビジネスをより良くしたい」と前のめりになっている企業。
「指示されたことだけをやってください」と一方通行なのではなく、今をより良くするためのアイディアを貪欲に求めてくださる企業が多いです。
すると、こちらも積極的かつ自由にアイディアを出せるようになるので、自分たちもクライアントと一緒に前のめりになれるのは嬉しいですね。
もう1つは「データ分析は”手段”であって”目的”ではない」と考えている企業。
データ分析領域では「AIを使いたいがためにAI導入を考えるケース」も散見されるのですが、DAではそういった「手段が目的化している案件」は受注しないようにしています。
DAのサービス意義は「クライアントのビジネス成果向上」。
そこにフォーカスする案件に集中できるのは、アナリストにとってもありがたいですね。
ーーDAのコアバリューに”誠実”がありますが、クライアントに誠実だからこそ、社内メンバーにも誠実なのですね。
実は、入社時にその”誠実”を如実に感じたことがありました。
自分はDAの立ち上げ期に入社したのですが、立ち上げ当初って普通は売上最優先になりがちだと思うんですよ。
DAももちろん早く売上が欲しい時期だったと思うのですが、社長の白井から「とにかくすぐ常駐してきて」と伝えられたことは一度も無くて。
今振り返ると、最初からメンバーの成長志向や感情を最優先に考えてくれていたんだなぁと。
だからこそ、未経験で常駐した先で想像以上にレベルの高い仕事が来た時も「この仕事は自分の勉強したい内容と一致しているから」と、大変ながらもそれが支えで乗り越えられました。
コアバリューの“誠実”を元にした「クライアントの性質とメンバーの成長ベクトルがマッチした案件アサインのスタンス」は、クライアントの成果とプレイヤーの成長を両立させる”DAのコア”と言っても過言ではありません。
「データ分析の”その先”」を、チームで創り上げたい。
ーー先ほどの個人ビジョン以外に、組織の中でこれから目指していることはありますか?
「チームとしてデータ分析の専門性を高める」のは、やっていきたいですね。
データやAIをビジネスで活用できている企業はまだ少ないのですが、この背景には「膨大なデータを使用していろんなことができる中で、深い知見を持つ人が1人いてもできることが限られている」という理由があります。
なので、DAが”専門家集団”としてそうした仕事をできるようにしていきたいのと、自分がそのチームをリードできる人間になっていくことの2つを将来のビジョンとして考えています。
様々な常駐先があるからこそ得られるナレッジは多いのですが、まだ会社として体系的に知見を溜められている状態とは言いがたいので、まずはこの仕組み作りを改善していきたいですね。
ーー「チームとして」とありましたが、これからどんな方と共に働けると、チーム力をより強くできそうでしょうか?
シンプルですが「たくさん学びたいことがある方」です。
上記で繰り返しているように、DAは学ぶ文化が強いので、日々の学びを社内外問わず発信することに積極的になれる方はマッチすると思います。
質問しやすい空気もあるので、そのハードルが低い点は特に未経験の方にとってプラスに働くかなと。
また、「ビジネスのためにデータ分析がしたい方」が合うかなとも思いますね。
データ分析はあくまでビジネスをグロースさせる手段なので、逆に「データ分析がしたいだけ」のように”手段のレベルアップ”にしか興味が向かない方はDAの方針と合わないかもしれません。
2020年4月からはビジョンも「データをキーに人の心を揺り動かし、持続可能社会への変革をリードする」と刷新され、DAでは今まで以上にデータ分析は”手段”として認識されていきます。
そうした中で、”データ分析のその先”を見つめていく目的意識の高い仲間が増えていくと心強いですね。
ーーありがとうございます。それでは最後に、これからDAに応募してみたいと思う方へ一言お願いします!
データ分析をバリバリやっていたという人ばかりではないと思うので、それを踏まえて言うとするなら「学ぶことにポジティブな方」にぜひ来ていただきたいです。
DA自体の学ぶ文化のフィットはもちろんのこと、個人的には「勉強をしてできないこと」は少ないと思っているので。
とは言っても、「学ぶ」という行為はそんなに簡単で楽なことではないので、「楽しみながらも学びに没頭できる方」と一緒にこれからのDAを創っていきたいです!
ーー合田さん、ありがとうございました!
以上、合田さんへのインタビューでした。
お忙しい中、インタビューを快く引き受けて頂きありがとうございました!
(取材・文 ヤマグチタツヤ)
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