こんにちは!トレイダーズホールディングス株式会社の採用担当です。本日は弊社の開発部門を担うグループ会社FleGrowth(フレグロース)の張さんに、「開発環境の魅力」や「みんなのFXを開発する面白さ」等をインタビューさせていただきました。
エンジニアの中で、金融業界に対して「ウォーターフォールで技術が活かせない」「堅そう」というイメージを持っている方は多いと思います。
今回は、そんなイメージを覆す、トレイダーズグループの開発環境のリアルをお届けします。
「金融だけど、技術的に面白い現場で働きたい方」「フロント・バック問わず幅広くチャレンジしてみたい方」は、ぜひ最後までご覧ください!
▍「“金融って堅い”と思っていた。でも違った。」
正直に言うと、私自身も入社前は「金融=堅い」というイメージを持っていました。
業務フローにしても、決められた手順を外れるとNGというような、いわゆる“お堅い雰囲気”がある。実際、そう感じる部分が全くないわけではありません。
ただ、トレイダーズグループで働いてみて、その印象は大きく変わりました。
例えば、開発手法ひとつとっても、アジャイルとウォーターフォールを組み合わせたハイブリッドなスタイルを採用しています。
上流工程はウォーターフォールで要件定義や基本設計を行いつつ、下流工程ではアジャイルを導入して、スピード感のある開発を実現しているんです。
詳細設計やコーディング、テストなどでは、柔軟なアプローチが求められる場面も多く、新しい技術も積極的に取り入れています。
そういった環境で仕事をするうちに、「金融=堅い」というイメージは次第に払拭されていきました。
▍ “その1秒”を守るための、技術の精度
FXシステムの世界では、1秒の遅れが致命的になることがあります。
その中で、高精度かつリアルタイムな処理を実現するためには、技術選定やインフラ選定の一つひとつが重要になってきます。
例えば、自社プロダクト「みんなのFX」では、取引の処理効率を最大化するために、プログラム最適化や並列分散処理などの高速化技術を導入し、FXシステム全体のパフォーマンスを継続的に改善しています。
また、データベースへのデータ挿入ひとつ取っても、一気に100万件を流し込むのではなく、1万件ずつ段階的に処理することで、パフォーマンスの安定性と安全性を両立しています。
一見、まとめて処理した方が速そうに思えるかもしれませんが、実際には大量データを一括で扱うと、システムへの負荷が高まり、逆に非効率になることもあるんです。
そうした細部まで一つ一つこだわり抜くことによって、システム全体のクオリティや速度を担保しています。
▍多国籍な開発チーム
現在、開発の下流工程は中国やベトナムのオフショア拠点のメンバーが担い、FleGrowth(フレグロース)の東京拠点は主に上流工程を担当しています。日々、英語を交えながらグローバルなチームと連携し、仕様の調整から実装、レビューまで一体となって進めています。
私自身は入社から1年半でハノイ出張を4~5回経験しており、現地メンバーと顔を合わせて立ち上げに携われる貴重な機会もありました。異文化の中でのやりとりや相互理解を深めるプロセスには、エンジニアとしての視野の広がりを感じます。
さらにこの環境では、要件定義からテストまで一貫して関わることができるため、SIer時代には少なかった上流の経験も積めています。私はもともとバックエンド出身でしたが、現在ではReactを用いたフロントエンドにも挑戦し、フルスタックとしてのスキルを磨ける環境があります。
プロダクトごとにJava、React、Pythonなど多様な技術に触れることができるので、成長意欲の高い方にとっては刺激的なフィールドです。
▍東証上場企業の安定基盤 × 自社プロダクトの裁量
冒頭にもお伝えした通り、私たちトレイダーズホールディングスはグループ会社であるFleGrowth(フレグロース)を通じて、FX取引サービス「みんなのFX」などのプロダクト開発に取り組んでいます。言ってしまえば「グループ内の開発チーム」なのですが、親会社・子会社の垣根がなく、とてもフラットな環境です。
例えば、親会社から「こういう機能を追加したい」といった要望が上がってきた時、ただ言われた通りに実装するだけではありません。
「それは本当に必要なのか?」「より良い手段はないか?」と、開発チームの視点からも積極的に意見を出し、一緒に最適な形を模索していきます。
こうした裁量の大きさは、SIer時代にはなかなか味わえなかった部分です。
自社プロダクトだからこそ、「自分たちの手でプロダクトを育てていく」という実感があり、それが仕事のモチベーションにもつながっています。
▍入社後に広がるチャレンジのフィールド
私のようにバックエンドのみ、あるいはフロントエンドのみの経験しかない方でも、フルスタックへのチャレンジが可能です。
また、「みんなのFX」ではJavaとReactを主に使っていますが、他のプロジェクトではPythonやC++などにも挑戦できる機会があり、興味やスキルに応じて関われる領域も広がっています。
実際に手を動かしながら成長していける環境は、技術志向のエンジニアにとっては魅力的な環境だと思いますね。
また、働き方についても柔軟性があります。基本は週3日在宅・週2日出社のハイブリッド型で、コアタイムは11時〜16時。私は朝型のため、毎日9時頃から業務を開始し、18〜19時に終業することが多いですが、各自の生活リズムや集中しやすい時間帯に合わせて働けるのも特長です。
技術的な挑戦と働きやすさ、そのどちらも諦めずに選べる環境がここにはあります。
ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ弊社のカジュアル面談にエントリーください。あなたにお会いできることを楽しみにしております!
ー張さん、ありがとうございました!