転職のきっかけは?
自分が目指す姿に近づくために
新卒で関西の鉄道会社に入社し、鉄道高架化などの大規模プロジェクトに携わりました。行政主体のプロジェクトは関係者が多く、調整や推進の難しさを実感すると同時に、大きなやりがいもありました。しかし、次第に「このまま働いていても、自分が目指す姿に近づけないのではないか」という思いを抱くようになりました。
私は新卒の際、「将来、経営者になり、地元関西を盛り上げ、東京を超える経済力と活気を持つ地域にしたい」と考えていました。業務を通じて会社の課題(業務効率化、人材開発、新事業創出など)に気づき、改善提案を行いましたが、大きな変革には至らず、自分の力不足と組織の限界を痛感。もやもやした気持ちを抱えるようになりました。
「このまま働いていて、会社の課題を解決する力が身につくだろうか?」
「将来経営者になれたとして、時代に取り残されるのではないか?」
こうした不安から、より多くの企業の課題解決に関わり、自らの成長につなげるべく、コンサルティング業界への転職を決意しました。
何故アットストリーム?
“腹の底から話し合える感覚”が決め手に
転職先の条件として、「圧倒的に成長できる環境」「未経験でも活躍できる場」「現場を意識した課題解決スタイル」の3つを掲げました。アットストリームはそれらを満たし、特に未経験の社員が多く活躍している点が魅力でした。
また、転職先を決める上で重視したのが「社員との相性」です。私は「思想や考え方が根本的に異なると、円滑なコミュニケーションが難しい」と考えています。面接を通じて「会話が噛み合う感覚」「腹の底から話し合える感覚」を持てたことが決め手となり、迷わず入社を決めました。
コンサルの仕事とは?価値とは?
最初に参画したプロジェクトでの学び・気づき
入社後すぐに、製造業の基幹システム再構築プロジェクトに参画。未経験の「製造業」「生産管理」「システム」という領域に戸惑いながらも、上司や先輩の手厚いサポートのもと、短期間で知識を習得しました。
コンサルタントとしての基礎スキル「情報整理と構造化」は入社時の研修で学びましたが、実際に業務で活用するには時間がかかります。プロジェクトの中で学び、失敗しながら鍛えていくプロセスが重要であり、ここでも先輩方の指導が大きな助けになりました。
また、実際のプロジェクトでは、企業側は「システムの知見がない」、ベンダー側は「業務の知見がない」というギャップに直面。そうした際に、上司や先輩が論点を整理し、関係者の認識を統一し、解決策を提示する姿を見て、「これこそがコンサルの価値だ」と実感しました。
コンサルタントとしての成長とは?
業務で直面した困難とそれを乗り越えた時の成長の実感
プロジェクト参画後しばらくすると、任されるタスクの難易度が上がり、ギリギリのライン(時にはオーバー気味?)の課題に挑戦する機会が増えました。その中で、「重点改革ポイント」を決めるディスカッションをリードする役割を担いました。
仮説を立て、資料を準備し、ディスカッションを進めましたが、お客様から「もっと違う視点で、大きな課題感がある」との意見をきっかけに、議論が拡散し収拾がつかなくなる事態に。何が問題だったのか悩んだ末、先輩社員に相談しました。先輩からのフィードバックは、「想定通りに進まなかったこと自体は問題ではない。むしろ、お客様が新しい視点を提示してくれたのは良いこと」との言葉。さらに、「そもそも重点改革ポイントを議論する意義を本当に理解しているか?」と問われました。
このアドバイスを受け、「重点改革ポイントは関係者の課題感や改革に向かう意思を反映させるべきものであり、それを導くことが私の役割だ」と気づきました。意義を問い直すことで、議論の進め方や資料作成の意図が明確になり、結果的に関係者が納得する改革ポイントを決めることができました。この経験を通じ、コンサルタントとしての成長を実感しました。
中途採用を考える皆さんへ
現状に疑問を持ち、「何かを変えたい」と思っていても、なかなか踏み出せない方は多いのではないでしょうか。私自身もそうでした。家族のことを考えると、収入や働き方の変化が不安になり、「とりあえず現状維持」に流されがちでした。
しかし、産後育休中にじっくり将来を考える時間を持てたことが転機となり、新卒時に抱いていた「地元の関西を盛り上げて経済力や活気で東京に勝る地域にしたい」という思いに立ち返ることができました。そして、「自分にとっても家族にとっても転職すべき」という結論に至り、迷いがなくなりました。
アットストリームには、「企業変革を通じて世の中を変える」ことに本気で向き合うメンバーがいます。自己変革や企業変革に対する思いがある方、一歩を踏み出すか迷っている方は、ぜひアットストリームを深く知ってみてください!