目次
なぜ、ここまで教育に力を入れるのか
「何を学ぶか」より「学び続けられるか」
AFSの教育が“少し違う”理由
教育担当者インタビュー
① 教育担当をやろうと思った“きっかけ”
② 若手が伸びる/伸び悩む分かれ目
③ 教える立場になって気づいたAFSの姿
教育は“循環”でできている
こんにちは、AFS株式会社の柳です。
今回は
「若手が最速で成長できる理由」
その中でも 教育 にフォーカスしてお話しします。
教育というと、
・研修カリキュラム
・マニュアル
・資格制度
そんな“仕組み”を思い浮かべる方も多いかもしれません。
でもAFSで大切にしているのは、
「教えること」そのものよりも、「育つ流れを止めないこと」 です。
若手が現場で経験し、
少し先を歩く人がそれを支え、
また次の世代に渡していく。
今日は、その循環をどう作っているのか。
なぜそこに力を入れているのか。
そして実際に“教える側”に立っているメンバーの声を交えながら、
AFSの教育の考え方をお話ししたいと思います。
なぜ、ここまで教育に力を入れるのか
ここまで教育に力を入れている理由があります。
それは、以前AFSを離れた元メンバーと久しぶりに再会したときのことでした。
話を聞いてみると、辞めた当初と比べて 技術的にほとんど変わっていなかった。
その事実に、正直かなり衝撃を受けました。
もちろん、そこには会社の方針もあるし、本人の意思もあります。
すべてを一概に「環境のせい」とは言えません。
ただ、ひとつ確信したことがあります。
エンジニアという職業は、専門職である以上、学びを止めた瞬間に止まってしまう ということです。
「何を学ぶか」より「学び続けられるか」
AFSの教育環境は、正直に言って、他社と比べると少し特殊かもしれません。
まず前提として、「自分はどんなエンジニアになりたいのか」 を一緒に考えます。
インフラと一言で言っても、
セキュリティ、オンプレミス、クラウド、ネットワークなど、分野は本当に幅広い。
学んでいく中で、「合う・合わない」が出てくるのは当たり前だと思っています。
途中で方向転換してもいい。
学習内容を変えてもいい。
大事なのは、学ぶこと自体をやめないこと です。
AFSの教育が“少し違う”理由
そのためにAFSでは、
教材や参考書はもちろん、
機材についても 基本的に購入は自由 にしています。
そして、AFSの教育で一番の特徴はここかもしれません。
他社では「基礎研修」「資格取得研修」
といった制度が用意されていることが多いですが、
AFSでは現役のエンジニアがマンツーマンで教える という形をとっています。
これは、単なる座学や研修とは違います。
現場で実際に起きたこと。
判断に迷った瞬間。
トラブル対応の温度感。
そういった “生きた経験” がそのまま伝わる。
それが、若手にとって一番の学びになると考えています。
教育担当者インタビュー
こうした考えのもとで、
AFSでは「教育担当」という役割を設けています。
技術を教えるためだけのポジションではありません。
若手が迷ったときに立ち止まれる場所をつくり、
学び続けられる環境を一緒に整えていくための役割です。
今回は、実際にその教育担当を担っているメンバーに話を聞きました。
① 教育担当をやろうと思った“きっかけ”
Q. 教育担当をやりたいと思ったきっかけは何でしたか?
A.
家業が建築業ということもあり、これまでさまざまな現場に足を運ぶ機会がありました。
その中で、「本業とは直接関係ないけれど、パソコン周りで困っているお客さん」に出会うことがよくあり、
いわば“ついで”の形で相談に乗ったり、設定やトラブル対応を手伝ったりしていました。
もともと人に何かを教えること自体は嫌いではなく、
過去にも知人や仕事関係の人から、パソコンの使い方や機材トラブルについて相談されることが多かったと思います。
そうした経験を振り返ったときに、
「これまで自分がやってきたことは、AFSの中でも活かせるんじゃないか」
と感じたのが、教育担当に手を挙げた一番の理由です。
② 若手が伸びる/伸び悩む分かれ目
Q. 若手エンジニアを見ていて、「ここを越えると一気に伸びるな」と感じる瞬間はどんなときですか?
A.
はっきりとした「この瞬間」というよりも、
いくつかの変化が見え始めたときに、「伸び始めたな」と感じます。
例えば、
- 指示をただ待つのではなく、「この作業の目的は何か」「本当に必要なことは何か」を自分なりに考え、小さくても提案をし始めたとき
- うまくいかなかったときに、他人や環境のせいにするのではなく、
「次に同じ状況になったらどうするか」を自分の言葉で整理できたとき - 技術そのものだけでなく、「なぜこの設計なのか」「ユーザーや業務にどう影響するのか」といった、一歩外側の視点を持ち始めたとき
このうち、どれか一つでもできるようになると、その後の成長スピードは明らかに変わってくると感じています。
最初から完璧である必要はなくて、“考えようとし始めたかどうか”
そこが大きな分かれ目だと思います。
③ 教える立場になって気づいたAFSの姿
Q. 教える側になってみて、「AFSってこういう会社だな」と改めて感じたことはありますか?
A.
正直なところ、
「これがAFSの強みだ」と言い切れるほど、まだ明確な答えは持てていません。
ただ、だからこそ今は、
自分自身がAFSにどう貢献できるか、
そしてこの会社の強みをどう育てていけるか、
そこに向き合っている段階だと思っています。
教育担当として関わる中で感じるのは、
AFSには「こうしなければならない」という型が少ない分、
これから積み上げていける余白が多いということです。
今後、若手が育ち、教育の仕組みが形になっていく中で、
それ自体がAFSの強さや文化になっていけばいい。
その一部を担えるよう、まずは目の前のことを積み重ねていきたいと考えています。
教育は“循環”でできている
教育は、誰か一人が頑張れば成立するものではありません。
教える人、学ぶ人、見守る人。
それぞれの立場が噛み合って、はじめて循環が生まれます。
AFSが目指しているのは、
「優秀な講師がいる会社」ではなく、
成長が自然に引き継がれていく会社 です。
若手が現場で悩み、
先輩がその背中を少し押し、
やがて自分が次の誰かを支える側になる。
その流れが途切れない限り、
人はちゃんと前に進める。
これからもAFSは、
一人ひとりの成長を“点”ではなく“流れ”として捉えながら、
教育と向き合い続けていきます。