目次
はじめに
1.金融の最前線から当時設立4年目のベンチャー企業へ飛び込んだ理由
2.育児を理由にキャリアを諦めない働き方
3.『制度』を『使える状態』にするリード・イノベーションのカルチャー
4. 秘書として両立を実現させるプロ意識
5: ライフステージを超えてキャリアを続ける
おわりに
はじめに
「子どもができたら、キャリアを犠牲にするしかないのだろうか?」
そう悩むビジネスパーソンは少なくありません。特にベンチャー企業では「激務」のイメージがあり、ライフステージの変化と共に働き方を大きく変えざるを得ないのが現状です。
しかし、株式会社リード・イノベーションはその固定観念を覆します。
今回は、リード・イノベーションに入社後、2人のお子さんを出産・育児されている小楠さんに、子育てとキャリアを両立させてきた経験を北林がインタビューしてきました!
1.金融の最前線から当時設立4年目のベンチャー企業へ飛び込んだ理由
北林: まず、小楠さんのこれまでのキャリアについて教えていただけますか?
小楠さん: 大学卒業後、地方銀行や外資系証券会社で主に為替トレーディング業務に携わってきました。その後はより事業に近い立場で自分のスキルを幅広く活かしたいという思いから未経験ながらコンサルティング領域へキャリアチェンジをしました。リード・イノベーションにジョインし、現在はコーポレート本部で、代表の秘書業務や各種アシスタント業務を担当しています。
北林: リード・イノベーションとの出会いと、入社の決め手は何だったのでしょうか?
小楠さん: 実は、代表の礒谷とは大学時代の就職活動イベントで出会っていました。約10年ぶりに偶然再会したのがきっかけで、彼が立ち上げたリード・イノベーションの話を聞いたんです。2019年に入社した当時はまだ従業員6名という小さなベンチャーでしたが、今までとは全く異なる環境にワクワクしたのを今でも覚えています。
北林: 前職までの金融業界での働き方と、リード・イノベーションに入社してからの働き方で何か違いはありましたか?
小楠さん:前職の金融業界では、常にマーケットと向き合う仕事だったため、ほぼ一日中端末の前に張り付き、リアルタイムでの対応を求められる環境で働いていました。相場は一瞬の判断が成果を左右するので、“席を外す”という概念はほとんどなく、常に緊張感のある環境で働いていました。
一方、リード・イノベーションに入社してからは、働く場所や時間に縛られず、成果に向けて自律的に動けるスタイルに変わりました。秘書として業務の流れを止めたくないという思いが強いので、電車の待ち時間や子どもの寝かしつけの合間など、手が空いた瞬間にPCやスマホでタスクを進めています。
環境は柔軟になりましたが、“仕事を止めない”というスタンスは変わらず、自分の裁量でスピード感を持って働くことができていると感じています。
2.育児を理由にキャリアを諦めない働き方
北林: 現在は第二子の育休中とのことですが、第一子出産後の復職について聞かせてください。生後4ヶ月で復職されたのは、どのような思いからだったのでしょうか?
小楠さん: 一番大きかったのは、「育児があるから仕事を諦めなければいけない」という状況だけは避けたいという思いです。周囲のママたちは時短勤務を選択せざるを得ないことが多い中で、キャリアを止めたくない、できる限りフルタイムで働き続けたいと考えていました。そんな中、私はフレックスタイム制度を活用してフルタイムで復職することができました。
北林: フルフレックスという「自由な働き方」がキャリアに与えた影響をどう感じていますか?
小楠さん: とても大きな影響があったと感じています。決められた枠に合わせて働くのではなく、柔軟な働き方の中で最大限のパフォーマンスを出せる方が、私にとってはエネルギーが湧くんです。フレックスタイム制度を活用できたおかげで、キャリアを止めることなく働き続けることが実現できました。もちろん、勤務時間が限られることで周囲に助けてもらう場面もありますが、チームの理解とフォローがあるからこそ成り立っていると感謝しています。
3.『制度』を『使える状態』にするリード・イノベーションのカルチャー
北林: リード・イノベーションでの働き方について、「制度があるだけではなく、使える状態であること」を強調されていますが、具体的にどのような点が「使える」と感じられているのでしょうか?
小楠さん: 一番は、経営陣も含めて働き方に対する理解が非常に大きいことです。リード・イノベーションには小さな子どもを育てるパパ・ママ社員が多く、保育園の送迎や急な病気、行事など、家庭の事情に合わせて働くことが当たり前になっているんです。「仕事もプライベートも充実させたい」という価値観が社員全員に根付いています。
また、設立当初から大切にしている「自由と責任」という価値観のもと、各自が自分の業務と時間をマネジメントする責任があるからこそ、高い自由度が許容されています。入社前は「ベンチャー企業=激務」という固定観念がありましたが、リード・イノベーションに来て、仕事と育児を両立することができ、寧ろとても恵まれた環境だと実感しています。
ー社員全員に送り出され産休へー
4. 秘書として両立を実現させるプロ意識
北林: フルタイムで働く中で、仕事と子育てを両立するための具体的な工夫を教えてください。まず、一日の流れはどのようになっていますか?
小楠さん: 出社は娘を保育園に送った後です。そして、17:00には一度業務を中断してお迎えに行き、それ以降は家事や育児の時間にしています。第一子のときは早く復職した分、娘と一緒に過ごせる時間が少なかったので、できるだけ早めのお迎えを心がけています。
北林: 秘書・アシスタントとして“即レス・即対応”が基本とのことですが、どのようにタスク管理をされているのでしょうか?
小楠さん: 夕方以降はPCに向かうことが難しいため、抜け漏れが発生しないよう、報連相とタスクマネジメントを徹底しています。私が対応できないことで、社長やメンバー、その先のクライアントへ迷惑がかからないよう、オフィス外にいても責任を持って進められるような仕組みを整えています。
また、親が楽しそうに働いている姿を見せたいという思いもあります。最近は3歳の娘がおもちゃのPCや携帯を触りながら私の真似をして「お仕事ごっこ」を楽しんでいて、そんな姿にも励まされています。
北林: 急な子どもの体調不良や行事への対応は、どのようにされていますか?
小楠さん: 普段は出社することが多いですが、子どもの体調不良や用事がある日はすぐにリモートに切り替えています。個人的には顔を合わせて働くほうが好きなので出社重視ではありますが、柔軟に選択できるのは本当にありがたいです。保育参観なども子ども最優先で参加できるので、子どもに寂しい思いをさせることなく、成長を近くで見守れるのは嬉しいですね。
ー育休中オフィスで行われた社員合宿に子どもと共に参加ー
5: ライフステージを超えてキャリアを続ける
北林: 働き方が変わったことで、ご自身のキャリアに対する意識に変化はありましたか?
小楠さん: 金融時代は「いつか子どもができたら、できるだけ長く育休を取れたら…」と思っていました。でも今は、早く復職したいという気持ちの方が強いです。育休中も社内SNSや日報を読んで最新の動きをキャッチアップし、復帰後に“浦島太郎”状態にならないように努めています。ライフステージが変わってもキャリアを続けたい、リード・イノベーションはそれが実現できる環境だと確信しています。
北林: リード・イノベーションで初めて産休育休を取得された社員として、今後どのような役割を担っていきたいですか?
小楠さん: 社内に前例がないからこそ、自分がワーキングマザーとして後輩たちのロールモデルになりたいと思っています。そして、これからリード・イノベーションに入社する人たちが、自分らしいキャリアを見つけられるよう、働く環境の面でサポートできたら嬉しいです。
ーオフィス近くのお気に入りのカフェにてー
おわりに
北林: 今回は、出産・育児を経てもなお、ビジネスパーソンとしてキャリアを継続されてきたご経験をお伺いさせていただきました。最後にリード・イノベーションに興味を持ってくれた方へメッセージをお願いします。
小楠さん: リード・イノベーションに入社し6年が経ちました。入社して以降、徐々に組織が大きくなる中、会社としての成長を代表に一番近いところでサポートできていることに一番のやりがいを感じています。
今回は「働き方」という観点でお話ししましたが、会社選びの軸は人それぞれです。事業内容、やりがい、働き方、条件… あなたは何を大切にしますか?
キャリアに“正解”はありません。自分が「正解だ」と思えるキャリアは、自分でつくるものです。自分らしく働ける場所を見つけることが、人生を豊かにしてくれます。
その選択肢のひとつに、リード・イノベーションを入れていただけたら嬉しいです!
ー代表礒谷と初対面!二児のパパなので子育てにも理解がありますー