翼を広げよう~Vol.5 スタッフインタビュー 世界のニュースをいち早く届ける | 株式会社ウイング
「翼を広げよう~スタッフインタビュー (国際ニュース | ディレクター)」Vol.5 は、NHK朝の国際ニュースで活躍している 相田 佳名子さんです。―――Q: 相田さんは、ウイングでもう8年余...
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こんにちは。ウイングに来て2か月過ぎた所ですね。職場のNHK-BSニュースには馴染んできましたか。
はい。研修期間が終わって、一人立ちしたということで、すでにニュース項目の制作を担当していますが、まだまだ緊張します。実感としては、研修期間が1か月というのは、自分としては短く感じるぐらいでした。
NHKのBSで放送しているニュースを作る仕事です。ニュースを作るというのは、キャスターが読む原稿に映像をのせて流すだけでなく、そのニュースのポイントをわかりやすく見やすく、間違いなく、視聴者の皆さんのもとへ届けることが大切になります。具体的には、原稿に合わせてテロップを作ったり、編集さんとどのような映像を使うのか打合せたり、作ったニュースを放送するまでが仕事です。
最初のうちは、仕事の基本的な構造を理解することからはじめました。構造が理解できないままだと、何が何だか分からないんです。1週目~2週目までは、その基本的な構造を理解できるよう、自分のなかで整理して定着させていきました。
その後3週目あたりからは、テロップの出し入れと送出のボタン押しを教えてもらって、送出卓デビューになりました。その時点では、隣に先輩が座ってくれていました。
研修が明けて感じるのは、責任が大きいな・・ということです。この送出卓のボタン押しはもちろんですが、テロップの文字をまちがえないようにとか、放送したものが誤報にならないように正確にと、常に緊張しています。
学校では写真や映像を扱っていました。制作の仕事はもとから興味があったので、自分でもこれならできる、やってみようと思いました。自分は、フィルムを用いた写真表現を極めていきたいと考えてはいるんですが、自分の好きなこと、やろうとしていることと並行して、働ける場所はないかと、学校から紹介してもらったんです。
実際やってみると、放送の世界は専門毎の分業になっているので、取材してくる人、映像を編集する人、放送を出す人、などで分かれていて、自分のもっている技術を、直接には活かせることはないのかなと思う部分もありますが、たくさんの人と進めていったり、何かを皆で作り上げるということは、経験として学ぶことが多いと思います。
卒業制作では、映像と写真を作りました。(写真↓卒業制作)僕が監督になって、15人ぐらいのチームで照明や撮影班なども組んで取り組みました。バンドのアーティスト写真の撮影を海岸でやった時には、音響とか照明とかも加えて作り上げたんです。(写真↑砂浜)今までこういう同じ空間で同時につくるというやり方しか知らなかったので、職場に入ってみて驚きがありました。放送の仕事はここが全く違っていて、ニュースは別々の専門部署でそれぞれ作って、放送時間に間に合うようにそれぞれの持ち場で一斉に作りこむんです。
だからこそ、今の職場では、自分で判断する前に、都度つど先輩に聞きに行きながら確認して進めることを心がけています。自分の考えではなく、やり方を確認しながら動こう!と。
つい先日、トラブルに遭遇しました。ニュースで流す気象原稿が、気象会社からメールで届かなかったんです。僕が気象原稿の担当で、いつもの時間に届いていないことに気づき、先輩にすぐ相談しました。もう一度送ってもらおうと2回ぐらい電話でやり取りしましたが届かず、結局ファックスしてもらって事なきを得ました。
後で分かったのは、外部からのメールが一時的に届かなかったようで、その時は間に合わせるために、皆さんに協力してもらいました。
ーーーひと安心でしたね。よかったです。
写真は続けていて、スタジオで撮影したり、暗室にこもって現像したりということもやっています。残業はない職場なので、自分のやりたいことと仕事とメリハリをつけながらシフトをこなしています。ウイングの面接でも、あらかじめ残業はないと言われたんですが、ほんとに・・・残業今は一切ないんです。ちょっとはあるかなとも思っていたんですが。
自分が関わることで、BSニュースの存在意義を更に高めたいと思っています。独自制作もあるので、ちょっとずつ内容を勉強していくと、これまで関心を持っていなかった経済とか株価とか、少しは自分でもわかるようになってきているのを感じます。
個人的には、現場に近い所にいるのが好きなんだと感じるので、責任感をもってやっている今の現場から更に取材現場に近い所に関われることを、自分の目標にしています。
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ウイング社長から皆さんへ伝えたいことをストーリーで。