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【決め手は安定と挑戦】名古屋で働くWebプロデューサーが「100年に一度の大変革」に挑む理由

トヨタグループにおいて日本国内の金融事業を担うトヨタファイナンス。

1988年の創業以来、自動車クレジットやクレジットカードなどの金融・決済事業を行ってきましたが「100年に一度の大変革の時代」を迎えた自動車業界の影響を受けて、金融DXの促進、BtoCサービスの拡充を加速しています。

2018年にはCX本部やデジタル推進部などの顧客接点のデジタル化の促進を行う部門立ち上げを行って以来、Web・アプリ人材の採用をスタート。ゼネラリスト型の組織からスペシャリスト型の組織にシフトするなど、「CX」「UX」「Web」をキーワードとした組織変革がはじまりました。

今回は、2020年4月にWebプロデューサーとして入社したI.Aさんに「変革期」を迎えたトヨタファイナンスに入社した理由、変化の実態、そして目指す未来について聞きました。

【プロフィール】
I.Aさん
CX本部 デジタル推進部 デジタルプロモーションG Webプロデューサー
名古屋本社配属・岐阜県在住

2020年中途入社。Web制作会社、大手流通企業でのマーケティングプランナーなどに従事。トヨタファイナンスに入社後はWebプロデューサーとして、レクサス関連事業におけるデジタル推進チームのリーダー、サイトの運用業務及びグロースの企画・設計業務に取り組んでいる。

自動車業界「100年に一度の大変革」の渦中で、金融サービスにどこまで貢献できるか挑戦したい。

ーーこれまでのキャリアについて教えてください。

I.A:2008年に芸大を卒業後、Web制作会社に入社しました。その後大手流通企業でデジタルマーケティングプランナーとして勤務していました。その後2020年4月にトヨタファイナンスに入社しました。

ーー「メディア」や「マーケティング」を軸にキャリア形成をしている印象ですが、いわゆる「金融企業」であるトヨタファイナンスに入社した理由を教えてください。

I.A:私自身のキャリアデザインにマッチしていると感じたことが1番の理由です。これまで2度転職を経験している中で、30歳半ばでおそらく最後の転職になると考え、慎重に企業選びを行った結果として、トヨタファイナンスがぴったりでした。

ーー転職活動の基準も聞いていいですか?

I.A:転職する際の条件として「過去の経歴が活かせる」「健全経営」「業界の将来性」「待遇」「企業風土」「勤務地」など、かなり多めに設定していましたが、トヨタファイナンスに関してはいずれも満足出来る内容・条件をご提示いただけました。

正直、名古屋でこれだけの条件を満たした会社は他にありませんでした。

また、経済誌等ではよく目にしていた自動車業界の「100年に一度の大変革」という渦中の中で、金融サービスを切り口に、自身がどこまで貢献出来るのか挑戦してみたいと駆り立てられ、入社を決意しました。

ーー現在デジタル推進部で従事しているのはどのような業務ですか?

I.A:入社して以来、CX本部 デジタル推進部に在籍していますが、主にトヨタファイナンスが運営する「TS CUBIC WEBサイト」や、「LEXUS FINANCIAL SERVIECE WEBサイト」などのコンテンツ企画立案、運用業務及び改善・グロースの企画設計を担当しています。

また、レクサス関連事業における他部署や関連企業と連携したデジタル利活用推進チーム(タスクフォース)のプロジェクトマネジメントを担当しています。

「レクサス」金融領域の未踏に踏み込むプロジェクトを、デジタル部門が牽引する。

LEXUS FINANCIAL SERVIECE WEBサイトより

ーー現在、主に担当されている「レクサス関連事業におけるタスクフォース」について教えてもらえますか?

I.A:レクサスカードの会員数をはじめ、カード稼働率・割賦リース比率の拡大を目的に、カスタマージャーニーに基づいたデジタル接点の磨き込みや新規タッチポイント構築の企画設計を行っています。

また、ショッピング利用先や利用頻度・属性情報を掛け合わせたクラスター分析や、顧客満足度の把握を目的としたアンケート調査なども実施しています。

ーーI.Aさんはどういった役割で参加されているのですか?

I.A:私自身は各ワークグループの進行管理、計画立案、予算管理、マネジメント報告などのプロジェクトマネジメント業務をはじめ、施策立案、画面設計、ベンダー指示などWebディレクターとしての業務も一部担っています。

主に社内タスクフォースメンバーと週次にて進捗確認を行い、個別課題については各ワークグループ単位で別途検討ミーティングを実施しながら進行を行っております。

ーープロジェクト推進における苦労や成果を教えてもらえますか?

I.A:この取組自体が今期まだ始まったばかりで、これまで運用フェーズにおいて社内を横断したプロジェクト体制の実績が無かったので、まだまだ手探りで進めている状態ではありますが、新たなデジタル接点の構築に向けた動き出しの目処がようやく見えてきた段階です。

まだまだ課題は多く、未踏を踏み進む大変さがありますが、成果に結びつくようチーム一丸となり進めています。

変革期だからこそ、大企業に”礎”をつくれる面白さがある。

ーートヨタファイナンスに入社して感じたやりがい・成果などを教えてもらえますか。

I.A:入社したのと同時にCMS導入も含めた「TS CUBIC WEBサイト」のフルリニューアルPJにアサインされ、右も左もわからないまま奔走し、社内の協力を仰ぎながら無事リリースを迎えらたことは大きな成果だったと思います。

また、同サイトのリリースと同時に「LEXUS FINANCIAL SERVIECE WEBサイト」のフルリニューアルにアサインされ、本プロジェクトではベンダーコントロール、予算管理、計画策定などPLとして無事リリースまで遂行出来たところは成果を感じています。

ーートヨタファイナンスでプロジェクトを実施する苦労についても教えてもらえますか?

I.A:各プロジェクトに関係するステークホルダーの多さと、システム規模が大きいこともあり、改修時のシステム影響範囲の不透明さにはかなり苦労をしました。

また制作ガイドラインが不足しており、トヨタファイナンスとしての品質基準が不明瞭であったため、社内制作ルールの統率を図るなど、通常プロジェクト以外の組織課題を解決する取組も苦労はありますが、打てば響く環境なのでやりがいは感じています。

ーー働き方や制度面でのメリット・デメリットについても教えてください。

I.A:いわゆる「大企業」ならではの社会的信用、労働条件等は愛知県内でもかなり高水準で非常に満足しています。

また、入社当時はまだ社会問題としてコロナ対策に取り組み始めたばかりでしたが、かなり早い段階でリモートワークの制度を導入いただき、在宅用の作業環境としてMacBook Proを迅速に手配いただけた点はとても助かりました。

ーー最後にトヨタファイナンスに入社してよかった点や、これから入社する人にはどのような魅力があると思いますか。

I.A:100年に一度の大変革期に、自らが会社の礎となって様々な困難に立ち向かっていける仕事のやりがい・面白さがあります。

「大企業=保守的・閉鎖的」という印象はトヨタファイナンスにはなく、特にCX本部はDX改革の旗振り役として活躍出来るチャンスが多数転がっているため、自身が成長出来る機会は多いと思います。


(聞き手・撮影:O.S)

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