「ある意味〇〇な人も大歓迎です」採用担当者に密着して見えてきた現場のリアルをお届けします! | 株式会社THD
こんにちは!株式会社THD 採用/広報担当です。本日は「"採用現場のリアル"をお届け!」と題して、普段THDの面接を担当している採用担当者にインタビューしてきました🎤面接の中で重視するポイントや...
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こんにちは!THD 採用/広報担当です。
私たち株式会社THDは、関連会社である株式会社ベルコ(以下、ベルコ)のデジタルマーケティング領域とDX化を担う会社です。
ベルコグループのさらなる成長を見据えて社内体制の充実化と既存事業の拡大を図っています!
そして、本日お届けするのはベルコの葬祭部で15年間務めている竹島所長のインタビュー🎤
・「究極のサービス業」の意味とは?
・ベルコはどのような価値観を大切にしている?
・葬祭事業は今後どうなる?
などなど、葬祭業界の最前線を走っているベルコならではの考え方や、
所長の熱い想いをたくさん伺うことができました!
それでは、早速インタビューに移っていきましょう✨
【名前】
竹島 広幸
【部署】
葬祭部
【略歴】
29歳でベルコに入社して以来約15年間、一貫して葬祭部でキャリアを積んできた。
現場での業務も経験したのち、現在は所長としてマネジメントの分野も担当するなど、多方面で活躍している。
私は若い時に兄を亡くした際、ベルコで葬儀を執り行ったことがきっかけでこの会社に出会いました。
実はそれまで葬儀というものにあまり良いイメージがなく、“ただただお金がかかるもの”というイメージを強く持っていたんです。
しかし、実際葬儀に向けた打ち合わせを行う際に担当の方がとても丁寧に説明してくださったことで今までの印象が180°変わりました。
「こんなに人へ寄り添える仕事があるのだ」と知り、その後すぐに葬儀会館へ面接希望の電話を入れたんです!
面接では当時の葬祭部所長の方ともお話しすることができ、晴れて採用していただくことが叶いましたね。
そして、入社直後はお客様サポートや式場の設営など、現場での補助的な業務からスタートしました!
数年後にはお客様との打ち合わせや段取りの部分を担当するようになり、現在は所長として部下のマネジメントにも取り組んでいます。
もともと人に喜んでもらうことが好きな性格なので、葬祭部でこういった業務に携わることができているのは日々やりがいを感じていますね。
まず一言で申し上げますと、私たちの仕事は「究極のサービス業」だと考えています。
そもそも喪主になるのは人生の中で数回程度ですし、いざ喪主になった際も葬儀について詳しい方はほとんどいらっしゃいません。
精神的にもつらい中で粛々と葬儀の準備を進めるのは非常に大変なことですよね。
そういった中で大切な人を安心してお見送りできるよう、全面的にお支えするのが私たちの責務なのです。
そして、実は私も最近喪主を経験したのですが、普段業務に携わっていてもいざ自分事となると心身ともにとにかく疲弊しました…。
15年間務めてきた中で初めて「喪主目線の気持ち」を体感した瞬間でしたね。
また、現在ベルコでは全国の葬祭部従業員に対してグリーフケア士の資格取得を推進しています。
これは葬儀の前後に発生する各手続きを代行したり、葬儀後に遺族の方のお話し相手になったりすることで包括的なケアを行えるようにするものです。
葬儀そのもののサポートだけでなく、ご遺族の方が一刻も早く元の生活に戻ることができるよう、その前後も含めて真摯に支えることを目標として取り組んでおります!
私が考えるベルコの強みは、大きく分けると「選択肢の多さ」と「葬儀のオリジナリティ」の2点ですね!
一点目の「選択肢の多さ」についてお話しすると、もともとベルコは関西を中心に冠婚葬祭の事業を展開していましたが、現在では北海道から九州まで、全国各地に会館を保有しているんです。
会館ごとに異なる施策を展開しているからこそ、金額幅や施工形態などお客様ごとに最適なプランをご案内することができています。
また、葬儀の悲しみの中でもご遺族の方に一息ついてゆっくり過ごしていただきたいという想いから、会館ごとに心を込めて調理したお食事を提供しています。
お子様から年配の方まで幅広い年代の好みに合わせた料理となっており、大好評を頂いていますよ!
さらに、二点目の「葬儀のオリジナリティ」に関しては故人様の趣味に合わせてオリジナルの棺を作成しているんです。
これは生前ゴルフが好きだった故人様がいらっしゃいましたが、火葬の際にゴルフクラブを入れることができないため、代わりに段ボールで代用して作成したことがきっかけとして始まったものです。
もちろん段ボールなので見た目が完璧とまでは言えませんでしたが、ご遺族の方が泣いて喜んでくださり、私たちとしてもとても温かい気持ちになりましたね。
現在は棺の内側に故人様の趣味に合わせた印刷物を貼ることで、世界に一つだけの棺でお見送りさせていただいております。
やはりとにかく安心して送り出していただきたい、そしてご遺族の方にも喜んでいただきたいという想いからですね。
先ほどお話しした内容と少し重なる部分もありますが、いざ葬儀に直面した際、冷静に段取りと向き合って準備を進めていくのは非常に心身の負担が大きいものです。
そのため、ベルコでは葬儀の打ち合わせにおいてまずプランを決めるのではなく、葬儀で何をしたいか、故人様をどのように送り出したいかという視点に頭を切り替えてからお話を伺っているんです。
「“説得”ではなく“納得”していただく」ことをモットーに、日々おもてなしと温かい気持ちを持って葬儀のご準備に携わらせていただいております!
私が以前担当させていただいた葬儀で、まだ若いご主人様が奥様とお子様を残して亡くなられたということがありました。
その葬儀は当初家族葬で小規模なものを検討されていましたが、職場へご挨拶に伺った際、たくさんの方から「最後のお別れをしたい」というお声を頂き、規模を拡大して執り行いました。
すると、結果的に当日は会場に入りきらないほど多くの参列者がいらっしゃったんです。
そして、葬儀の中ではお子様から棺へ絵を描いてもらったり、参列者にはメッセージカードを書いていただいたり、100枚以上の写真をスライドショーで流したり…と想い出のつまった式典を執り行いました。
お父様が愛されていたことをお子様が大きくなってからも振り返れるよう形に残したいと思いましたし、最後に奥様から「竹島さんに担当してもらえて良かった」とお言葉を頂けたことが非常に印象深く残っていますね。
2006年に葬儀ポータルサイトが誕生して以来、安価且つ小規模な施工形態で執り行う流れが加速しています。
ただ、その一方で葬儀そのものを大切にしている方も一定数いらっしゃるのが事実です。
例えば、コロナ禍ではやはり家族葬や小規模での施工形態が大半だったものの、単に簡易化するという訳ではなく、小規模だからこそできる故人様の想い出に寄り添った内容で執り行っていました。
そして、現在ベルコでは「はないろ」という第二ブランドを強化しています!
これは家族葬に特化しているもので、葬儀ポータルの安価な葬儀社と価格は同じでもサービス内容としては劣らない質の高さを目指しています。
将来的にも2040年は亡くなる方が最も多い年と言われていますので、そこに向けてより多種多様な施工プランを提供できるよう、競合他社との差別化に力を入れていきたいですね。
前向きで優しい気持ちを持っている方とぜひ一緒に働きたいと考えています!
葬祭部には歴代の教えとして「自分の親を見送る気持ちで向き合いなさい」というフレーズがあるのですが、やはり葬儀というのは自分事として捉えられないと中々できない仕事です。
また、「どうしたらご遺族の方が安心してお見送りできるか」を常に考えて、所作ひとつひとつを大切にしながら故人様に向き合うことがとても大切になります。
そのため、時代とともに受け継がれてきた想いや教えをこれからも大切にするとともに、より満足していただけるサービスを提供できるよう、今後も創意工夫を凝らしながら事業を加速させていきたいですね!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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