「共同経営はむずかしい」とよく言われます。人と人がわかり合うのはとてもむずかしい事ですし、お金が絡んでくると尚更ぶつかりやすくなります。
Headsは代表取締役とCTOが共同起業した会社です。個人事業主時代から数えると2024年現在で8年間、共同経営も行っています。
社員インタビュー「Heads Talk」第8段はそんなCTO 柴田昂太朗にインタビュー!共同経営が上手くいっている理由を聞いてみました。ぜひ御覧ください!
自己紹介をお願いします。
株式会社HeadsのCTO、柴田 昂太朗です。自分は会社では主にエンジニアリングと、技術の担保を担っています。その他、役員として経営に関わる仕事もやっています。
自分は名古屋に生まれて、ずっと名古屋で育ちました。高校卒業後、航空機の製造に関わる工場で約9年弱働き退職、その後Heads代表取締役である杉本と二人で独立して今に至ります。
学生時代は中学まではサッカー部、高校から軽音楽部に入ってバンド活動を結構真剣にやっていました。今でもバンドは遊びで続けているので、歴としては自分の年の半分くらいバンドをやっていることになります。楽器は主にギターとドラムが出来ます。歌もそこそこ歌えます。
※柴田 昂太朗が所属しているバンド「ヨルベリウム」のYoutube
なぜ小学校からの友人と起業?
きっかけはコメダのモーニングを食べながら語り合った、"今後の人生"
当時、地元の友人の結婚式があって、東京で働いていた杉本が名古屋に帰ってきていました。幼馴染3人で集まってコメダでモーニングしてたら、今後の人生についての話になって、杉本が「俺は独立したい」と。
ちょうど自分も、ずっと今のままサラリーマンでいるのは面白くないって思ってた時期で。年功序列の世界で、自分の給料とか先が見えちゃって、モヤモヤした気持ちを抱えて、なんかやらないと変わらないと思ってました。
その時は杉本の話を聞いてただけで終わったんですが、その話を聞いてからずっと考えていて、後日杉本に電話をかけて「実は俺もなんかやりたいと思ってた」って言ったら、「じゃあやろっか!」と言われて一緒に仕事をすることになりました。
「どげんかせんとあかん。」「なんとかなるだろう。」
会社を辞めて、最初はふたりとも個人事業主になりました。やるしかない状況になって、「どげんかせんとあかん」という気持ちで色々な仕事をやっていました。必死だったけど、心のなかでは「なんとかなるだろう」と思ってました。自分は大体その精神で生きてます。
杉本が元々営業職で、自分は職人系だったから手を動かすとしたら自分だとなんとなく思ってました。会社化したときも「社長がやりたい」という気持ちがまったくない自分と、「俺が社長をやるつもりだった」と言った杉本。会社をの方針も、アイディアを出す杉本とストップをかける自分。正反対の性格だから揉めたりはせず、いろんな事がすんなりと決まって行きました。
幼馴染で昔から知ってるから、ある程度わかる。
個人事業主から数えると8年、会社設立して7年。小さなことで腹が立って「辞めてやる!」と思ったことはあるけど、本気で辞めようと思ったことはないです。不満とかは対話して解決しようとする杉本が上手くコントロールしてるとこがあるからだと思います。
共同経営をうちが上手くやれてるのは、ビジネスで出会った同士ではなくって、古くから知ってる友人っていうのが結構強いです。
大人になってから出会ってると、人となりはわからない部分もあるんじゃないかな。自分たちは幼馴染で小学校から知ってるから、ある程度相手の本質的な部分がわかっています。お互いの親の事も知ってるし、大揉めしたりなんかしたら結構周りを巻き込むくらい。相手のことがよくわかってるから上手くやれてるんだろうなと思います。
Wantedlyの性格診断はどんな結果でしたか?
チームを団結させ勝利を目指す結束者、ユナイター IPでした!
チームを支える献身的なリーダー。 メンバーの知識や経験を尊重し、皆のモチベーションを高めつつ、結論を導きます。勝利を目指し、メンバーが協力・切磋琢磨するチームを作ろうとします。 チームを団結させ勝利を目指す、それがユナイターの特徴です。
また、ユナイターの中でも、周囲と交流するよりも、ひとりで過ごすことを好む傾向があります。また、緊急性の高い問題が起きないよう、周囲を注意深く観察し、迅速な解決を試みようとします。
あたってるのは「独力で解決を試みる」ところ
元々性格的に一人で解決しようとしがちなタイプなので、これが一番当たっています。一人で解決出来るように育てられてきたからですかね。以前はかなりそうだったんですが、会社に人が増えて自分だけで解決しなくても良くなってきて、もうちょっと肩の力を抜いてもいいかと思えるようになってきたところです。
仕事でストレスを感じるのは「人間関係」
自分は気分屋なところがあるから、「今はちょっと誰とも喋りたくない」という日があります。仕事をしているとそういう誰とも喋りたくない日に苦手な人と対峙することも出てくる。ある程度は切り替えできるけど、営業職とかはストレス感じそうだって思います。だから自分はどちらかというと職人気質なんだと思います。
Headsはみんながフラットだから楽しく働ける
Headsはみんながフラットです。年が違っても上下関係があるわけでもなく、体育会系じゃないのがいい。前職で働いていた工場なんかは年の差もすごいし人数も多いから結構体育会系でした。うちはみんなある程度年は近いし(20代〜30代)、社内でそんなに気を使わなくていいっていう環境がいいです。
「フラットな会社にしよう」と代表取締役の杉本と決めてやってきた訳ではなくて、お互い小さい時から少人数の学校で育って、地元の先輩から後輩まで距離感が近く、あまり「先輩・後輩」とかの上下関係がなかったんです。高校入ったあたりから地元以外からの人も増えて、上下関係が少し出てきたかなってくらい。
そんなみんながフラットな環境が染み付いてるからこそ、自分も杉本も上下関係があるのが好きじゃないんです。ものすごいモンスター学校とかに通ってたら違ってたかもしれないですね。
以上、Heads CTO 柴田昂太朗のインタビューでした!
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