獲れるコトバ執筆社の採用担当です。
今回ご紹介するのは、広告事業部でディレクターとして活躍している渭川さんです。
そんな渭川さんの前職は、TOTOグループで自社製品の修理や不具合対応を行うアフターサービス職。安定した大企業から、まったくの異業種である広告業界へと飛び込みました。
異業種からの挑戦で、どのようにキャリアを築き、現在の活躍につながったのか。渭川さんのこれまでの歩みと、獲れるコトバ執筆社で見つけた仕事のやりがいを伺いました。
安定よりも躍動感のある毎日を選んだ、人生の転機。![]()
──まずは、これまでの経歴を教えてください。
福岡県の大学を卒業後、新卒で大手トイレメーカーであるTOTOに入社しました。当時私が担っていた仕事は、商品を購入されたお客様のアフターサポートです。故障や不具合が起きた際に対応する「カスタマーエンジニア」として、お客様のもとへ伺い、修理や点検を行っていました。
配属先は地元になるかと思いきや、まさかの、地元から遠く離れた宮城県。慣れ親しんだ福岡を離れ、縁もゆかりもない地での新生活には正直不安もありました。しかし、配属先で過ごした日々は、自分を成長させてくれる時間でもあったと実感しています。
──安定した企業にいながら、なぜ獲れるコトバ執筆社への転職を考えたのでしょうか?
「このままこの会社で定年退職していく姿が目に浮かんでしまい、これで良いんだろうか」と感じるようになったからです。メーカーという安定した環境にいれば、知識やスキルは着実に身につきます。しかし、「環境を変えてもっと色々なことに挑戦してみたい」という思いが強くなったんです。
転勤や異動があることへの不安も、もちろんありました。でもそれ以上に怖かったのは、新しいことに挑戦しなくなってしまうこと。「このままでいいのか」と自問自答する日々が続いていたとき、代表の金から誘ってもらい、獲れるコトバ執筆社への転職を決意しました。
──獲れるコトバ執筆社に入社した決め手は何でしたか?
安定よりも、自身の可能性もっと試したり、躍動感のある人生を生きたかったからです。安定した環境にいることは嫌いではありませんでしたが、それだけでは物足りない。もっと挑戦できる環境で、自分の力を試してみたいと感じていました。
当時の私は26歳で、次のステップを考えるには最適な時期だと自分でも分かっていました。しかし、日々の仕事に追われ、まともに転職活動ができず……。そんなとき、転機が訪れました。コロナ禍で濃厚接触者となり、宮城県仙台の自宅で1人、自宅待機を余儀なくされたんです。静まり返った部屋で過ごす時間の中、ふと金から連絡が入りました。
金はその日仙台駅のカフェで私を口説いてそのまま観光もせずに牛タンも食べずに帰っていきました。
もともと心の奥底に「一度は東京で働いてみたい」という憧れはありました。そして何より、信頼している同級生が、ここまで本気で誘ってくれている。その事実が、大きな後押しになりました。
もちろん安定を手放す怖さ、慣れない環境へ飛び込む不安はありました。しかし、ふと思ったんです。「このチャンスを逃したら、きっとこれ以上ワクワクできることは人生で起こらない」と。そう思った瞬間、気持ちは決まりました。
出会った頃から、情熱と行動力のある人だった![]()
──代表の金さんとは、どのような関係性だったのでしょうか?
金とは中学、高校の同級生です。お互いに在日韓国人の通う学校に通っており、昔から気の置けない仲でした。
高校の部活動で金と苦楽を共にしました。私と金は同じラグビー部に入り、先輩に揉まれながら毎日汗を流していました。金は昔から熱血で、私はどちらかというとマイペース。どちらかというと文科系だったため、激しいスポーツは正直得意ではなかったんです。
そのため、金とは部活への温度差でぶつかることもありました。しかし、不思議なもので、ぶつかり合った経験があったからこそ、お互いをより深く知ることができたんだと思います。なんだかんだ一緒に居た時間は楽しくて今でも記憶に残っています。あの頃の経験が、今こうして仕事で再びタッグを組むことにつながっているのかもしれません。
未経験からの挑戦でも、努力にしっかり応えてくれる環境![]()
──入社してからは、どのような仕事をしていたのでしょうか?
クライアントの商品をより多くの人に届けるために、広告の制作や配信を行っています。私はディレクターのような立場で、広告の内容や構成を考え、制作チームや外部スタッフに指示を出して進行します。
入社当初からこの業務を担当しており、現在5年目になります。4年目の終わり頃からは、実際に広告の制作や運用にも携わるようになりました。
──未経験からのスタートは大変でしたか?
正直、大変なことも多かったです。前職では社内専用ツールを使用したり体を動かすことが多かったため、入社当初はIT関連の知識が全くと言っていいほどなかったんです。代表の金も心の中では「そこから!?」と思っていたかもしれません。
それでも金は、根気強く丁寧に教えてくれました。最初の頃は正直ついていくのに必死でしたが、振り返ると、あの一つひとつの時間が今の自分をつくってくれたと思います。
今では、自分のもとで動いてくれるメンバーも増えました。人に教える立場になってみて、初めて「伝える難しさ」や「育てる大変さ」を実感しています。あのとき金がどれだけ時間をかけて向き合ってくれていたのか、今になってようやくわかりますね。
3億9,000万の成果につながった、地道な積み重ね![]()
──2024年に売上3億9,000万を達成されたそうですが、未経験から3年でこの成果はすごいですね。
ありがとうございます。ただ、この成果は決して私ひとりの力ではありません。代表の金が築いた基盤があり、優秀なパートナーたちとチームで取り組んだからこそ、ここまでの結果を出せたと思っています。
その中でも私が意識してきたのは、自身の感覚だけに頼らず、世の中のトレンドや流行りのリサーチを怠らずにそこに+αでオリジナリティを加え、トライ&エラーを繰り返していくことです。広告の反応を見ながら、ベースとなる動画の型をつくり、冒頭や構成、表現を少しずつ変えて検証を重ねていく。そうした試行錯誤の積み重ねが、結果的に月1,200本という膨大な制作量につながりました。
獲れるコトバ執筆社では、テレビCMのようなブランディング重視の広告ではなく、ネット広告を中心に「どうすれば売れるか」「どうすれば反応が得られるか」を追求しています。見た目の美しさはもちろん重要ですが、それ以上に結果を出すことを大切にしています。
試して、改善して、また試す。その繰り返しの中で、地道な努力が確かな成果につながることを実感しました。
仲間と高め合いながら、成長できる場所![]()
──獲れるコトバ執筆社の業務内容は、大手の広告代理店と比べてどのような違いがありますか?
大手の広告代理店は分業が進んでおり、企画、撮影、運用などの役割が分かれていることが多いと思います。一方、獲れるコトバ執筆社は少数精鋭で、リサーチから素材集め、撮影、編集、配信まで広告制作の一連のプロセスを自分たちの手で行います。
だからこそ、「自分の手でつくり上げた広告が、どう反応されて、どう売上につながったか」を、ダイレクトに感じられるんです。数字が動いたとき、それが自分の工夫や努力の結果だと分かる。この実感は、何にも代えがたいやりがいになります。
──前職の大手企業と比べて、働く環境に違いはありますか?
同世代のメンバーが多く、フラットで話しやすい雰囲気です。前職は周りが年上だらけで、成果至上主義な部分がありましたが、今はチーム全体で一つの目標に向かって動く感覚があります。
意見を言いやすく、お互いの得意を活かし合いながら進められるので、自然と成長スピードも上がるんですよね。いわゆるお局のような存在もいなくて、上下関係よりも「仲間意識」の方が強い会社です。
──会社としての面白さはどんなところにありますか?
一番は、自分の頑張りがしっかり反映されることです。大企業のように評価基準や昇給ラインが固定されているわけではなく、成果や姿勢次第でどんどんチャンスが広がります。
代表の金も「頑張る人がきちんと報われる会社にしたい」という想いがあり、それが実現されていると思います。
会社自体も成長フェーズにあるので、「自分の力で組織を大きくしていく」感覚を味わえるのも面白さのひとつです。レールの上を歩くより、自分たちでレールをつくっていく実感があります。
未経験からでも、挑戦を楽しむ人が一番成長できる![]()
──どんな人が活躍できると思いますか?
仕事を前向きに楽しめる人が活躍できると思います。
この仕事は業務の幅が広く、広告業界の経験者であっても最初はゼロから覚えることが多いです。だからこそ、広告未経験でもまったく問題ありません。わからないことを素直に聞き、吸収していける人ほど成長が早いです。
ガチガチの縦社会で堅い仕事よりも、同世代で切磋琢磨しながら高め合えることが好きな人であれば楽しく仕事ができると思います。「土日を楽しむために平日を我慢する」というよりも、「平日の仕事も含めて、毎日を充実させたい」と思える感覚。仕事とプライベートを分けて考えるのではなく、どちらも自分の人生の一部として前向きに楽しめる人が、この会社ではイキイキと働いています。
社内は同世代が多く、明るくてユーモアのあるメンバーばかり。冗談を交えながら意見を出し合い、前向きに挑戦できる環境です。仲間と一緒に楽しみながら努力できる、そんなアグレッシブさのある人なら、結果とやりがいの両方を手にできる会社だと思います。
──最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。
「今の環境に、これ以上の成長が見えない」「同世代と高め合いたい」と感じている方と、ぜひ一緒に働きたいですね。獲れるコトバ執筆社は経験よりも挑戦する姿勢を大切にしているので、どんな経歴の人でも素直に吸収して行動できる人ならきっと活躍できるはず。
上下関係や派閥のようなものはなく、みんながフラットに意見を言い合える。仕事に対してまっすぐで、明るくて、ちょっと個性的。そんなメンバーたちと一緒に働けるのは、この会社ならではの魅力だと思います。
未経験でも、経験者でも関係ありません。必要なのは「もっと成長したい」「おもしろい仕事をしたい」という想いだけ。仲間と切磋琢磨しながら、本気で仕事を楽しめる方と一緒に働けたら嬉しいです。
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異業種から挑戦し、いまではチームを牽引する存在となった渭川さん。
うまくいかない日も、笑い合いながら前に進める仲間がいる。できなかったことが、できるようになる喜びを共有できる。そんな環境が、ここにはあります。
「仕事が楽しい」と思える瞬間を、ここで見つけてみませんか?