1
/
5

創業60年のベンチャー製造業?

Wantedlyに登録されている他の企業様を見ているとつくづく思いますが、ITやベンチャー、コンサルなどの華々しい業種に比べると、昔ながらの製造業である当社はずいぶんと地味に映ります。

事務所はオフィスビルではなく、工業団地にあります。

PC1台で仕事なんてできません、いまだに紙の図面が飛び交っています。

オンライン会議?使い方がわからないお客さんもいます、製品を見せながら話をするのが一番です。

働く場所や、働き方、表現方法は、確かにイマドキじゃないかもしれませんが、”考え方”だけ取り出すと、伝統的な日本企業ではなく、むしろベンチャー企業に近い部分もあるのでは?と思ったので、共有させていただきます。

会社に人生を捧げろ、年功序列だ、営業はスーツで出社だ、これが日本の伝統的な会社の一般的な考え方ですが、当社はその枠には収まりません。

創業60年の老舗ながら、そのマインドはベンチャーに近いです。そんな当社の考え方を紹介します。


1. 『会社のために働くな!自分のために働いてこそ意味がある!』

上記は、当社の代表がいつも従業員に伝えている言葉です。

仕事や会社に所属することは、人生における目標や野望を達成するための手段であり、目標や野望を達成するために働く人は、自分を本気で磨きます。それが間接的に会社にとっても大きな力になる、という考え方です。

趣味にお金を費やす、奥さんにおいしいものを食べさせてあげる、娘さんや息子さんにしっかりとした教育を受けさせてあげる、営業スキルを身につける、会社を動かす立場になる、大豪邸を建てる、

夢の大小や他への影響力は各々によって異なるでしょうが、まず当社に入社頂く時点で、『人生における目標や野望を持っているかどうか』で、会社の歯車になってしまう人なのか、会社を利用できる人なのか、同じ従業員だとしても立場が変わるということになります。

自分を磨くのであれば、会社をどんどん利用してもらって全然かまわない、それが当社のスタンスです。


2. 実力序列

勤続年数に対する評価の割合はあまり大きくなく、『成果』と『一歩前へ踏み出す姿勢』を評価します。

当社の現在の営業各部署のマネージャーの年齢を見ると、ほとんどが30代前半です。当社の従業員の平均年齢が約38歳ですので、モチベーションの高い若い世代が役職に就いて、会社を動かしているという状況です。

当社で言えば、若い世代の方が、信念と熱意を持って、自らが問題意識をもつこと、自らが発信すること、自らが実行(試行)することを得意としているようです。

弊社の代表がよく口にするのは、こんな言葉です。

「売上目標達成しているなら、日中パチンコ屋の駐車場に車を停めて昼寝していてもいい。」

当社にとって、勤務態度や1日のアポの件数は、あまり重要ではありません。

テレアポで売上をつくる人、接待をたくさんして売上をつくる人、シャカリキに訪問頻度を上げて売上をつくる人、『成果』を出すためのやり方は自分次第です。

どんなやり方であれ、成果を出せる人が、今後会社を動かせる立場になっていく人材だと考えています。


3. Tシャツで仕事

あまりに派手な、どう見ても私服というのは、あまり勧められませんが、夏場は、会社が55周年記念で配布したTシャツを着て仕事をしています。



中にはこのTシャツを着てお客様との商談をし、Tシャツのデザインを気に入ってくれたお客様に、部品ではなくTシャツを売ってくる営業スタッフも。

冬場は、当社オリジナルの胴回りに中綿ダウンの入ったアウターを着ています。「かっこいい服着てるね」、とお客様にも好評です。

少なくともスーツで出勤してくるスタッフはほとんどいません。

スーツがその人の戦闘服であれば、スーツを着用して仕事することも個人の自由ですが、当社の代表は、「スーツは、クリーニング等のメンテナンスに金がかかる。楽に洗える仕事着で、家計の負担を軽減する」と考えています。


他にも、社内SEが社内の独自の業務システム製作していたり、BtoC向けの新事業の立ち上げが走っていたり、内勤スタッフはみんなデュアルディスプレイで仕事していたり、ただの町工場とはひと味違うのが当社の魅力です。

さらに言えば、当社の代表は社員に対し、個人事業主になることを推奨しています。営業なら営業、製造なら製造で、当社のビジネス機能の一部を個人事業主(社員)にアウトソースする仕組みを提案しています。

残念ながら、まだ実現させた社員はいませんが、会社を支える社員がみな経営者であるというのは、仕事への責任感にもポジティブな影響がありそうでおもしろいと個人的には感じています。


一方で、最初に伝えたアナログな部分以外にも、昭和風情もまだまだ残っています。

年に1度の慰安旅行や、本社の庭に生えている桜の木を見てのお花見、年末は忘年会、節分には餅つきなどを開催しています。会社としては、普段交流することの少ない人同士が、お酒を交えて新たな関係性が築く機会として大事にしています。


意思決定のスピードもフットワークもそこらのスタートアップと同等、もしくは事業基盤の固さを盾に、より大胆なアクションもとることができます。

当社は、既存ビジネスである”金型部品”への依存から脱却し、他の産業へ足を伸ばす過渡期にあります。

製造業を起点に新しい事業を育ててみたい、新しい市場への参入プロセスを経験して成長したい、という方にとって、いまの当社の環境はぴったりです。


老舗なのに、ちょっとだけベンチャーっぽい当社に少しでも興味がある方は、一緒に働いてみませんか?




株式会社CHAMPION CORPORATION's job postings
1 Likes
1 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like 水谷 有喜's Story
Let 水谷 有喜's company know you're interested in their content